プロミスウインド

ある朝目覚ると私は希望に満ちていた

窓から指す朝焼けと昨夜準備した今日の服


諦めきれない小さな光があることがどうしても嫌だ

こじ開けられてどうしたらいいか分からなくなって

頭の中がごちゃごちゃして 周りが見えなくなって

1歩踏み外して どうか どうか と何度も願っていた


風が吹いた 室内の温度と異なるから

涼しい 熱が籠る顔に当たる

これはプロミスウインド

手を伸ばしたら握ってくれるかな?


もう一度元に戻ることは出来ないんだよ 知ってるよ

話せる環境と寂しくないはずの心にぽっかり

穴が空いてる気がして 足りない気がしてしまう

また1歩足を出すのは怖くて 手を伸ばしたら掴んでくれるかな?


風が吹いた 窓から吹き荒れる突風が

プリント達が優雅に舞う

あれはプロミスウインド

過去に囚われてしまって大変ね

自分と向き合うにはどうすれば良いのでしょうか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る