第4話

「疎外感」



入学して3日。

授業中化粧をするギャル、茶髪、金髪、ピアス、腰ばきのチャラい男子が半数を占める。


「やっぱり馴染めない。」


ただただ時間が過ぎるのを待っていた。

「あー早くみんなに会いたいよぅ( ; ; )」

休み時間のたびにまゆか達にメールを送った。

最初はすぐに返ってきていた。

「ハル大丈夫?やっぱりちょっと違う感じ?」

「もう最悪だよ。帰りたい。」

「放課後集まってカラオケ行こうよ!それまで頑張ってー笑。」

ところが1週間もすると、学校にいる間メールが来ることも返ってくることもなくなり、放課後や休みの日に遊ぶこともだんだんと減っていったんだ。



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