第15話 お楽しみタイム
お楽しみタイムだ。
バイブ付きのお触り魔法でアイナに触れる。
バイブ付きのお触り魔法はバイブハンドと命名。
アイナがぴくぴくする。
麻痺が解けかかっているのか。
急がないと。
「ちょっと、どうするつもり。エッチな事したら、許さないんだから。魔法、撃つわよ」
「撃てればね」
「ちょ、やん。こおりゃのつちゃ。そこはらめぇ」
※済まない、ここから先は自主規制なんだな。
ふう、堪能した。
モーラにもバイブハンドで触る。
やはりぴくぴくする。
「今ならまだ間に合います。真人間になって下さいまし」
「
「そこは、やんっ。だめっ、おかしくなるっ。ああっ」
※済まない、ここから先は自主規制なんだな。
ふう、満足、満足、ご満悦。
「ちょっと、このままで済むとは思っていないわよね」
「そうですわ。動けないのを良い事に色々としてくれましたね。許しません」
「
「
最大出力でやってきた。
やっぱりあれは不味かったか。
後悔の言葉は言うまい。
我が魔法人生に1マナの悔いなし。
しかし、魔法は食らわん。
石化の呪い発動。
うん、耐えられている。
「こいつ、石化しやがった」
「待って、いま解呪するわ。
ローニー先生はCランクを越えているらしい。
いい仕事をする。
「落書きを致しましょうか」
「いいえ、オークのはらわた割いて糞を塗りたくってやるわ」
不味い石化が進行してきた。
このままだと石になって死ぬ。
くそっ今も魔法は降り注いでいる。
石化を解除したら、ミンチ間違いなしだ。
南無三。
秘孔魔法・解除拳、石化解除。
秘孔魔法・倍増拳フルパワー。
お触り魔法よ、受け止めろ。
幾分か弱まった魔法に俺は打ちのめされた。
ふぅ、生き延びられた。
「まだよ。
拷問と思われる時間が始まった。
「どこが悪かったか言ってみな」
「最初に自分を麻痺から解きました」
「うんうん」
「オークのあれをぶっかけました」
「それから」
「おっぱいを揉みました」
「それから」
「あそこに振動を送りました」
「死ね、
「死になさい、
「正直に言ったじゃないか」
拷問は夜まで続いた。
いやー、酷い目にあった。
エロ魔法道の道は険しい。
やっぱり石化でなく竜化が必要だな。
隠蔽魔法も欲しいな。
あれば、ほとぼりが冷めるまで逃げられる。
魔力、231年。階級F。余白1。
覚えている魔法が
オークキングで余白が一つ増えた。
ボスは美味しいな。
流魔呼吸法をして魔力を溜める。
そして、作ったマナ・ポーションは、全てアイナとモーラに持っていかれた。
なんの見返りも無しだ。
竜化の呪いが遠のく。
書庫で金策に使えそうなネタを探す。
魔導書の作り方の本が載っていた。
空白のページが閉じられた本に特殊なインクと魔力。
これがあれば作れるらしい。
作れるのは自分が覚えていて、なおかつ熟練度が名人の域まで到達しているものに限るそうだ。
俺が作れそうなのは魔力感知とそよ風だな。
どっちも需要はある。
ちなみに魔導書は何回も使うと魔力が抜けて駄目になるらしい。
魔法の使い方が途絶えそうだが、熟練度が神様級の者が作った魔導書は、魔力を補充でき永遠に使えるそうだ。
俺は材料を揃えて魔導書を作る。
本を前にして魔導書作成と念じる。
頭の中を魔法の知識が過ぎり、インクが飛び勝手に本の上に文字を作っていく。
赤い表紙に金の縁取りがある魔導書が出来上がった。
鑑定して魔力の減りを確かめたが、50年分減っていた。
金の縁取りの魔導書ねぇ。
どういう事だろ。
売れるかな。
モーラの所に持っていった。
「これを売りたい」
「これは真の魔導書ですわ。これをどこで?」
「作ったんだ。売れるかな」
「そうですね。一冊を金貨200枚で買い上げてもよろしいですわ」
「じゃ、売った」
やった、金の生る木を手に入れた。
金貨が100枚余るな。
余白も欲しいが階級も上げたいんだよな。
階級を上げると魔法の威力が上がる。
魔力感知は現在、寮の部屋一つ分ほどしか届かない。
射程を上げるという意味で階級は欲しい。
「EXP・ポーションの赤が金貨100枚で手に入らないか」
「ご冗談をおっしゃらないで。金貨1000枚は必要ですわ。桁が違います」
「何だ魔導書5冊分か。安いな。待ってろ、作ってくる」
俺は魔導書5冊を作り上げた。
モーラに渡すと、代金はEXP・ポーションで払うと言った。
後は待てば良いだけだな。
モーラに魔導書は勝手に作らないで下さいましとも言われた。
値崩れが起きるのが嫌なのだろう。
上手くいかないもんだ。
大人しくマナ・ポーションを作ろう。
やっぱりマナ・ポーションはアイナ達に無料で持ってかれた。
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