第5話
「出会い」
「ごめんハル。うちら、吹奏楽班に入ったんだ。放課後会うのは難しいかも。」
「ハルも何かに入ったら?いい友達できるかもよ。」
入学して1ヶ月が過ぎようとしていた。
部活なんてムリだ。私立の授業料に定期代、私のせいで両親の負担は大きかった。時間だってない。
もっと勉強すればよかった。
毎日毎日後悔と孤独で押し潰されそうだった。
そんな時だった。
「ねぇ、君...。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます