第17話
顔から火が噴き出しそうになったのは俺じゃなくて林ユーコだった。
「な、な、な、な、によ。
陰キャくん。。も、もしかして、この私を襲おうって言うんじゃないでしょうね...!?」
「うーん。それなんだけどどーしよっかなと思って。保健室の先生は不在だし、スカートの中見せつけてきて仕掛けてきたのはそっちだし、、、」
「や、や、や、やめてよ。
ちょっとこんなとこで。もし、保健室の先生が戻って来たら、あなた、ただじゃすまないわよ、、」
「それにしても、握力、、すごくあるのね、、!」
「痛い...はなしてよ、、」
お。なんか、目に涙を溜める一歩手前。
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