2019.1.6

君はいない

季節はめぐる

桜を踏み散らし 陽に焦げて

乾いた街は 色彩を失う

ボクの日常が ひび割れても


君はいない

日々は流れゆく

朝日を浴びて今日をこなし

煌めく空に手を伸ばせば

まばたきひとつで 今日が始まる

この世界に 誰が欠けても


君がいないと嘆いても

世界は何も 変わりやしない

それなら僕は

どうしようか?

どんな言葉を連ねても

綺麗に見えてしまうから

小汚く生きようか

どす黒くもがこうか

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