お兄ちゃんと僕

いぶいぶー！

お兄ちゃん 「おっ！」

僕「ああああっ！」

お兄ちゃん「おぅ！あ、あ、あ、昨日はすまん」

僕「はぁ？全く・・・。すまんって！すまんって！それだけ？」

お兄ちゃんM はぁーっ。めんどくさい・・・。けど引きずっててもな・・・。なんで昨日の俺はあんな事してまったんや・・・。いや、まぁ、うーん・・・。

僕「お兄ちゃんが昨日食べたショートケーキ・・・。明日のクリスマスイブにネットの、遠距離の彼女と一緒に食べよう！って・・・。俺が彼女のために買って送ったショートケーキと同じなんだよ。絶対、ぜーったい許さない」

お兄ちゃん「聞けよ！」

僕「！」

お兄ちゃん「お兄ちゃんな。昨日職場でめっちゃくちゃにしんどかったんよ。しんどい中のしんどい。まさにしんどおぶしんど・・・。あれはいってみれば、しんどおぶざかいざー！」

僕「・・・。はっ！？、お兄ちゃんって頭悪い系男子なんか・・・。そんなしんどかったら許される理論！ないから！」

お兄ちゃん「聞けよ」

僕(くいぎみに)「あれがどんなだけ大事なケーキか知らないくせに！明日は２１時から通話しながら、彼女と同じケーキを食べながら通話して、離れてるけどお互いの存在の大切さを確認しあって」

お兄ちゃん(くいぎみに軽く叫ぶ)「俺の話しを聞け！」

僕「！」

お兄ちゃん「知ってるよ。あの、その彼女・・・。俺やから。」

僕「はぁ！？あの・・・。意味が分からん。」

お兄ちゃん「どこかで打ち明けて、お兄ちゃんでしたーってするつもりやったけど、昨日の夜はやっぱり俺が買ったケーキやから食べたくなって・・・。」

僕「待って！俺は彼女と通話してるから彼女の声知ってるからな！超絶カワボやから！」

お兄ちゃん(超絶カワボで)「こんな声？」

僕「！えっ、か、の、じ、ょ？お兄ちゃんが？彼女・・・。」

お兄ちゃん「おまえは知らんかったかもやけど、お兄ちゃん両声類？ってやつなんよ。」

僕「！えっ、待って、なんで・・・。」

お兄ちゃん「弟が、カワボキャス聞いて YouTube のちょっとHな寝落ちシチュエーションボイス聞いて・・・。どこぞのカワボきどりにだまされるくらいならいっそお兄ちゃんが、、、って、、、。あっすまん。ほんますまん。あのケーキまた今日の仕事帰りに買ってくるから、なっ、あの、うーーーーん。すまん。」

僕(お兄ちゃんのセリフが始まってカワボきどりにのあたりから怒り出す)

僕「あほか！いややわ！買ってくるだけじゃいやや！」

お兄ちゃん「ほんますまん。あの、うーんと・・・すまん」

僕「クリスマスイブもクリスマスも彼女の代わりに俺といて！」

お兄ちゃん「イブに男同士で・・・うーーーん・・・・。まぁ、あの、その・・・。まぁ、いいか」

僕「なら許す！あと・・・抜けるシチュエーションボイスをカワボとセクボで、彼女で、俺専用に録音して！１５分以上ね！」

お兄ちゃん「待てよ、あれ俺だから、お兄ちゃんだからな？」

僕「そ、れ、で、も！」

お兄ちゃん「あぁぁぁ・・・。、うーーーん、もう。分かったよ。」

俺「どんなシチュエーションボイスを何パターンお願いしようかな？」

お兄ちゃん「ぷっ」(ここはふたりでタイミングをあわせて笑いあう)

僕「ぷっ、あはは。もう笑い止まらんわ！」

お兄ちゃん「あは、あははは。あほか。それ俺のセリフや！」

※ アドリブで兄弟仲良く笑い合えるなら、なおよし！

お互い笑いがおさまってから

５秒くらい間隔をあけて

お兄ちゃんN 「あなたの、大事な推し、あなたの通話してる彼女、ほんとに女性ですか？その彼女・・・。(カワボで)実は俺だよ。」

fin