　ジャップが誘導係の代わりに話を聞くと、彼らはベステリア王国という国の使者達らしい。

　聞いたことが無い国名だ、ちなみにこの島の所属先の日本国と答えると向こうも聞いたことが無い国だと言った。

「……マジ？」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「諸君らは、不法侵入者団体とみてベステリア王国に任意同行を――」

　使者の１人が偉そうに言っているが、俺達は雇われ傭兵だ。こんな爺の指示には従わない、自由に生活するという事を伝えると騎士達が剣先をこちらに向けて来た。

　あ、ヤベ……。俺、死んだわ。

　その後、使者達が帰って行く方向を見た後、演習を中止して上に報告しようとしたが繋がらずにザザザッと砂嵐の音が聞こえるだけ。

「これあれやン、西之島ごと転移したっていう事やン！異世界ラノベか⁉」

※新章突入！

追伸：ここから異世界編です、架空の艦船や武器などが多く登場していきます。

※注意※

異世界に行く準備が出来ましたか？

※注意※

Are You Ready？

※Attention Plz※

××が権利を実行します、ターゲットは西之島。転送シマス。

……成功しましタ、対象をベステリア王国近海に転移完了。

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