第13話

翌日。

俺は昨夜、テストでいい点取るために

真夜中まで勉強してたのが、いけなかった。


登校したが、眠い。

このままじゃ、テストはボロボロ...


そんな訳で。


どーせ、真面目に受けたところで俺は

好成績なんか取れるわけないと踏んで。


保健室登校したんだ。

美人な先生に対して、ほんとにしんどそうな

感じで声をかけた。


「センセー、俺、具合悪いッス。

ちょっとベッドで寝たら、元気になると

思うんスけど、いいっすか...?」


保健室のセンセは、優しい。


「顔色、ちょっと悪いわね。

二つあるうちの左側のベッド、開いてるから

使って...」


「うぃーっす...」


見た目陰キャだが。中身は不良。

言葉遣いに違和感を感じつつも、保健室の先生はベッドメイクをしてくれてる。


ま、今日の朝くらい不良に戻ってふて寝しよ...。


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