無教養が語る国際非暴力の日
中下
国際非暴力の日
10月1日は、国際非暴力の日だそうだ。世界が、非暴力を唱える日だ。こんな日に、私は言おう。非暴力は、恩知らずな思想だと。
念の為、私は、非暴力というのは、暴力に反対するという思想と認識していると前述しておこう。
さて、私の意見であるが、非暴力というのは、偽善であると考えている。
殴られる、痛い、だから殴り返さない。
この理論は、人間一人一人での場合のみ、筋が通っている。暴力に暴力で応報するのは、大人がやるべき行動ではない。だが、その背後に何かを背負う場合、話が違ってくる。これは、秩序の面でいうと、話が違ってくる。
我々の生活、平和を守っているのは、言わずもがな、警察・自衛隊といういわば暴力装置である。場合によっては、殺しもする。どう考えても、暴力である。痛いなんてレベルの話ではない。しかし、その暴力によって、我々は今の生活を維持し、平和に居られるのだ。そんな、守られる側の我々が、非暴力を唱えるというのは、如何なものだろうか。なんというか、恩知らずな事だと思ってしまう。
非暴力を唱えたい気持ちはわかる。個人個人での理不尽な暴力など、多用されるべきでは無いのだ。しかし、今の秩序、平和、生活が暴力によって守られているということも、忘れないでいただきたい。
無教養が語る国際非暴力の日 中下 @nakatayama
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