第15話 第五稿打ちこみ完了
物語を書いていて、ぽかっと自分の中の空白を感じる瞬間があります。
ここの、キャラの心情がわからないというとき。
キャラが、生きた感情を書けない。
わたくしの中にはこのキャラの、生の気持ちが入ってこない。
結果、えーきちさんには「キャラが薄っぺらい」と言われてしまいました。
心情吐露は苦手なのかもしれません。
たとえば、キャラが自分のしでかしたことについて、後悔してるだとか、きったはったの勝負の最中に緊張、動揺などしてるところが書けない。
勝負中に動揺などしてたら、手元がくるうだろうという発想なのですが、それは理屈です。
わたくしは勝負の最中に動揺したことがありませんのでわからないのです。
もうちょっとキャラを愛してあげればよかったなと思いますが、どうでしょうか。
結局えーきちさんにキャラの心情を教えてもらって、すばらしかったのでまるごと採用させていただきました。
ありがとほほ;;
えーきちさんは人の心を理屈で理解しているとおっしゃっていたけれど、キャラの心情によせてお考えになるのがすばらしく上手です。
わたくしは後で考える性質なので、やるべきことをこなし、自分の状況判断が間違いでなかったかを思い返します。
それで困ったことにはあまりならなかったので、最近の自分には信じられないことが起こっているとしか思えません。
ともあれ、第四稿をお見せした時点で「制作意図」をあらいざらい、えーきちさんに申し上げてしまったので、作品のみで勝負できなかった己の未熟を感じます。
でも話している過程で、自分はこうしたいんだ! というのを再確認できたので気をしっかりと持つことができました。
えーきちさんには「そんなことを言われても」と困惑させてしまったと思うのでごめんなさい。
それで、この蒼き詩は、一度フィン感に応募して受け付けていただいたのですが……今回はプロットの立て方から草稿、第一稿から第五稿にいたるまで全部えーきちさんに監修していただいたので、前回のものとはまるっきり違うものになったという自負が生まれました。
Twitterでつぶやいていたら、フィンディルさんが「単なる改稿」であれば受付を断るだけで、そうでなければ受け付けるかもしれないので、出してみるだけ出してみるのもありかもです、と言ってくださったので、それにすがって出すことにしました。
えーきちさんも、背中を押してくれましたしv
問題は前回と重なる部分が一~二割がたあるので、もしかしたらだめかもしれないと言うこと。
物語の構成は違う、と確実に言えるのですが、ネタが被っている。
こわいな。
でも、だめもとで応募したいな。
と、思っております。
それにつけてもえーきちさん、ありがとうございます!
執筆頑張ってください!
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