フォース・ピリオド  犯し続ける過ち、そして、その果てに

 私は橋場の部屋の中で、誤って、手の近くに有った蟹の殻を割るときに使うはが鋸状で先端が鋭く二つに分かれているそれで彼を刺してしまっていた。その様なことをする積りなど・・・、無かったのに。


 橋場が私の呼び鈴で、玄関に出てきたときに、私達がお互いを認識するのに数秒の隙間が出来ていた。

「お前???彰なのか?新田彰なんだなっ!」

「橋場君・・・、橋場雅巳君ですね?」

「白々しい口聞きやがって・・・、って全然それっぽく聞えねぇのはなんでだよっ!チッ、何しにきやがったんだ。・・・、とりあえず、中には入れよ。周りからやっかみの目を貰いたくねぇからよ。・・・、・・・、・・・、若しかして、あれかぁ、口封じのために俺も殺しに来たってやつ」

 橋場のその言葉の意味をその場で直ぐに理解できなかった。中に入りながら、私は橋場に率直に私の聞きたい事を口にした。

「橋場君、キミは・・・、かぁ・・・、いや、海星高校の仁科理事と会っている様だがどういった理由でうちの学校に訪れている?」

「うちの学校?お前、若しかして、アソコで教師とかやってるわけぇ?人殺しガッ!良くそんなもん出来たもんだぜ。若しかして、オレが仁科先生を脅してるとでも思ってるわけ?跳んだ、お笑い種だぜ。オレはよっ、はっきりと言ってやったんだよ。お前が自首シロ、ってな」

「それは出来ない」

「もう、朱鳥はしんじまった。それの恨みでお前をぶっ殺した所で、朱鳥が戻ってくるわけねぇ、って事、ちゃんとわかってる。だから、オレは復讐なんチヤ、手前にする積りねよ。朱鳥だってそんなの願っちぁ、ねえからな。だから、もう諦めて自首しろ」

「橋場君、キミは私の一体何を知っている」

「十五年前の雄太の野郎の親父をお前がやったって事、仁科先生が、どうしてなのかお前を車に乗せてどっか走って行った、って事。手前が、朱鳥と、お前の幼馴染みをやっちまった、って事。全部だよ。そして、仁科先生が、お前の逃げる手引きをした。仁科先生は人殺しの手伝いをしたんだ・・・、・・・、しかし、よく生きてたもんだぜ。てっきり俺も雄太も、お前は死んでいると思ってたんだからな。行ったんだぜ、雄太と二人して、お前の葬式に・・・」

「橋場君、キミの言っていることは殆ど間違いじゃない。しかし、二つだけ違う点がある。事実、私は加奈を殺しては居ない。しかし、私が殺してしまったのと変わりないがな・・・」

「いみがわかんねぇぜぇ?」

「二つ、那智朱鳥は生きている」

「良くそんな嘘がつけるもんだぜ?ここ、逝っちまってん?」

「そうかもしれない。・・・、しかし、嘘ではない。彼女は生きている。確かに生きている。若し、橋場君が仁科理事のことも、私の存在も、忘れてくれるのなら、彼女の居場所を教えてやってもいい」

「取引って奴?残念、応じられねぇえよ。確証ねぇからな。それに、いくらもし、朱鳥が生きていても、人殺しをのさばらせてるほど、おれは腐ちゃぁいねえんだ。本当に朱鳥が生きてんなら答えロッ!」

 橋場は言葉と一緒に私に襲い掛かってくる。私は後ろに逃げた。そして、キッチンに追い込まれると、ガラス戸や引き戸の無い食器棚に背中からぶつかって尻餅を突いてしまった。その時に棚に有ったものが手元に幾つか転げ落ちてくる。それから、私が何かを握って、それを前に突き出したときに、彼もまた私の足が取られたコードに足を引っ掛けて、そのまま私の方に倒れこんできてしまった。

 不運にも私の持っていたものが彼の腹部に突き刺さってしまっていた。私は橋場を介抱してやればよかったものを、彼を突き飛ばしてしまっていた。応急処置をして、救急車を呼べば、助かるかもしれなかったのに、私は彼を見捨ててしまう。このまま生かしておけば、橋場は私と母さんを訴えかねない。私達の秘密を知るものは生かしておいてはいけない。

 私は過失でも彼を傷つけ、殺す原因を作った事に変わりない。凶器をその場に残して置いても、私がこれを握っていた事は橋場以外判らないだろう。しかし、私はそれをポケットに仕舞っていた。

 橋場の部屋を立ち去る際、彼はまだ息があった。体を引き摺りながら、私の事を追いかけようとしていた。その時私と彼の目が合ってしまう。彼の瞳は憎しみや、怒り、悲しみではなく、私に対する憐れみの様な瞳だった。そんな彼を見捨ててしまおうとする私が、嫌だった。しかし、彼が生きていることは私にとって・・・。

「アスカは・・・、朱鳥は何処・・・だ。朱鳥・・・を・・・か・・・え・・・・」

 それ以上先の言葉を聞かないで、その場を後にする。血の突いてしまった上着だけを脱ぐと、それを丸めて、誰にも見付からない様に、橋場の部屋の隣にあった非常階段を使ったマンションを跡にした。そして、私は知らない。ほぼ時を同じくして私と入れ替わる様に橋場のところを訪れた二人の人物がいた事を。

 私は自動車の所まで戻ると、直ぐに蒲田を後にした。それに乗って一時間、江東区付近まで、戻ってきた頃、一本の連絡が私の携帯電話に入ってきた。それは秋葉母さんからだった。

「彰、貴方、今どちらにおいで?お家にはいないのでしょう?先ほど、わたくしの親友の刑事様から、一つの連絡を頂いたのです。・・・、橋場雅巳君がお亡くなりになられました、と。彰は彼の事を私に何度もお聞きしてまいりましたわね。私は彰を疑いたくありません。ですから、ですから、正直に私にお答えください。彰、貴方が・・・、ないのですよね?」

「秋葉ママー・・・、・・・・、・・・・・、ごめんなさい。仕方がなかったんだ、あいつが、あいつが・・・、そうだよ、僕が、僕が、・・・、僕が橋場君を殺してしまったんだ。紀伊さんも、そして、明智君も・・・、ママー、ママー、御免なさい」

 私は運転中、子供のように涙を流しながら、子供の頃の様な口調で母にその様に伝えていた。そんな状態だった為に、運転の操作を誤り、ガードレールに少しばかり車を擦り付けてしまっていた。電話を切るのと同時にブレーキを掛けて、一旦車を停めてから、涙を拭い、再び車を走り出させた。

 私はそのまま、自宅には帰らず、あの教会に向っていた。

 教会の中に入ると、開けっ放しだというのにも係わらず、随分と無用心に牧師も、シスターも誰もその場所には居なかった。私は、懺悔室に篭り、独り、ひたすら懺悔するだけだった。それから、どれくらい長く懺悔をしていたのだろうか、私が居る非常に小さな部屋の扉を叩く音がした。出てみると、他の利用客のようだった。

 教会の中を一望すると、ステンドグラスから、弱い光が差し込んでいた。正面玄関の方を向くと、雨が降っていることが解かった。しかし、矢張り、牧師もシスターも居ない。私以外、その場所を使いたい、と言う人が居るなら、いつまでもそこにいる訳には行かない。そして、私は教会を離れた。その場所を離れてから、意味もなく、激しい雨に打たれながら、私が勤める海星高校よりも、数倍も広い公園の中を歩き回る。何時しか、その公園に面する一つの運河まで辿り着いていた。普段なら穏やかな流れのその場所も、今は、激しく降り続ける雨で、流れの勢いが相当変わっていた。

 豪雨、強く、激しく、厳しく、私に降り注ぐ雨。しかし、私の罪を洗い流してくれる事はない。

その様な雨の中に、又、意味もなく、朧気に運河を眺めながら、立っているだけだった。

「ケッ、こんな所に居やがったかっ!」

 私はその声に呆けていた意識を取り戻し、それが聞えてきた方角を振り向く。だが、雨の為、視界が悪く、翳んでしまっている私の目には、それが誰であるのか認識するのに、僅かに時間を要してしまった。その声の持ち主は、徐々に私の所に近付いてくる。制服姿のままだったその男、聖稜学園の制服。・・・、一週間遅れて交換学生として、私の学校に編入してきた学生の片割れ。名前は、来栖勝彦だったはずだ。彼は私を睨みつけながら、言葉を向けてくる。

「あいつの頭の出来は、流石の俺様も、まったく理解できねぇ。だがよっ、彼奴は、お前が、俺様たちに嘘をついた、って解かったときから、ずっと怪しいと考えていた。だからよっ、あいつの頼みで、仁科彰っ!アンタに一つの種を仕掛けておいたのよっ!カズトにとって明智ってセンパが殺されちまったのは誤算だったみたいだぜ。ナンセ、あいつ変な所で偉く律儀な奴なんでな、そのセンパよりも、検察とやらが、裁判を簡単に進めるために必要な情報ってヤツを集めないといけないんだとか言って。それを明智センパよりも、先に集めてやる、って意気込んじまってよ。結局今日まで掛かっちまうって訳だ。アンタに仕掛けた種、センパの時は咲いてくんなくて、センパが殺された場所でその証拠を見つける事が出来なかったけどよ、ハシバン所は違うぜっ!ちゃんと、これが咲いててくれたんだッ!まだ、計斗にゃァ、このことは言ってねぇが、直ぐにお前を追いかけてくんぞ。観念しちまえよ」

「貴様は、私の何を知っている?」

「はぁん?なに言ってだぁ?カズトが俺に全部教えてくれてっからよ。それが全部マジホンなら、アンタが、紀伊を殺ッタのも、明智センパを殺ッタのも、十四年前の事件とやらに関係してる事も、全部知ってんぜ」

「私と、仁科理事の関係は・・・」

「共犯なんだろう?それ以上はしんねぇよ。まあ、お前が捕まれば、内んところの理事と同じくらい凄くたって、残念だけど、お縄ね、こりゃぁ」

「そんなコトは、私が許さない」

「なぁ~に?ウンじゃァ、俺様も、紀伊や、明智センパと同じく、殺ろう、ってんのか?ハッ、残念、やられるわけにゃァいかねえぜ。カズトとの約束があるからな。あんたが、メチャ強のスタガン持ってんのは知ってんぜ。だからよっ、対策済み、って奴。俺様には効果ねえよ」

 私はポケットに忍ばせっぱなしだったあれに手を置き握り締める。

「私が、警察に捕らえられるのは構わない。私だけが、刑を受けるのなら、それが死刑であっても構わない。だが、だが、ママー、だけは・・・、ママーだけは」

「はぁん?」

「にしなくぅーーーんっ!やめえてぇぇっぇええぇぇぇぇぇえぇぇえぇぇえぇっぇ」

 聖稜のその学生は私の言葉に意味が理解できずに顔をしかめる。遠くから、誰かが、私を叫ぶ声が届いていた。しかし、既に動き出してしまった私の体はとまらない。かなり私に接近していたその生徒に飛び込み、持っていた凶器で彼の腹部のどこかを突き刺していた。そして、その勢いのまま体当たりをして、彼を運河の中に突き飛ばしていた。

「クッ、シクッタァ・・・」

 彼は濁流の中に沈んで流されてゆく。濁った運河にも、彼から血が流れ出しているのがわかるように一部の色が鮮血に染まっていた。

「仁科くん、早く、彼を助けて、これ以上罪を重ねないで・・・」

「どうして、貴女が?」

「私のことよりも、早く、かれをっ!お願い、仁科くん、お願いっ!私の知っている仁科君はそんな人じゃないでしょうっ!」

「貴女に私のなんが分かるというのですっ!クッ」

 私は濁流の中に飛び込んで、流れに任せて生徒が進んだ方向に泳いで行く。聖稜の生徒は途中で岸の近く何かに、制服が引っ掛かっていて、それ以上流されてゆく事はなかった。私は意識を失っている彼だけを運河から、持ち上げると、私は力尽きて、そのまま流されてしまった。

 越後梓紗、彼女が私を呼ぶ声が聞える。だが、私には届かない。

 時間だけが過ぎる。私はあのまま流されて、意識を失う中で死ぬのではないか、と思っていた。しかし、私の兇運は今も変わらない。誰かに助けられていた。目を覚ますと、そこは見覚えのある教会の中だった。

「お目覚めですね?まだ、身体を起こしてはいけません。体中傷付いておありなのですから・・・」

 ブロンドの長髪で双眸に翡翠色の瞳を持ったシスター。私はその彼女が誰であるか知っていて、彼女が私を誰であるか忘れている人。

「今何時ですか?」

「はい、現在は午後一時二十一分です。貴方をここにお連れして、まだ、数時間とお経ちしてませんのよ」

「助けてくださった事に感謝します。私はこれにて失礼・・・」

 私は無理に体を起こして、その場から立ち去ろうとすると、シスターは私を引き止める。しかし、彼女と一緒にいる訳には行かない。彼女を振り払って、私はその場を立ち去った。私は一旦、自宅に戻り、着替えされていた服を脱ぐと私の服に着替え直して、暫く休んでいると同僚から、連絡が入って、学校に来い、と命令された。私はその連絡に途方もなく、不安を感じたが、行って見れば、ただ、単に仕事を手伝えという事だった。

 その仕事も、それほど難しい物ではなく、午後四時半少しぐらい前に終わりを告げる。廊下に出て、外を見るとまだ雨は降っていた。私が居た校舎は教職員の駐車場が見える場所だった。そこから、無論私が乗ってきた自動車も確認できる。・・・、・・・、・・・???

 私の目が可笑しくなってしまったのだろうか?今日はこの場所にあるはずがない車が一台と待っていた。本来なら、その車は持ち主の自宅か、京都になければおかしいはずの物だったからだ。私は急いで、理事室に向かう。周りには誰も居ない。扉が少し開いている。

「ママー、居るのですか?・・・、・・・、・・・、ままー、ままー?秋葉ママァァあぁっぁあぁっぁぁぁぁぁぁああぁぁぁっぁぁぁ」

 秋葉母さんは椅子に座りながら、腹部に刃物を差して倒れていた。近くに駆け寄って、母親の意識を確かめる。だが、私の声に答えてくれない。私は、秋葉母さんに突き刺さっているものを抜き取って確認してしまった。そして、近くには遺書と書かれた封筒があった。それに手を伸ばそうとした、その瞬間を一人の少年、少女に目撃されてしまう。

「やっぱりアンタだったのか?仁科彰っ!」

「キミはっ!クッ」

「そうやって、共犯の仁科理事までも口封じのために殺すのか?貴様っ、一体何人の人間を殺せば気が済むんだッ!その手で俺の大切なあいつにも手を掛けようとしたのかっ、くずがっ!」

「これは、違うんだ、これは・・・、・・・、・・・、貴様等のせいだぁーーーっ!貴様等が、貴様等ガッママーを・・・、ママーを・・・うわぁあぁぁあぁぁぁああっぁぁぁぁっ」

 すべては私自身の所為である筈なのに、遺書と書かれた封筒が有った事により、母さんが自殺をし様としたことが理解できる。その様な状況に追い込んだのは私の所為なのに、秋葉母さんを失ってしまった為に胸中に渦巻いた憎悪を、怒りを、どの様な責任もない目の前の二人と、私を追っていた者達に対して、ぶちまけてしまっていた。

 私は一体その時にどの様な表情をしていたのだろうか?二人は逃げ出してしまった。しかし、もう何もかもおしまいだ。母さんが死んでしまった以上。私も生きている必要がない。ならば、私と、母さんの秘密を知っているあの二人を、追いかけて、この手に持っているドイツの音楽コンクールで最優秀賞を頂いた時に貰った記念のダガーで・・・。総てをけしてしまおう。

 私はゆっくりと二人を追った。すると、簡単に二人に追いついてしまう。若槻の方が、足に怪我を負ってしまったらしい。たしか、東城計斗。その名前で有っているはずの聖稜の学生は彼女を背中に抱くと、人間とは思えない速さで走り出した。

 私はその彼を追う。だが、内の学校の国際レベルの陸上選手真っ青の速さで私から逃れてゆく。私の方は急激な疾走で、身体に異常を感じ始めた。しかし、彼を逃がすわけにはいかない。母さんと私の秘密を知る彼を・・・。来栖と言う学生も、あの状況では助かるまい。だから、今、私が追っている二人さえ、消してしまえば・・・。私が二人を捕らえようとする強念が、精神が肉体の制御を凌駕して、体中に走る痛みを忘れさせてくれる。普段以上の運動能力が発揮される。そろそろ、彼との追いかけも、終わりを告げるかのように思える。

 私と、少女を背負う少年は北校門の方に出ていた。校舎から外に出る際に私を打ちつける雨が、まるで熱した鉄板の上に落ちるように、私の体に触れると蒸発して、湯気を作っていた。

 二人を校門脇の大樹まで、追い詰める。その場所は・・・、この悪夢の始まりを告げられた場所だった。

「もう、逃げられないぞ。観念しろ」

「どうして、仁科彰っ!貴様は殺人を繰り返すっ」

 聖稜から来た少年は強気に私に尋ねてきた。答えなくてもわかっているはずなのに、私の言葉など聞かずとも判っているはずなのに・・・。どうせ、このまま殺してしまうくらいなら、聞かせてやってもいいだろう。そう思って私は口を動かし始めた。そして、

「これだけ、教えて遣れば満足だろう?後は貴様等が想像している通りだ。サア、一緒に地獄に逝こう。貴様等が今まで人間として、何の罪も犯したことがないなら、逝き付く先は私とは違うだろうがな・・・、・・・、・・・、しんでくれぇーーーっ」

「そこまでですっ!そこの二人、左に避けてっ」

 そこ声が聞えるのと同時に、私がナイフを持っていた手に痛みを感じた。ナイフはその痛みで、地面に落ちてしまう。振り向いた瞬間、私は蹴り飛ばされて、殊の外、後ろにあった大樹に背中を打ち付けてしまった。そして、蹴り飛ばされたその相手に圧し掛かられ、地面に伏せてしまう。

 痛みに顔を歪め、その人物をはっきりと見ようとした瞬間、その人物と一緒に地中に吸い込まれてしまった。ほんの僅かな間、気を失ってしまっていた。そして、その時に一瞬、橘加奈が、私に涙を流して、悲しい表情を作っている夢を見ていた。

 気が付いた時には私の腕に手錠が掛けられて、二人の警察官に連行される所だった。私の背中の方から、話し声が聞える。そして、その方に振り返る。その時、私に強く声を掛ける人物がいた。

「しばらくの間、キミとはお別れです。ですが、直ぐに会う事になるでしょう。その時はキミを擁護する側ではなく、反対側に立っていますよ、きっと。覚悟していてくださいねっ」

 私は彼の言葉に一体、本当はどの様な感情を抱いたのだろうか?私は一体どの様な表情を作っていたのだろうか?私自身では判らない。

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