“兄者参戦!”
あずきバーを食べ終え、夕飯の準備をする
「はぁ...夕飯の準備だる」
そう独り言を呟きながら作っていく
今日はみどりの大好きなチャーハンを作っていた
するとピンポ‐ンとチャイムが鳴った
「はぁい?」
「こんばんは〜♡あらエプロン姿じゃないの」
とシチロウが言ってきた
「とりあえずなんの用でしょか?」
「暇だから来ちゃったの」
「えぇ...まぁいいです...昨日のお礼として入ってください。チャーハン作ってるので良かったら食べてってくださいよ」
「あら、いいのかしら!じゃあありがたく頂戴するわね〜!」
チャーハンを作り終えシチロウとみどりの皿にチャーハンを盛り付けた
「みどりちゃんありがとうね♡」
「いえいえ...!」と少し苦笑いを浮かべながらチャーハンを机に置いた
シチロウがチャーハンを食べ終えるとまたチャイムが鳴った
ピンポ‐ン
「はぁい!」
ガチャとドアを開けると兄が居た
「兄貴ィ!」
「よォ!って...誰よその男はッ!?」
「あ、兄貴違うのッ!...じゃなくて、えーっとね、シチロウさんっていう人で、私が玄関で倒れてたところを助けてくれた人なの」
「なるほど...その...シチロウさんは何故俺の妹の家に...?」
「アタシがいる理由?それは助けたお礼でチャーハンを食べさせてくれるって言うからお邪魔させてもらったのよ♡」
「ほう...みどりよ。あまり男を家に入れるもんじゃないぞ」
「それは分かってるけど...今回だけ!お礼だから仕方なくない?兄貴は助けてくれた人にお礼の一つや二つしない訳?」
「ウッ...ま、まぁ、今回だけだぞ」
「もち」
「それじゃあアタシ食べ終わったから食器洗わせてもらうわね〜」
「いいですよそんなの!私がやります!」
「あらごめんなさいね...それじゃあアタシ帰るわね」
「分かりました」
「それじゃあまた会いましょうね♡」
「は、はい」
「何よ嫌なのかしら。」
とシチロウからの圧がすごくかかる
「イヤナワケナイジャナイデスカヤダー」
「そう!ならいいのよ♡お邪魔しました〜」
ガチャンとドアが閉まる
「ふぅ...なんか疲れた」
「まだチャーハン残ってる?」
「残ってるけど...」
「...あずきバーあげるから食べていい?」
「うぇっ!????まじ!!???あずきバー!!!??一日に2個とか贅沢ぅ!!!全然チャーハンなんてあげるよ!!!!」
「よしゃ!交渉成立ぅ!!」
「「んじゃ!いっただっきまーす!!!!」」
と2人の声がハモった
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みどりちゃんはあずきバー大好きマンなのだ
書いてる人もあずきバー大好きマンなのだ()
いやぁついに兄者参戦してしまったぜ
次の投稿はもしかしたらお昼頃かな?
ハートくれたら泣いて喜びます☆
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