第3話気圧必勝法~当日対処編~
さて、前回の続きで今回も気圧必勝法について語っていこう。
前回が日常生活改善編ならば今回は当日対処編である。
以下は低気圧デーに平日仕事から帰ってきた後のルーチン順である。
ぶっちゃけ低気圧の日はこれ以外のこと何もできない。できてTL監視くらいだ。
気圧必勝法その三、暖かくて刺激の少ない物を食べよう。
僕の場合、低気圧で弱ると体が食を受け付けなくなる。特に脂っこい物、味付けが濃い物はNGだ。
ただし、体がしんどくても食べたいと思える物もある。大好物の甘いもの……シュークリームやこってりバニラアイス、チョコレートなのだが、「食べたい」という欲望だけがむくむくと育つものの、いざ口にするとしばらく胃もたれと吐き気に苦しまされる。
食べないという選択肢を取ったこともあった。が、それはそれで胃を痛めてしまい、しばらく動くことができなくなる。
食欲がなくても少量でいいから何かしら口にする重要さを学んだ。
普段の食事もダメ、好物もダメ、断食もダメ、となると低気圧で苦しむ日にはいつも同じ物を食べることになる。
僕の場合はうどんだ。
①まずどんぶりの中で白だしをお湯で薄める。これでつゆはほぼ完成だ。
②ショウガチューブと梅干しを気分で入れる。固形物を食べたくない日はこれで完成である。
(全く入れない日もあれば梅干し5粒ほどいれる日もある。ショウガチューブは1cmくらい)
③うどんをどんぶりの中に入れてラップをする。レンジで3分くらいチン。
④完成である。うどんを食べ終わったときには食欲が戻ってくることがある。そんなときはうどんつゆの入ったどんぶりに溶き卵を混ぜてラップをしてさらに3分チンすると茶碗蒸しが完成する。
これ以外でも、「簡単に作れて」「脂がなく」「塩味薄めで」「噛まなくても食べれる」食事だったら僕の場合は大丈夫だった。湯豆腐とかおかゆとか茶碗蒸しとか。
大事なのはどんなにしんどくても少しでいいからちゃんと食べること。そしてどんなに辛くてもこれだけなら食べれるっていう物を最低1つ自分の中に持っておくことだ。
気圧必勝法その四、入浴剤を使おう。
入浴剤を使うためには湯船に浸からねばならない。
毎日シャワー派の方、家に湯船があればできれば辛い日こそ長湯できる温度で入ってほしい。
体がほぐれて、ぐっすり眠れる。
眠ってしまえばこちらのもんだ。
僕の一番お気に入りはツムラの薬湯。ちょっと薬臭い緑色の湯船になる。冷え性の方やおじいちゃんみたいな臭いに安心感を覚える方にオススメだ。ただし、ちょっとお高い。
コスパよくてオススメなのはトップバリューのしっとりミルキィシリーズだ。
乳白色に染まる湯船がまるで温泉のようで楽しい。ちなみにイチオシの香りは白檀。つまり線香の香り。実家のような安心感を湯船で感じることができて非常にリラックスできるのでオススメだ。
気圧必勝法その五、寝る前におやすみヨガをしよう。
夕飯を食べて(洗い物は翌日やる)、お風呂にも入ったら(その後ちゃんと寝間着を着た。言葉足らずなだけで別に裸族ではない)、後は寝るだけである。
が、気圧がしんどいときは大抵横になっても、頭痛とだるさとネガティブな心の闇に囚われて、なかなか寝ることができない。眠ってさえしまえば低気圧の苦しみから解放されるというのに。
そんなとき、寝る前にヨガをする。
YouTubeで「おやすみヨガ」と検索するとベットの上で寝転がったままできるヨガが紹介されている。
YouTubeというのはいい。開く前に動画の長さでだいたいの時間を把握できる。僕は10分で終わるやつを見ることが多い。ただし、最初と最後、場合によっては途中で広告で邪魔されるのがつらい。有料会員になればいいだけの話だが。
最初のうちは毎日別のを試してみてもいいが、いくつか試して「これが自分にあってる」と思える物に出会えたら、それ以降はひとつのおやすみヨガを使い続けることを勧める。
同じものを夜寝る前につけると、だんだん動画=眠気が結び付くのだ。
ついにはヨガをする前にオープニングで寝てしまうこともある。
前話、日常生活改善編でも書いたように、体を動かすことは低気圧対策に有効である。
「これくらいなら大したことない」レベルに体を動かすことで心と体がすっきりして低気圧から受ける影響を減らしてくれる。
以上だ。
おさらいをすると、
その一、カフェインを減らそう。
その二、ラジオ体操をしよう。
その三、暖かくて刺激の少ない物を食べよう。
その四、入浴剤を使おう。
その五、寝る前におやすみヨガをしよう。
これを読んだ方が少しでも低気圧から解放されることを心から祈る。
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