旧刊

ともり

2018.9.17


さめざめと空が泣く

息を吸うと冷たい風が身体を駆け巡る

傘もささずただそこにいる

隣を走り去るヘッドライト

視線の先に続くテイルランプ

ぴかりきらりと かがやく

夜空に輝く星たちも

100万ドルの夜景だって勝てやしない

私の人生で いちばん美しい ひかり

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