第12話
やがて、下校時刻になり。
俺が幼馴染でもあり、学年トップの成績を誇る、地味な見た目した生徒会長の真島マヒロ
(黒髪眼鏡のボブ女)と校門のところで明日の定期考査はどこが出るかな?ヤマを教えてくれ、などと駄弁ってたら、
林ユーコの捨て台詞が酷かった。
「陰キャくん!明日こそ、リベンジするわ!!とっとときの勝負下着、見せてあげるんだからね...!!」
その前に、マヒロのことを穴の開くほどジロジロ見て、
「なによ、あんた、前から思ってたけど、
服の趣味、だっさ、滅茶苦茶地味ー!
典型的、陰キャ女ね...!
ま、陰キャ同士、喋ってても違和感ないわね...!!」
などと言って言ったんだがな。
ま、マヒロは彼女に対して微動だにしなかったけど。
俺に対しては。
「何よ、勝負下着見せる?
リベンジって何よ?」
などと、眉間にシワを寄せつつ、そう言葉に出した。
「さぁな...」
俺は適当に相槌して、マヒロと家まで帰った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます