1ー3

今日も師匠から三本取れなかった。反省点をまとめていると、師匠が

「お前、俺の事殺そうとしてやってないな?」

と聞いてきたため、

「殺そうとしてやってます。」

と返すと、

「殺意が足りない。このままじゃ守れるものも守れなくなるぞ!」

と師匠が言ってきた。唐突でびっくりした。

俺はこの時の師匠の言った意味がわからなかった。

師匠は

「今日はこれで終わる。次は明後日に来い。」

と言い残して去っていった。

明日は冬華の誕生日のため、課題と復習をそこそこにして寝た。

side ???

なんで?なんで?なんで私だけが苦しい思いをしなきゃならないわけ?!もうヤダ!なんで?こんな仕事こーしてやる!!と八つ当たりするかのように仕事をしてしまった。だから、この神は気が付かなかった。ある家族の運命が不幸の方向に改変してしまったことに。




後書き

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