生まれたばかりで、

まだ瞼も開いてなかったのに。

私の視神経を焼いたのは、鮮烈な光。

誰よりも高貴で気高い最高の女神。

天照大御神（あまてらすおおみかみ）の姉上。

私を見て下さい。

私をこそ視て下さい。

伊邪那岐命（いざなぎのみこと）の父上の左目から生じた姉上には、

対（つい）の右目から生じた私こそ、夫に選ばれるべきなのです。

地球なんて観ないで。

★☆★

月読命（つくよみのみこと）。

地球を素戔嗚（すさのお）と書くべきか迷った。

私の脳内の月読命は、天照大御神に恋焦がれ過ぎて、ルナティック（精神異常）しておりますの。

☆★☆

次のお題は〖砂浜〗

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