第151話 眼中にない 《1-009》-5⃣

幼稚園の頃から、俺はアヤの目の前に居た。

本当に眼中になかったんだな。


「まぁ。綺麗」

「お義母様。不束者ですが…」

「そんな他人行儀はいいから、ウエディングドレス。もっとよく見せて頂戴」


はしゃぐおふくろを横目に、俺はどんな顔をすればいい?

俺の童貞を食ったくせに、よく兄貴の嫁になれたな。




★☆★


語り部=アヤちゃん以外、眼中になかった。

アヤちゃん=語り部の事は、眼中になかった。


〖白いカーテン〗

https://kakuyomu.jp/my/works/16816700427430021224

で、この事は書きました。


アヤちゃんは、本当に彼の事はアウト・オブ・眼中なので、

〖2年目:第148話 危機的〗

とは無関係。

アヤちゃん、フツーにお兄さんと幸せになります。


それから、アヤちゃんの名誉(?)の為に(私の妄想内での)補足をしますと、語り部とお兄さんは年齢に開きがありまして、アヤちゃんは、語り部のお兄さんと知らずに、県外で社会人になってから交際をはじめました。

なので、結婚の挨拶に行って、(あら、びっくり)って感じだったんです。


前作は

〖2年目:第143話 匂い立つ ③ 《1-009》-4⃣〗

https://kakuyomu.jp/works/16816700427843453546/episodes/16816927860322700781

ですが、話としては、

〖1年目:第277話 精神修行 ② 《1-009》-3⃣〗

https://kakuyomu.jp/works/1177354055155560375/episodes/16816700426987207507

から5年(以上)後ってとこですかね。



☆★☆


次のお題は〖ピロートーク〗

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