第7話
「ヒカリ」
「ねぇ!平瀬...さんだよね?平瀬ハル!ハルって呼んでい?
私、夏目ゆい。ゆいでいいよ。てか、さっきすごかったねー!告られてたじゃん!」
「あ...うーん。でも私あの人のこと、全く知らなくて。」
「あー、あいつは紺野ナツキ。入学早々季節外れのインフルエンザになって、やっと治ったと思ったらチャリでこけて怪我してさ、今日きたばっかだから知らないよね。笑
私、あいつと同中で家も近所の幼なじみだから。」
「へぇ。何か、すごい人だね。からかわれたのかもしれないけど。」
「昔から真っ直ぐなところはあったけど、ナツキは冗談であんなこと言ったりしないと思う。マジでハルに一目惚れしたんだろうね!笑
まぁ仲良くしてあげて。」
「ゆいー、平瀬さんと仲良いの?!さっきすごかったねー。笑」
「今友達になったんだよねっ。笑
正直ハルっていつもつまんなそうにしてたし話しかけづらかったけど、あんなのみたら声かけずにはいられなかったわ!笑」
「確かに!笑
あ、私夏目ありさ。よろしくね!ハル!」
ナツキとの出会いが、私の高校生活に大きな変化をもたらしてくれたんだ。
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