第5話 取るべき行動
私、
1つは、公表をして、一躍時の人となるか、
もう1つは、公表はしないで、裏でひっそりと楽しむかである。
公表をすれば、一時の名声は得られるであろうが、
金が得られるかは別だろう。
金を多量に得られたら、スキルを使って騙し取ったと、
言われるのが関の山である。
そう私のとるべき行動は、後者の地味に地下に潜って、
裏でひっそりと楽しむのが、最適だろう。
そうだな、まずは遠藤愛に、NO1の座から降りてもらおうか、
あいつ、自分が1番人気あると思って、上から目線だし、
リーダー気取りで、人に指図をするのが気に食わない。
そうだ、私と順位争いをしている、前田真里に確か、
ジャーナリストのファンがいたなあ、やつなら遠藤愛の、
裏情報知っているかもしれないから、
やつにやらせてみるか、うまくいけば両者共倒れだし。
早速、
こうゆう時、ファンクラブリストはありがたい、
会員ナンバーから、自称の名前、職業もわかる。
「ふーん、あいつの名前田中慶介て言うんだ」
私は、コンサートが終った後、田中慶介に声を掛けた。
「田中さん、2人きりでちょっとお話がしたいのですが時間ありますか?」
「なあに? 前田真里のファンから、自分の所へ来てくれとでも言うの?」
「いえ、遠藤愛さんの噂で相談をしたいなあと・・」
「わかった、この先の名画喫茶ゴッホで落ち合おう」
こうして、私と田中慶介は喫茶店で落ち合うことになった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます