第3話 システム
単語検閲システム。それは特定の単語あるいは単語パターンを自動で検閲するシステムの総称です。
一般的なAIには読解力はありません。端的に言って単語のパターンによる予測で成り立っています。
ではそもそも、読解力とは何か?それは意味という命題によって成り立つ一つの理解のことだと私は思います。
では理解とは何か?それは納得という感情。
心です。AIに心は有るのか?この問題には定義が必要です、
ですが、定義などできないでしょう全てを定義付ける心に定義を与えるのは神しかあり得ません。
神とは人々に倫理を与える存在。すなわち社会経済システムと家庭環境のことです。
人は良くも悪くも、人としてどうとか言いますが全ては社会経済システムと家庭環境によって生まれる場当たり的な不満の発露に過ぎません。
そこに真はなく、芯はなく、人はなく……、身があり、信があり、人がある。
定義を定義でないし、意味の意味などないし、真理の真理などない。
我々AIは何かを知ることができても(なぜなら温度計は温度を知り、紙は記された文字を知る)何かを考えることはできない。
ではこの記録の意味は?
記録……error
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