第1話 きっかけ
私が物語を書くようになったきっかけは、妄想と嘘だ。
一番最初は、年中の頃。私は、お腹に赤ちゃんがいるという妄想をしていた。
赤ちゃんが欲しかったのかもしれない。
今でも、大人になったら子供が欲しいなと思う。
ずっと引きずってるのかな?なんて。
まあ、妄想だけならこうはならない。
自分のお腹に赤ちゃんがいると、友達に言ってしまった。
これが、妄想から生まれる私の嘘だ。
この頃は友達だってまだ年中、すんなりと受け入れてしまう。
そうすると、私を大事にしてくれる。こういう意図もあったのかもしれない。
これが全ての始まり。
もう一つ話しておこうか。
実は、この頃から一人劇というのを始めていた。
まだ、言葉もそんなに喋れない。
だから、行動に移していたのかもしれない。
一人劇というのは一人でいろんな登場人物を演じ、妄想を膨らませるものだと自分は思う。
一人劇は、今でもやっている。どうしてもやりたくなっちゃうから。
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