第3話 雨林での出来事

【雨林】というところは、雨が降っていて、その雨に当たり続けると羽が散るということをジュタに教えてもらった。

いつものとうり、精霊開放、キャンマラをしていると、楽園で出会ったエルにばったり会った。

蘭夢「あれ、エル!捨て地に行くって言ってなかった?」

エル「雨林のキャンマラをするのすっかり忘れててね、今やってるんだ」

ジュタ(なんだろう…このエルっていう人が近くにいると不快感がする)

ジュタ「蘭夢。もう行こう」

蘭夢「え、うん。わかった。じゃあねエル」

エル「バイバーイ」

エル(……ジュタが近くにいるの気に食わないな……)

エル(あったばかりの蘭夢には申し訳ないけど…ジュタと離すか)

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蘭夢「ねぇ、ジュタ」

ジュタ「ん?」

蘭夢「ジュタもエルと話したら?案外面白いよ」

ジュタ「じゃあ今度会ったら話そうかな」

蘭夢「いつ、会えるかな」

ジュタ「わからないなぁ、エルがワープしてきたら話は別だけど」

蘭夢「そっか、ワープがあるのか」

ジュタ「あ、ここの光の子取った?」

蘭夢「あ、」

ジュタと話しているうちに目の前に光の子があった。近づいて羽を回収する。

蘭夢「取ったよ」

ジュタ「了解」

ジュタ「一応ここの精霊と光の子全部取ったけど何する?」

蘭夢「散歩?」

ジュタ「( ^ω^)おっけー」

しばらく歩いていたころ。

スッと誰かが後ろを通った気がした。

バッと後ろを見るが誰もいない。勘違いかな。

ジュタ「どうしたの?」

蘭夢「ううん、なんでもないよ」

また、誰かが通った。

崖みたいなところか近くにあるから落とされないか心配だった。

ジュタ「あ、少し手を離すね」

蘭夢「わかった」

スッと手をジュタと離したときに、誰かに目隠しみたいなものをされた。

蘭夢「え、」

きつく後ろで縛られたと同時にドンッていう音がすぐ近くから聞こえた。

ジュタのあ、て声が聞こえて、ジュタが落ちたのだとわかった。

ジュタ「蘭夢!」

蘭夢「ジュタ、?どこ?落ちた?」

ジュタ「すぐ戻ってくるから!」

ジュタがそう言うと同時にザバンッと音が響いた。

ジュタのことが心配だ。

そう思っていたら、見に覚えのある声が聞こえた。

エル「大丈夫?今目隠しを外すね」

シュルと音を立てて目隠しがひらひら落ちた。

エル「あれ、ジュタは?」

蘭夢「お、落ちた。」

エル「え、下に?」

蘭夢「う、うん」

エル「ちょっと行ってくるから待ってて、」そう言ってエルは下に消えた。

雨の音がする中、一人でポツンと二人の帰りを待った。


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生まれたばかりの雀ちゃん物語 アメジスト @amezist

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