第154話 小窓 ① 《1-280》-2⃣
あれは、私を愛した男。
「やってない! いや、ヤったけど─」
部屋と部屋を間地切る壁の向こう。
マジックミラーの嵌め込まれた窓越しに、
机を挟んで座る背広の刑事にイラついて、声を荒げてる。
「どうですか?」
「間違い…ありません。私を強姦したのは、あの男です。
だから、妹も…殺したのも…きっと」
★☆★
〖1年目:第280話 いちごオレ 《1-280》-1⃣〗
https://kakuyomu.jp/works/1177354055155560375/episodes/16816700427058407008
刑事ドラマの取り調べ室と、その横の部屋との間にあるマジックミラーの窓は、小窓でいいよね、って思ってさ。
それで、最初は、結婚詐欺とか、そんな感じのを想定してたんだけど、何故か、こんな事に。
妹ちゃん…ここまでは、考えてなかったんだけどなぁ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます