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  • 「……」への応援コメント

    メインテーマ「人間」の企画主です。

    面白い作品でした!
    文章が巧みだったこともあり一度はするすると読んでしまい、最後「ん?」となってしまいましたが、二度目にファンタジー要素ということを踏まえてじっくりと読み直したら「なるほど!」と合点がいきました。
    人間の内も外も色濃く描けていて、ちょっと羨ましくなるような文章力でした。
    最後のオチは、個人的には秀逸なホラーですw 作者様の狙いとは違うかもしれませんが、ゾっとしてしまいました……w

    この度は企画へのご参加、ありがとうございました!

    作者からの返信

    東雲そわ様 コメントと、素敵な企画を立ち上げていただき、こちらこそありがとうございます。
    文章力を誉めていただき恐縮です^^ 作品そのものを一度ホールメンテしてるので、すごく嬉しいです。

    ラストの部分、ホラー風味、確かにそっと混ぜてますw
    マアちゃんは、ただピュアなだけなんですが、生まれてくる子が再生前のアケとは限らないんですよね(何せ、「てん」しか残せなかったので)
    女の子(別人)が生まれてくる可能性だって充分ある……でも、マアちゃんには、そんなこと関係なくて、とにかく大好きなアケの「弟」がいい。
    ——という、タイムパラドックス的な因果をそーっと捏ねて忍ばせていました。
    そこを見抜かれるとは……いやはや、さすがでございます。

  • 「……」への応援コメント

    初めまして。「銀河の物語の置き場」企画から来ました。涼(すず)と申します。

    素晴らしい情景描写ですね。私は、先日、とある方に「心情描写」の方はおほめ頂いたのですが、情景描写についてご意見をいただき、何とか少しでも腕を磨くべく、色々な方の作品を拝読させていただいております。
    古博かんさんのこの作品を読ませていただきまして、本当にこんなに目の前に情景が浮かび上がる表現が出来る方がいらっしゃるのだ、と、もう感動するばかりでした。

    切なるアケの心情描写が美しく、素晴らしいと思いました。

    本当に、良い作品に出逢わせていただき、ありがとうございました!!

    作者からの返信

    涼さま いらっしゃいませ!
    嬉しいコメント&お星様をありがとうございます!
    情景描写は、私も毎回頭を捻って何度も悩むので、お気持ちお察しします。
    そこが小説の醍醐味でもあり、受難でもあり……言葉の世界って本当に奥深いですね。

    アケの活躍(?)も一度ばくっとホールメンテナンスしているので、心情にも注目していただけて感無量です。ありがとうございます。

    カクヨムの端っこで、お笑いと真面目を反復横跳びしているので(笑)
    スコップしていただけて本当に嬉しいです^^


  • 編集済

    古博さま、これ、面白かったです。
    作品の大半を占める児童文学風のシリアスな情景描写、心理描写が実にしっかり語り込まれていて、どの方向に結ばれて行くのだろうと興味津々たどっていたら、いきなり目眩を覚えるラストでした。えっ、そんな … と、突き落とされてしまいました(笑)!麻々子さまの「天神さんの細道は梅の花びらで敷き詰められて」などにも近い驚きです。
    それに、「余白」という言葉の心憎さ!「マアちゃん、弟がいいの」という台詞まわしの巧妙さ(詐欺です)!
    ただ、古博さまのおっしゃる「4000字内に物語を納める難しさ」が友未にも痛感されてしまいま す。
    どうしてもキメラ感(つぎはぎ感)が残ってしまうのですね。ファンタジー、エンターテインメントとしては文句なく面白かったのに、この作品の場合、ラストに至るまでの部分がものすごくきちんと書かれているせいで、それが最後に立ち消えてしまうと、内面的必然性の断絶というか、さっきまで友未が主人公に寄せていた共感は何だったんだ、という虚しさが残ってしまいます。ですから、前半の部分はもっと手を抜いていい加減に書き直すべきです!! はい、嘘です (* ´艸`)。 字数制限がなければ、古博さまなら、ラストは同じでもきっとより自然な形へ収められたのではないかと思いました。

    作者からの返信

    友未 哲俊さま いつもありがとうございます!
    本当に、この作品には4000字の壁が分厚過ぎました……^▽^;
    何度も書いては削って、削っては書いてまた削ってを繰り返して、途中何度も叫びました(半笑)
    凄いです、毎度行動がバレている!

    本当は、アケが「絵を描くこと」を大事にしている描写をもっと前半に盛り込みたかったし、悪童の悪事も盛り込みたかったし、母親との諍いも書きたかったし、前半無関心なお父ちゃんも入れ込みたかったのです。
    その上で、一旦無気力アケからの中盤ブチギレで大事にしてた絵を破いて丸めて投げつける描写で、ゴジラが暴れるがごとく物理的に町を破壊したかったんです。
    変わり果てた町を呆然としながら彷徨い歩くアケが、落とした自分の鉛筆を拾って空中に線を引いたら本当に空白地帯に線が引けちゃって、そこから(自分の理想を盛り込んだ使命&贖罪のように)町を再生する流れだったんです。
    で、何度も線を上書きしながら描いて描いて描きまくっているうちに自分の理想が結局、現実の元の町で、そこに大事な家族を(自分より優先して)描き加えて最後にいよいよ自分って時に、鉛筆をてんっと余白に突いたところで力尽きちゃうエンディングを考えてました。
    気力じゃどうにもならなくて、そのまま余白に溶けちゃったアケは、きっと空白の世界でずっとずっと大事な町と家族のその後を描き続けているんだろうなあという感じを想定していたのですが、如何せん。
    字数的にエピソード削りまくった結果、「あかん。このアケ元気があり余っとる……」となりまして、うっかりすっ転ぶ → あ、意外と消耗してて起き上がる力残ってなかった → エンディングという力わざになりました。
    倍以上の字数でも詰めっつめになりますね……やっちまったぁ……orz

    というわけで、この消化不良はいずれ違う形で作品にしたいと考えた次第です!(開き直った)

  • どこかうすら寒い恐怖が根底にある、退廃的な作品ですね!
    人間のエゴを表現されていて素敵です。

    作者からの返信

    圭一さま ありがとうございます!
    ちょっと読者を選ぶかなあ……とは思ったのですが、
    陰と含みのある雰囲気を出したかったので、汲み取っていただけて嬉しいです^^