第5話 贅沢ね。童貞のクセに……✨😒✨✨

『えェ〜……、ウソォ……😳💦』

 相当、ジルは不満なようだ。



「ウソじゃないですよ……😫💦

 ッて言うか。ジルさんが、死神だって言う方がよっぽど、ウソでしょォ……!!」



『あァ〜ら……、死神がウソをつくわけないでしょう✨😏✨✨』

 


「どんな死神ですか……。ウソつくでしょ!

 ジルさんが本当の死神なら!!

 だいたい、そんなに死神だって言うンなら、何か証拠を見せてくださいよ!!」



『ン、証拠を……、あァら、贅沢なのねェ。

 最近の童貞ボーイはァ……✨😏✨✨』



「あのですねえェ……。贅沢なのと童貞ボーイは、ぜんぜん関係ないでしょう!!

 どうせジルさんが死神なんてウソなんでしょ!! 早く帰ってくださいよォ……。

 ボクは家に入りますから」

 ようやく玄関の前まで来た。

 まさか、このまま家の中までは入って来ないだろう。



『ホォッホホホ……、じゃ、どうする?!

 手っ取り早くその辺りに、四、五十人、死体の山でも見繕みつくろっちゃう!!』

 アゴで、すぐ近くの道路を差した。



「いやいや、何を見繕う気ですか!!

 死体の山を何個も、見繕うのはやめてくださいよ!!」

 家の前に死体の山があると思ったらゾッとする。



『大丈夫よ。ほらァ、四、五十人くらい死体の山を作るなら必要経費で落ちるからァ……✨😜✨』




「どんな必要経費ですかァ!!

 何を物騒なコトを言ってるんですかァ!!

 どこの危ないテロリストですか!!」



『なによ。贅沢ねェ……。童貞ボーイのクセに!!』



「いやいや、関係ないでしょう!!」









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