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  • 06 軍人、大村益次郎への応援コメント

    茜色した思い出とともに、「人」を斬った業を背負う半次郎、重いですね……
    だから最後まで西郷さんと行動を共にしていたのかな、と。

    前話コメントの返信を拝見しましたが、邪推・妄想・誤解によるすれ違いが生まれるのは古今東西変わらないとしても、それに気付いてから実行役に修正させるまでのタイムラグが今と昔では全く違いますからね……。
    その隙間で生まれてしまった悲劇、たくさんあったんでしょうね。

    作者からの返信

    半次郎が人を斬ったのって、公式にはこの赤松さんの件しかないんですよね。
    でも人斬り半次郎として有名になってしまい、さらに暴れん坊のイメージも付きまとうことになり……。
    なかなかキツい人生だったんじゃないかと思います。
    おっしゃるとおり、正に「業」。

    ……西郷どんは、その人斬りを命じたか知っていたかどちらかなので、その辺が西郷どんと半次郎の紐帯を深めたのでしょう。

    すれ違いによる悲劇、あるいはあんなに仲が良かったのに、考え方や主命によって対立して斬ることになる悲劇、それが幕末のファクターだと思います。
    山南敬助しかり、近藤長次郎しかり、寺田屋しかり……。
    それらを呑み込んで、維新回天という波が生まれていくのですが、それすらも戊辰戦争という内戦を生み……と考えると、空恐ろしくなります。

    ありがとうございました。

  • 05 人斬り、中村半次郎への応援コメント

    恩師を斬る決意を固める半次郎も、それを迎える赤松先生も、切なすぎ……
    最後、赤松先生の寂しげな微笑みと、心で泣いている半次郎が脳内に浮かぶようで、せつなさみだれうちでした
    (ネタを挟んで中和?しないと本当に泣きそうなので……・苦笑)

    しかし、蔵六先生の推測が当たっているとして、誰がこんな陰険もとい手の込んだ策を考えたんでしょうね。

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    幕末って、こういう身内同士というか、志を同じうしていた者同士で相撃つ悲劇が多いという印象です。
    なので、私なりに「幕末」を、その悲劇的なところを描こうとしたら、こうなってしまいました……。

    でも、史実として、赤松先生は師であり、半次郎は弟子。
    弟子に師を討たせるって、どんだけだよ薩摩藩、と思います。
    しかも密命なので、全然知らない薩摩藩士たちは激昂して蜂起しかねない空気になったそうです……特にのちの明治軍人のトップになる人たちが^^;
    そしてそれが西南戦争の西郷VS明治軍人薩摩閥という悲劇を生むし。
    まさにせつなさみだれうちですね。
    ↑やる夫スレのペルソナで知った技です(ネタを挟んでみました^^;

    ちなみにこんな策を思いついたのか……拙作では、単なる誤解というのが真相です。
    小栗上野介は登場人物一覧にいないので、飽くまで噂の人物という立ち位置です。
    つまり、上田藩の帰藩命令があって、それを邪推したり、単なる妄想だったりを、西郷の間諜が聞いて、誤解を生んで……という設定です。
    その上田藩の帰藩命令も、赤松さんは元々、上田藩の軍事指導者なんで、「先生、そろそろ帰って来て」と言われただけかも^^;

    ありがとうございました。

  • 03 志士、西郷吉之助への応援コメント

    前半から後半まで、(||゚Д゚)ヒィィィィってなるくらいの緊張感が……。
    というか、小松さん、赤松先生を慕う半次郎に斬らせようとは、どういう心算なんでしょう。
    もし悪役なら(今回の小松さんに限った話ではなく)ここからどんな展開にするか……と思考実験できるのは楽しいです(こらこら)

    作者からの返信

    幕末ってこう、いつ死ぬか分からない、逆に、考えがちがうならば殺してしまおう、みたいな緊張感ってありますよね……。
    そういう雰囲気を表せればなぁ、と思って書きました^^;

    ちなみに半次郎に暗殺命令が下ったのは史実なんですが、誰が命じたか(教唆したか)は謎です。
    その辺、妄想を膨らませて書いてみました。
    いずれにしろ、こんな気のいいアンチャンに、喧嘩じゃなくて暗殺やれよって……しかも慕う師を殺れって、誰がどういう理由やねんと考えたくなりますよね^^;

    ありがとうございました。

  • 05 人斬り、中村半次郎への応援コメント

    わぁ間に合ってほしかった…
    それにしても自分の師だからこそ自分の手で斬る…これが武士道というものなのでしょうか
    辛い選択でしたね

    赤松先生も達観してますね

    あ!チェストオオォォって叫んだ(*´ 艸`)

    作者からの返信

    おそらく自分が斬ることにより、「師の仇は己自身」として、仇を討つことはしない、という覚悟かと思います。
    つまり小松帯刀ら薩摩藩に対して恨みに思うことはない、誰よりも斬ったのは己自身なのだから……という気持ちで、半次郎は赤松さんを斬ったのでしょう。
    実際、半次郎の死後、その日記が見つかって、この暗殺の犯人がわかったというワケですから。

    ……そして、その辺の心情を汲んで、赤松さんは半次郎と向き合っています。

    チェスト、やはり示現流はこうでないと^^;

    ありがとうございました。

    あと、近況ノートへのコメント、ありがとうございます。
    カクヨムって、たまにレビューを評価するイベントがあって、今回、運良く受かりました^^;
    ありがとうございました!

  • 04 政客、大久保一蔵への応援コメント

    そんなぁ…(´;ω;`)ウッ…
    倒幕ってなんなんだろってまた疑問が原点に帰りました
    これは中村さん辛いですね
    小松さんの方がもっと辛かったのかな
    いや、実行する方が嫌だと思う

    なんとか平和的な解決は無かったのでしょうか💦

    作者からの返信

    こういう考え方のちがいとか、立場の微妙なところから、人斬りに繋がっていくのが幕末の怖さであり哀しさである……というのが私のイメージでして。

    実際は、赤松さんが藩から「そろそろ帰って来て」と言われて、帰ろうとしただけかもしれません。
    でもこの頃の薩摩って、倒幕ギリギリのところまで迫っていて、緊張感とか凄かったと思います。
    優秀な兵学者、しかも薩摩の軍制を良く知る男を外に出してなるものか……という考えに傾いてしまったのでしょう。

    ここでそれこそ坂本龍馬のような自由奔放な男が薩摩にいれば、まだ事態は変わったかもしれません。

    ありがとうございました。

  • 03 志士、西郷吉之助への応援コメント

    中村半次郎さんってほんとにフレンドリーだったんですね
    それにしてもやっぱり西郷さんは策士過ぎる
    (>ω<;)

    坂本龍馬の暗殺の黒幕はやっぱり…と思わずにはいられません。

    赤松先生を引き抜こうとしたのが小栗様だったんですね、幕閣でも優秀な人でしたので納得です

    赤松先生、田代さんを疑ってますか

    作者からの返信

    半次郎さん、写真とか見ると、ホントに田舎の気のいいアンチャンという感じなんで、こんな風に書きました^^;
    西郷さんは、いわゆる「西郷どん」のイメージが大きいですけど、若い頃から志士活動に従事し、実は陰謀とかメッチャ得意な人、というのが私のイメージです^^;

    坂本龍馬の暗殺は……どうでしょうね。
    ちなみに暗殺後、半次郎は龍馬の甥っ子と墓参したり、犯人捜しをしたりしてますが……。

    この頃の、こういう陰謀が出来そうな人って、小栗さんぐらいしか思いつかなかったので、拙作ではこんな風に書かれています。
    真相はどうなんでしょう、藪の中ですね。

    そして田代さんは果たして、いかなる役目を負っているのか……。

    ありがとうございました。

  • 02 家老、小松清廉への応援コメント

    ああ、小松帯刀さん頭の回転良さそうですね
    そして冷酷にもなりえそうな人…
    そして半次郎さん「全力でお止めしもんそ!」って…小松さんの策略はそこではなく斬るってことを視野に入れてるのにそれに気づいていないのか、人が良すぎる半次郎さん

    ところでチェストってほんとに言ってたんでしょうか!てっきり「ちるらん」の創作ワードꉂ🤣と思ってたのですがどうもほんとに言ってたみたいなの聞いて
    そんなカタカナぽいことを薩摩の人達は言ってたのでしょうか

    作者からの返信

    お体は大丈夫でしょうか。
    無理せず、カクヨムライフをお過ごしいただければと思います。

    さて、小松帯刀さん。
    家老として、いろいろと考えていそうなところが怖い人です^^;
    一方で半次郎は、薩摩から出て来て、望んでいた洋学を学んで、まさに青春な日々を過ごしていたところに、こんな大人な策謀に触れられて……でも純粋な彼は、赤松先生を説得すれば何とかなると思っています。

    チェストって、薩摩示現流のかけ声と記憶しております。
    そうでなくても、何か気合いを入れる時とか、相手を褒める時とかに使っていたような……でも司馬遼小説で見た記憶なので、実際はちがうかもしれません^^;

    ありがとうございました。

  • 01 兵学者、赤松小三郎への応援コメント

    先日教えていただいた赤松さんですね!
    聡明でいて鼻につくことも無く一話目から優秀な人材と感じます
    そして中村半次郎さん!
    私が今まで読んだ創作の半次郎さんはどちらかと言えば暗い感じだったので明るい雰囲気の半次郎さん良いですね(*^^*)
    薩摩藩から見た維新を読むことは基本無かったので新鮮です

    拙作の小説、短歌にすてきなレビューありがとうございます😊
    X(Twitter)で拙作の作品を紹介してるのですがその際レビューを紹介してもよろしいでしょうか|ू•ω•)チラッ
    とても感動しましたのでよろしくお願いいたします

    作者からの返信

    こちらまでお越しいただき、ありがとうございます!

    赤松さん、何となくこの時代の開明派な人たちのいいところを集めてキャラ設定いたしました^^;
    でも薩長や新撰組を区別することなく教えたというのは、この時代においてはかなり凄いことだな、と思いまして。

    そして半次郎。
    wikipediaの写真とか見ると、田舎の気のいいあんちゃんみたいな印象だったのと、フランスの香水をつけているオシャレなところもあるということで、こんなキャラにしました^^;
    何と言うか、維新側の人の明るい部分を集めて設定した感じです。

    レビューの方、ご笑納いただけたようで何よりです^^;
    X(Twitter)でのご紹介の件、OKです。
    拙いレビューで恐縮ですが^^;、こちらこそよろしくお願いします!

    ありがとうございました♪

  • 06 軍人、大村益次郎への応援コメント

    拝読致しました。
    幕末は、大政奉還に至るまでは比較的戦争が少ない世界的にも希少な部類にあたると思いますが、この分というべきか、暗殺の応酬がヒドい。
    暗殺は冤罪や誤解も多くあろうし、暗殺者はそれを背負って生きねばならない。
    そんな業を背負う、指示した西郷さんと実行した半次郎さんの心情が伝わるようでした。
    それにしても赤松さん、カッコ良すぎる(^_^;)

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    江戸という、平和でありながら、上意討ちとか仇討ちが存在した時代の末期であるところが、この特殊な環境を生み出したのでは、と思います。
    まあ、昔はリコールなんて無いですから、辞めさせたかったら、殺すしかないということもあるでしょうし。
    ……そもそも、刀を差して歩いているのが日常という状況が、もしかしたら、異常な世界なのかも^^;

    殺すということ、死ぬということと背中合わせという侍の時代の終焉を、その侍たちが殺し合って終わらせるという儚さ、虚しさを、描いてみたかったんです。

    赤松さんの手紙は、私の創作ですが、でも、彼なら、こんな感じで半次郎を励ましたのでは、と思います^^;

    ありがとうございました!

  • 05 人斬り、中村半次郎への応援コメント

    拝読致しました。
    命の行き違い、これは悲しいですね(;つД`)
    でも、きっとそれなりにあったんだろうなこの時代、とも思ってしまいますΣ(゚д゚lll)
    運命として受け入れる紳士な赤松さんが、また一層物悲しさを感じさせますね。

    作者からの返信

    主張は主張として、そのちがいを容認する赤松さんだからこそ、このような運命を従容として受け入れる感じだったのでは、という私の想像です。
    そしてその一番弟子を自認する半次郎だからこそ、それが痛いほど分かってしまう……。
    幕末という時代の物悲しさですね。
    幕末には限らないかもしれませんが、「主命」というのがまだ通る時代だからこそ起きた悲劇、というのを目指してみました。

    ありがとうございました。

  • 04 政客、大久保一蔵への応援コメント

    拝読致しました。
    現代に生きる者からすれば、想像もつかないであろう「お役目」の重さ。
    どこか飄々としているイメージのある半次郎どん、のっぴきならぬ立場に追い込まれてしまいましたね。
    師から受けた恩義か、藩という世界そのものか。
    辛い選択です(;つД`)

    作者からの返信

    幕末、人斬りというのがこれほど頻繁に起こる時代も無かったでしょう。
    ましてや、それが主命となると……。
    厳しい立場です。
    やってられるかと脱藩できる立場でもないし。
    こういう、立場から追い詰められたりするのが、幕末のやるせなさだよなぁと思って書きました。
    果たして、半次郎は……。

    ありがとうございました。

  • 03 志士、西郷吉之助への応援コメント

    拝読致しました。
    小松さんの良い人な気配が、西郷さんの危険さを浮き彫りにしているような(^_^;)
    赤松さんの苦悩はどこから来るものか。
    赤松さんを敬愛する半次郎さんを敢えて刺客にする背景は。
    気になることの多い回、これが明らかになる展開が楽しみです(^-^)

    作者からの返信

    西郷さんって、敬天愛人のイメージが強いですけど、志士時代はバリバリのヤンキーで、しかも頭も切れるというヤバイ人です^^;
    一方の小松さんは良家の子女なんで、もうちょっとソフトなイメージが。
    そんな小松さんが、何故半次郎に人斬りをやらせるか。
    幕末ならではの展開を心がけた展開が、半次郎に待っています……。

    ありがとうございました。

  • 02 家老、小松清廉への応援コメント

    拝読致しました。
    赤松先生、なんというか、職人気質なかほりが感じられます。
    自分の専門分野を深く掘り下げて、他の追従を許さないほど造形が深いのに、自分の置かれた立場には無頓着で知らずに危険な立場に追い込まれている、ような。
    他者の感情に疎いというより、自分の中の筋道が正しくて他の人の筋道と異なるなんて想いもよらないというか。
    なんか愛すべき人物に感じられる赤松先生の無事を祈るばかり……と願いつつも、その行く末は……Σ(゚д゚lll)ヒー

    作者からの返信

    赤松先生は、まあ、自身のポテンシャルに気づいていない性質の方ですよね^^;
    少なくとも、薩摩の軍制に深く関わっている以上、あまり薩摩から離れないようにすべきでは……でも、薩摩から離れた、マクロ視点で日本や世界のことを考えないと、赤松先生じゃないし……。

    ありがとうございました。

  • 01 兵学者、赤松小三郎への応援コメント

    拝読致しました。
    野津閣下がこのような場所に!
    幕末ものは、ふいに著名人が意外な場所で登場するのが面白いですね。
    人斬半次郎さんの、どこか愛嬌のある雰囲気も楽し気です。
    何より、赤松さんの実直で有能そうな感じ。
    この人に、これからどんなことが起こるのか、と期待させてくれますね(^^)

    作者からの返信

    何だかんだ言って、野津さんを始めとする方々の「学校」だったと思います。
    若さ溢れる、そして青雲の志を持つ者たちの、学び舎。
    その生徒たちは、日露戦争も終わり、明治が過ぎようとする時も赤松先生のことが忘れられなくて、赤松先生の郷里に立ち寄って、墓参をしていたらしいです。

    ありがとうございました。

  • 06 軍人、大村益次郎への応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     えーっ、ここで終わるの?
     いや、むしろ、ここで終わるから良いのか。

     なんというか、なぜ中村さんがああいう最期を迎えたのかが、想像できて心が痛かったです。
     たぶん、畳の上で死ぬ気なんて無かったんでしょうね……。すごく揺さぶられた物語でした。

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    飽くまでも半次郎の人斬りがテーマだったので、はい、ここで終わります^^;
    西南戦争まで書いたら、ガチで長編の上に、鬱展開しかないし……。
    でも、一番輝いていた(と私が思う)頃の話は、別で書いていたりします^^;

    半次郎は文字通り、墓にこの人斬りの謎を持って行ってしまいます。
    真相を記した日記はありますけど、それが見つかったのは現代なので、これをイレギュラーとすると、半次郎の胸中はすさまじいものだったんじゃないかな、と思います。
    このあと、坂本龍馬の暗殺がありますけど、半次郎が龍馬の遺族や弟子たちの面倒を見ているし、いろいろと思うところがあったんでしょう……。

    ありがとうございました。


  • 編集済

    05 人斬り、中村半次郎への応援コメント

     こんにちは、御作を読みました。
     銃対剣、凄く良かったです。
     赤松さんも自衛の為とはいえ、撃鉄に指をかけて、殺意を向けてくれたから、正々堂々の一騎討ちとなったのがせまめてもの救い、なのか。
     中村さんの胸の内を思うと、苦しくなります。良かったです……。

    作者からの返信

    この暗殺が、長年、謎とされてましたけど、他ならぬ半次郎の日記が見つかって、そこから真相が明らかにされました。
    ただ、じゃあ誰が半次郎に命じたのか、というのが今に至っても謎です。
    ……いずれにせよ、半次郎の性格と、赤松さん門下だったことを考えると、相当の苦痛だったんじゃないか、と思います。

    ちなみに薩摩藩の未来の明治軍人たちはこの暗殺に激怒して、それがのちの西南戦争の政府軍参加につながったという……悲劇が悲劇を生んでいます。

    ありがとうございました。

  • 04 政客、大久保一蔵への応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     結局のところ、徳川家が作りあげた武士の世を粉砕し、維新を成し遂げなければ日本に未来は無かった。

     でも、この当時にそれを予見できた者なんて、一人もいなかったでしょう。
     この時代を必死に生きた人達が紡いだ結果。だから、決して無駄じゃない。
     でも、そんな後世の言い分なんて、生きている人たちには関係ないですものね。
     なぜ、という苦しみはどうしたって付きまとう。じんときました。

    作者からの返信

    徳川は徳川で、頑張ってるところもありましたが、いかんせん、勝とかその辺の有為の人たちも「このままじゃダメ」と思ってましたからね……。

    じゃあこれからどうするのか、と考えると、やっぱり維新回天の道になる……という流れで。
    でもそれぞれの藩の、それぞれの考えの方へと綱引きがあったりして、ままならない、そんな世界が幕末だったのでは。

    そんな中、ひときわ冷静で先を見すえていた、貴重な人間が大久保一蔵です。
    この人がいなかったら、せごどんはテロリスト一直線だったんじゃないかと思います^^;
    そんな大久保さんが、アカンと言うのが間に合えば良かったんですが……というのが、今回のお話の肝です。
    幕末って、こういう行き違いの悲劇が象徴的だよなぁ、と思っておりまして……。
    だからこそ、つらく、だからこそ、成し遂げた価値がある、そんな維新だと思います。

    ありがとうございました。

  • 03 志士、西郷吉之助への応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     薩摩藩で一番過激だったのは、大久保さんじゃなくて、西郷さんだった……という評価もあるみたいですね。

     ……誰もが生死裏表の時代だもんなあ。張り詰めた描写が印象的で面白かったです。

    作者からの返信

    せごどんは、実は、「久光? 知るか」と自分で志士集めてヤンチャしたり、山内容堂が錦の御旗は許さんとイキってると、大久保に「うるせーから刺せよ」と煽ったりする危ない人です(笑)

    そんなせごどんが、自ら構築した諜報網で、ちょっといい話、ではなく怪しい話をキャッチ。
    ……この時代、話の真偽とかどうでも良くて、ヤバいのは消せ、というスタンスでしょうから、赤松さんもちょっと危ない展開になってきました^^;

    ありがとうございました。


  • 編集済

    02 家老、小松清廉への応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     徳川慶喜は交渉や根回し、政局を動かすという一点においては、悪魔がかった才覚があったと思います。
     薩長は政治では勝てなかったから、武力蜂起に追い込まれたわけですもの。……あと、長州には日本史五指に入る名将、命の花を咲かせて散らす花神がいたしorz
     半次郎さん、純粋やナア>_<;
     面白かったです。

    作者からの返信

    一橋慶喜はヤバいお方ですね。
    あれで将軍になりたくなかったというから恐ろしい^^;
    でも、嫌いな大名に嫌いだとわざわざ言いに行ったりするヤンチャなところが好きです(笑)

    大村益次郎さん、実はこの後チラッと出てきます(笑)
    やっぱり好きなんで、出したくなってしまいまして……。
    そんな大村さんに匹敵する赤松さん、これで薩摩でなく、勝海舟とかその辺の世話になってれば、まだサバイブできたのになぁ……(遠い目

    半次郎や、後の薩摩、そして新政府を担っていく人材を育て上げた赤松さん。
    その一番弟子を自認する半次郎。
    二人の運命が絡み合うところが、幕末という魔界の恐ろしさであり、悲しさかと思います。

    ありがとうございました。

  • 01 兵学者、赤松小三郎への応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     おおっ、今度は幕末ですね。
     中村半次郎さんと言いますと、薩摩藩屈指の剣豪かつ暴れ者のイメージがありますが、案外インテリだったのか……?
     新しい側面を読めて驚きました。面白かったです。

    作者からの返信

    幕末、実は私、どっちかというと佐幕だったりするんですけど、ウェブ小説界だと佐幕が多いこと多いこと……なんで、ひねくれものの私は、維新側を書くことにしました(笑)

    じゃあ誰にするかということで、白羽の矢を立てたのが「人斬り」半次郎さんです^^;
    何というか、半次郎さん、公式に人斬りにカウントされるのが、拙作で書いている赤松さんで、でもそれだけという謎の人斬りです。
    しかも流行りの脱藩をしていない(笑)し、どちらかというと軍人としての活躍の方が凄いという、変わった方なので、食指が動きました。
    あと、言われるほど横暴でなく、どっちかというと、真面目な田舎のあんちゃんみたいな感じです^^;

    ありがとうございました。

  • 06 軍人、大村益次郎への応援コメント

    今回も描かれている時代に深く没入しながら読んでいきました。タイトルで赤松や半次郎がどうなるのかを察せられても、一息で走り抜けました。
    歴史の分岐点は数あれど、幕末という一つの国の在り方が根本から引っくり返されるような時代はそうそう起こらないと思います。だからこそ、いがみ合ったり擦れ違ったりが起きてしまうのだと思うと、やりきれません。
    そんな混迷の時代でも、人を愛し続けた赤松の言葉は胸を打ちました。あの言葉があったからこそ、半次郎は生き続けてこれたのだと思います。

    最後に大変遅くなりましたが、自主企画への参加、ありがとうございました!

    作者からの返信

    コメント付きレビュー、ありがとうございます!
    赤松小三郎という人は、「中村半次郎に斬られた人」として歴史に残っていて、それ以外の活動内容はあまり知られていません。
    そのあたりについて、簡にして要を得た説明と、そして愛と哀について、巧みに紹介されている、名レビューかと存じます。

    さて、拙作は、もうタイトルでバレているのですが、「人斬り」がテーマなので、短編として書きました。
    合戦ほど大人数が関わっていないし、何より「重い」話なので、短編ならまだ「読んでみるか」とクリックしてもらえると思いまして。
    そして「重い」ので、なるべくサクサク読めるように気を遣ったつもりです。
    「一息で」とおっしゃられたので、その甲斐があったかな、と思います^^;

    幕末という時代は本当に、一寸先は闇というか、ある主張が正しいと唱えられた次の日には間違っていると言われてしまう、そして斬られるという殺伐とした時代です。
    しかもそれぞれ国のためだったり人々のためだったりするから、やり切れません。
    後世のわれわれから見ても「ああ、そんな風にしないでも」と思ってしまう事件や戦いがたくさんあります。
    赤松小三郎は無名ですけど、それでも己の才と誠を尽くして、この国のために考え行動し、人を愛した男です。
    そういう赤松さんが斬られてしまうという悲哀と、だからこそ響く赤松さんの愛を描かせていただきました。

    ちなみに半次郎はこの人斬りについて、死ぬまで黙っていて(死後、彼の日記から判明します)、その苦しみは相当キツかったと思います。
    それでも、半次郎の生き様から察するに、赤松さんから何かしら得るものがあったんじゃないかな、と思います。
    その辺りを拙作では「手紙」で表現させていただきました。

    大変すばらしい企画に参加させていただいて、礼を申し上げたいのは、こちらの方でございます。
    ありがとうございました!

  • 06 軍人、大村益次郎への応援コメント

    史実では謎とされている赤松暗殺事件について、非常にドラマ性強く描かれており、半次郎の心中を思うと非常に切なくなります。
    上田藩は戊辰戦争でも討幕側についていたため、暗殺する必要があったのかどうか。
    作中でもその辺りを、小栗忠順の企みに乗せられた薩摩藩として描いていますが……
    過不足無い文章で、これだけの内容を描き切った四谷軒様にはいつものごとく脱帽です。

    作者からの返信

    コメント付きレビュー、ありがとうございます!

    赤松小三郎、私も実は知りませんでした。
    上野戦争の話(中村半次郎の話)を書くにあたって、調べていたら、この方のことが出て来て(具体的にはwikipediaのリンクがあって)、初めて知りました。

    ここでマイナー好きという悪い癖が発動してしまったのです^^;
    そして悪いことに(?)、半次郎が何故斬ることになったのか、という仮説も思いついてしまったのです……真相はさておいて。
    実際は、たとえ上田藩であっても、他藩である以上、軍事機密は洩らしたくなかったんでしょうね……薩摩としては。
    で、その上田藩にしても、おそらく他意はなく、「使える藩士がいるなら使いたい」と帰藩を命じたんでしょう。
    元々、赤松先生は上田藩の軍事指導をしていて、そこをスカウトされたという経緯がありますので。

    で、拙作ではその帰藩命令を、小栗上野介のせいにしています。
    でもそれも、西郷吉之助が「そういう話を聞いた」ということにしています。
    実際の小栗さんは、そういう陰謀をやらない人っぽいので。
    こういう誤解というかすれ違いで、あとちょっとで救われたかもしれない、という「ドラマ」が、幕末っぽいなぁという私の思惑によるものです。
    その方が、半次郎の悲哀を強くして、彼の主人公性を高める、とも思いまして……。

    歴史ものを書いている以上、いつかは挑戦しなくちゃなと思っていた幕末もの、こうして桁さんのコメントを拝見して、「書くことができたんだなぁ」と感じることができました!

    ありがとうございました。

  • 02 家老、小松清廉への応援コメント

    信州人はどことなく脇が甘いのです、私も含めて。
    赤松先生も京都情勢は知ってはいても自らが巻き込まれるであったり、尽力した者たちから狙われる立場になるという部分、考えにあったとしても実際にその事態が起こり得るとは現実的に考えていなかったのでしょう。

    作者からの返信

    信州のご出身でしたか。
    この時代の信州の方とすると、佐久間象山あたりがメジャーですけど、彼も最期のあたりが、もうちょっと注意するというか、警戒するということができたらなぁ、と思います。
    でもそんなことしたら象山じゃない、と感じたりもしますが^^;

    赤松先生は、幕府と薩摩を仲良くさせようとしている自分だから、まさか双方から「邪魔だ」と始末されるとは思ってなかったんでしょう。
    割り切って薩摩にシフトして、その中で軍事を掌握して、言うことを聞かせるという手もあったかと思います。
    でもそんなことしたら赤松先生じゃないんですよね……^^;

    脇が甘いというか、理想家だと思うんです。
    しかしこの時代、坂本竜馬もそうですけど、自分の考えに従って、たとえ斃れても突き進むという雰囲気でしたから、それはそれで良いのではないかと思うのです。

    ありがとうございました。

  • 01 兵学者、赤松小三郎への応援コメント

    日露戦争第4軍の野津さんも門下生だったんですね。
    幕末の動きが維新後にもつながってるところが歴史の醍醐味です。

    作者からの返信

    薩摩の明治期の軍人たちのほとんどが、赤松小三郎の門下生です。
    門下生の彼らも、大っぴらには言いませんが、維新後も深い感謝を捧げていたらしく、赤松さんの郷里に記念碑とかいろいろやっているようです。
    ……これでもし、赤松さんが生存していたら、もうちょっと戊辰戦争もマシな展開だったのでは、という想像は尽きません。

    ありがとうございました。

  • 05 人斬り、中村半次郎への応援コメント

     私の中で半次郎は佐藤健君なんですよねぇ。

     狂犬のような人殺しなのに、弱々しい面もあって・・・ やっぱり平和が一番ですねぇ。

    作者からの返信

    佐藤健さん、イイ男ですよね。
    ちなみに私はwikipediaにある半次郎本人の写真をイメージして書いておりました^^;

    半次郎、池波正太郎先生のおかげで「人斬り」のイメージがつきまとうようになったのではないかと思いますが、実際は向学心の強い開国派の青年だったと思うのです……おっしゃるとおり、平和が一番ですね。

    ありがとうございました。


  • 編集済

    06 軍人、大村益次郎への応援コメント

    夕焼けが胸に沁みる素晴らしいお話でした。
    小三郎さんと半次郎さんの師弟の絆に涙です。(第5話を読んでからの第1話がヤバいです( ˃ ⌑ ˂ഃ ))

    幕薩一和かぁ。そっちに動いていればなぁ。
    「死」がBat endならば、幕末の傑人たちはことごとくBat endルートに入っていっちゃうから💦
    優秀な人材が命を散らさず明治、大正と時代を繋いでいったなら、どんな日本になっていたかしら? つい、考えてしまいます。

    そして大村さん、やっぱり優秀ですね。
    くっ、でこっぱちの奥には、どれ程の脳みそが…… 悔しい。何度そう思ったか(おっかないので、私の話はこの人的な方が到着する前に戦いを終わらせたりして💧)。

    とても惹き込まれました。
    四谷軒さんの幕末が読めて感無量です✨
    もっと、読んでみたい! お代わり〜と思ったら、何とお代わりがあったので、喜んでいます♪

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    今連載している「Battle of Black Gate」を書くにあたって調べているうちに掴んだネタで、ちょうど自主企画「同題異話・茜色した思い出へ」にマッチすると思って、夕焼けをテーマに書かせていただきました。
    史実だと9月の16時なんで、夕焼けはまだ見られないけど、強引に持って行きました^^;
    小三郎さんは死にましたが、その教えは半次郎に残り、そして今……というのが「Battle of Black Gate」という感じになっております。
    せめてこういう形でも、師弟の絆を表現してあげたいなぁと思いまして。

    さて、赤松小三郎さんが生き延びていたら(表面上は武力倒幕に協力して、裏では幕薩一和に動くみたいな感じで)、戊辰はかなり様変わりしていたと思います。
    二本松に同情的な野津道貫、会津落城に大泣きした中村半次郎、宮古湾アボルタージュに感服した東郷平八郎……彼らを赤松さんが統率していたら、戦うにしても、もうちょっとまともになっていたのでは、と想像してやみません。
    赤松さんが大村益次郎の立場(中央司令官)になったとしても、大村さんが前線に立って、粗暴な真似は抑えただろうし(石州口の戦いみたいに)。
    坂本竜馬生存ルートと同じくらいの展開になっていたような気がします。

    ちなみに大村さん、私は結構お気に入りです。
    司馬遼先生の「花神」を読んで以来、気に入っています。
    でもカクヨムは新撰組とか東北が舞台の話が多く(好きですけど)、維新側の、しかも長州の人の話はちょっと受けないだろうなぁと思って書いてませんでしたが、このたび武蔵野賞という機会を得て、書かせていただきました。
    大村さん、中央司令官になってしまったために、かえって前線の乱暴を抑えられなくなったと思います。
    才能の上では、彼しか中央司令官は無理でしたけど。
    ……たしかに、貴作のように戊辰ifの話でうまく収めるには、大村さんが来る前に終わらせるのがベターだと思います。
    私だったら、榎本武揚か河井継之助に全権を委任するぐらいしか思いつきません。
    あとは赤松さんが生きていたとして、うまく講和に持ち込むくらいでしょう^^;

    幕末の、青春で、殺伐で、物悲しい、そんな雰囲気を意識して書きました。
    いつか幕末ものを書くだろうと思っていましたが、まさかこんな話になるとは思っていませんでした^^;
    赤松小三郎という人物の魅力のおかげかと思います。
    感無量とおっしゃられて、まことに恐縮の限りです^^;

    で、打って変わって「Battle of Black Gate」は、どっちかというと、陽気にドンパチやるイメージです(何てたとえだ^^;)。
    ご期待に沿えれば幸いです。

    ありがとうございました。

  • 05 人斬り、中村半次郎への応援コメント

    さすが薩摩示現流、瞬時の迷いもありません。

    作者からの返信

    示現流の持ち味ですからね、恐ろしいまでの初太刀です。
    それを表現できればと思って書きました^^;

    ありがとうございました。

  • 06 軍人、大村益次郎への応援コメント

    ここに書かれている人物についてはほとんど知らなかったので、興味深く読ませていただきました。私も師弟ものの小説を書いているので、勉強になりました。本気の教育とは、まさにいつか教え子に斬られるようになる事を覚悟する事だなあ……、とつくづく考えさせられます。

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    維新三傑(西郷、大久保、桂(木戸))以外は、学校で習わないので、知らないのも無理はないと思います。
    特に赤松小三郎はよほどの方でないと知らない人物です。
    私も中村半次郎について調べるまでは知りませんでした。

    赤松さんは、ある意味教え子を裏切るかたちになってまでも、「幕薩一和」を通したかったのだと思います。
    そしてそれによって死ぬことも、覚悟の内だったのでしょう。
    そんな時代でしたから。
    でも、そういう生き方を提示して、自らそれに生きることこそ、最高の教育だと信じていたかもしれません。
    実際、弟子の東郷平八郎たちから、後々まで慕われ顕彰されていましたから。
    そういう意味では、赤松さんの死は、否、生き方は無駄ではなかったと思います。

    ありがとうございました。

    編集済
  • 06 軍人、大村益次郎への応援コメント

    半次郎は辛いですね。
    この真相を知らない方が良かったのかも。

    多くの命を刈り取ってしまう。
    それが革命ですね。

    作者からの返信

    史実では、赤松さんの私塾は「薩摩が攻めてくる」と塾生たちが武装して立てこもったり、その薩摩の野津道貫元帥も、憤りのあまり仇討ちを目論んだり、結構な影響を与えた人斬りです。
    しかし野津元帥も、誰が斬ったか分からずじまいだったらしく、薩摩藩内でも、この人斬りの内幕はプロテクトされた状態でした(後世、半次郎の日記が見つかって、真相が発覚します)。
    つまり半次郎は、師を斬ったことを誰にも言えないまま、抱え込んでその生涯を終えたことになります。
    半次郎が西郷に殉じたのも、案外このあたりに因るものかもしれません。

    ……長々と語りましたが、半次郎はそういう、後々まで影響を及ぼす人斬りをやらされ、しかも緘口するという過酷な運命を与えられたので、せめて拙作=フィクションの上では、こういう「真相」だけでも、と思った次第なのです。
    でもおっしゃるとおり、知らない方が幸せかもしれません。
    その命を奪う理由、奪われる理由を知るべきか、知らない方が幸いか……たしかに、革命とは罪なものです。

    ちなみに野津元帥は、西南戦争時点で真相を察知したようです。
    そのため政府軍を率いることを受け入れたらしいです。
    それはそれでキツい展開ですが……。

    ありがとうございました。

  • 06 軍人、大村益次郎への応援コメント

    幕末の空気感が伝わる素晴らしい物語でした。歴史ものは時代考証、三人称で難易度が高いですが、流石です

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    幕末の、あの青春というか、そして殺伐とした、独特の空気感を描ければと思っておりましたので、そうおっしゃられると、とても嬉しいです。

    そして、時代考証、三人称……やらないと書けないから、頑張ってます(笑)
    そこを誉めていただけるとは、非常に恐縮です。

    ありがとうございました。


  • 編集済

    06 軍人、大村益次郎への応援コメント

    他者の意見を尊重する……赤松小三郎をあらためて誇らしく思いました。
    いえ、わたしには何の関係もない方ですが、だいたい(笑)同じ地域の出自ということで、小三郎の描いた理想と、それに向かうまなざしに宿る生真面目さが、痛いほど分かるので。

    ご完結、おめでとうございます!🎊
    たゆまず歴史ものを書きつづけていらっしゃるので、剣ならぬペンが1作ごとに磨きこまれていますから、目標とされているカクヨム賞、行けそうな感じがしています。

    作者からの返信

    議会制を推進するということは、つまりそういうこと……相手のことを尊重するということ、と思うのです。
    そうでないと、幕薩一和なんてこと、言わないと思うんですよね。
    赤松さんは幕薩一和を提唱しなければ、順調に薩摩藩兵を率いる立場で、立身出世も有り得たわけなんですけど、それを良しとせず、内乱を避けるために身命を賭して行動したところが、立派であり、悲劇ですね。
    そういう方だからこそ、誇らしいと思う気持ちは分かります。

    おかげさまで完結いたしました。
    カクコンの短編部門は、星でなく編集部選考のようなので、まだ勝ち目があるかなと思い、書きました。
    賞に行ってくれればいいのですが^^;

    ありがとうございました。

  • 06 軍人、大村益次郎への応援コメント

    茜色した思い出は
    人斬りとなった伴次郎の記憶から
    永遠に消えることはないのですね。

    日本を良い国にしたい!
    熱き志を貫き通すためには
    避けて通れぬ道。

    不本意ではあるけれども
    そうせざるを得なかった事情が
    とても切なく胸に残ります。

    最後の瞬間
    赤松先生の目には
    茜色した美しい夕刻の空が
    映っていたのかな。
    それとも…

    読み終えて…
    茜色した思い出は
    私の思い出にもなりました。

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    茜色した思い出へ想いを馳せることは、半次郎にとって贖罪でもあり、敬慕でもあります。
    その両方の意味において、その胸中から消えることは無いでしょう。

    赤松さんも、薩摩の人たちも、この国のため、と思って、必死にやってきたのにもかかわらず、すれちがい、そして斬り合い……悲しいことですね。
    うまく立ち回っていた坂本竜馬すらも、凶刃に斃れてしまうし、本当、キツい時代です。
    でも、だからこそ、その生き様が、茜色した思い出が、後世に生きる人たちにも、響くのではないかな、と思います。

    赤松先生、ある意味、半次郎に斬られるのは本望だったかもしれません。
    斬られる相手ですが、それは己の身上ともいうべき戦術を叩き込んだ相手。
    きっと、この国のためになるよう使ってくれると信じ、最後に、美しい夕日と、弟子の勇姿がその目に浮かんで……といったところでしょう。

    茜色した思い出に想いを馳せていただき、そしてご自身のものにしていただき、恐縮です。

    ありがとうございました。

    編集済
  • 01 兵学者、赤松小三郎への応援コメント

    僕は戦国イノチの大の戦国時代好きです!けれども、実は生まれて育ったのは京都市です!幕末に関しては、やはり京都が舞台の一つになることが多く今からワクワクしています。つづきを拝読するのが楽しみです!

    作者からの返信

    戦国時代、やっぱり人気ですよね。私も好きです。
    しかし幕末というのも、書いてみて、やっぱり面白いなぁと思いました。
    おっしゃるとおり、京都が舞台となって、全国各地から様々な人物が集い、最終的には鳥羽伏見の戦いとなって終局を迎えて行く……というところに、ワクワクがあると思うのです。

    ありがとうございました!

  • 05 人斬り、中村半次郎への応援コメント

    赤松を薩摩に切らせる策謀だったという裏事情が話の肝ですね。
    それだけの策謀を描けるタマが居たかというと……。小栗も陰湿ではないですから。

    拳銃対刀。
    サムライウェスタンを思い出しました。

    ラストシーンの韻が秀逸です。

    ☆は号泣文庫レギュレーションでのものです。ご容赦ください。

    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。


    そうなんですよね、この赤松暗殺の謎というwikipediaの記述を読んで、こんな策謀があったんじゃないか、と思いついたのが、拙作を書く原動力です。
    真相は置いておいて、そういう解釈が成り立つのではないか、と思いまして。
    ただ、おっしゃるとおり、幕閣でそれができる人物がいるかというと……。
    小栗さんは能力的には行けるし、いざとなれば幕府のために陰謀に手を染めることを厭わないと思うんですが、じゃあこんな酷いことできるのか、と言われると……否、となりますね。

    そんなわけで、小栗犯人説は、実は西郷と間諜がそんな話を聞いただけ、たぶんそんなことだろうという風にも捉えられるようにしました。
    だから登場人物一覧に小栗さんはいません。

    あと意外と、上田藩が「赤松さん、帰って来いよ」と言っただけで、話が独り歩きしてしまったのが真相かもしれません。


    ガンVSカタナ、期せずしてこんな形になりました。
    赤松さんが短銃を携行しているという話を知ってしまったのと、あまり剣の修業してなさそうだな……と思いましたので^^;

    ラストシーンは……「るろうに剣心」の「それが幕末!」のシーンを意識しました。
    ただあんまり血がドバッとするのも何だし、ポエムにした次第^^;
    秀逸とおっしゃられて、恐縮です。


    お星さまについては、(サブタイトルでネタバレしてますが)人斬り、即ち避けてくれとおっしゃられた「死」がテーマになっているので、それは仕方ないと思います。
    以前に、趣旨に反するなら外してくださいと申し上げたのは、これです。
    ギリOKかな、と思って参加したので、外されなかっただけありがたいと思っておりますので^^;


    ありがとうございました。

    編集済

  • 編集済

    05 人斬り、中村半次郎への応援コメント

    なんとも詩的で、哀愁が漂うラストで胸が熱くなりました。
    剣を振り上げて「チェスト」を叫ぶのも、示現流の気合も相まって、大切な師との思い出の一切を断ち切る描写として本当に切なかったです。

    人斬りというとどうしても岡田以蔵あたりが有名ですし、赤松さんも傑物であったにも関わらず、その功績は坂本龍馬の偉業の内部に組み込まれてしまっている感じがどうしてもあるので、今回彼がメインにおかれたことはとても意味のある事だったと思います。

    彼の亡き後も、彼を尊敬する弟子たちが日清・日露戦争でおおいに活躍し、明治という一時代を築く礎となっていったことは、本当に素晴らしいですよね。

    幕末ってやはりロマンがありますね。
    素敵な作品を今回もありがとうございました!

    作者からの返信

    恐縮です。
    幕末というこの時代、夢や志を持った人たちが、暗殺に遭い、斃れてゆく……その悲しさを少しでも表現できたらなぁと思って書きました。
    半次郎は結構「熱い」男なんで、坂本龍馬が殺された後も、その親族の面倒を見たりしていて、そのあたりが「人斬り」にならざるを得ない悲哀を切々とするんじゃないか、とも思いまして。

    岡田以蔵も結構悲しい最期を迎えていますね。
    そして赤松さん、勝海舟の同門の坂本龍馬に「呑まれてしまった」感は確かにありますね^^;
    龍馬は土佐藩がバックについていて、死後も土佐閥がその「偉業」のイメージを利用していたきらいがあるので、赤松さんが埋もれてしまうのは、ある意味仕方のない流れでしょう。

    恥ずかしながら、拙作を書くにあたって、私は初めて赤松小三郎という人物を知ったので、何とかクローズアップしたいなぁと無い知恵しぼったので、今回、御田さんに「意味のある」とおっしゃられて、報われた気持ちです(笑)

    赤松さんを慕う、東郷平八郎提督や、野津道貫元帥が、赤松さんを悼んでその功績を顕彰しています。
    おっしゃるとおり、赤松門下の彼らのおかげで、明治という時代に、この国は生き抜くことができたのでは、と思います。

    いつか幕末の話は書こう書こうと思っていましたが、書いてみて、そう、やはりロマンがあります(笑)

    こちらこそ、ありがとうございました!

  • 05 人斬り、中村半次郎への応援コメント

    赤松は既にトリガーを引いていた。弾(半次郎)が飛ぶのは必然だったと。

    〇〇の為に、障害になるからと多くの命が散らされた時代ならではですね。

    ここで初めてタグを見て、同題の作品だと知りました(汗)。

    作者からの返信

    赤松さんが上田藩へ帰ると決めた時点で、薩摩藩としては「ギルティ(裏切り)」認定ですからね……。

    赤松さんは、野津道貫元帥や東郷平八郎提督といった薩摩藩子弟を教え、慕われていたので、なおさら薩摩藩上層部としては、斬っておかないとマズいという認識でしょう。

    そしてよりによって、弟子の中から、半次郎をセレクトして斬らせているところがキツいですね。


    同題異話の自主企画、タグを置くのが参加条件なので、ちょっとあまり分かりづらくてすみません^^;
    この企画、参加されているみなさん、多士済々として素晴らしい話を書いておられます。
    拙作も遜色ないように努力した次第です^^;


    ありがとうございました。

  • 05 人斬り、中村半次郎への応援コメント

    やっぱり四谷軒さまが書く主役はカッコいいです!
    たとえ人斬りだとしても魅力的です。
    ラストの痺れる締め方もいいですね。

    作者からの返信

    ありがとうございます!

    人斬りを「せざるを得ない」というところに、拙作の半次郎の魅力があるのかな、と思います。
    そして人斬りは所詮、暗殺なので、あまり細かく書いてもアレかな……と思いまして、ああいう、ポエミィな感じにしました^^;
    痺れる、とおっしゃっていただいて恐縮です。

    ありがとうございました。


  • 編集済

    05 人斬り、中村半次郎への応援コメント

    うおお、格好いい(と言うと不謹慎ですが)ラスト!\(^o^)/
    何だかその場に立ち会っていたかのように熱くなりました。

    でも、銃より剣のほうが、それも小三郎自身が一所懸命に指南した剣のほうが勝ったのでしょうか。
    ひそかに贔屓していた小三郎が哀れです。

    それに、大久保に諫められて慌てて指令を取り消す西郷、軽い……。(-.-)

    作者からの返信

    恐縮です。
    結局、人斬り=暗殺なので、あまり詳細を描写しても仕方ないので、ラストはさらっと書きました。
    あと、10,000字以内に収めたいという、いつもの裏事情です(笑)
    (カクコンの短編に出したいと思っています)。

    小三郎さんは、剣の修業をしていないっぽいので(wikipediaだと記述されていませんでした)、薩摩示現流+居合を修めた半次郎には、ちょっとかなわなかったと思います。
    短銃についても、どこまでやれるか不明でしたし……。
    史実だと、半次郎と田代さんの二人がかりだったらしいし、やはり無理かと……。

    この頃の西郷さんは余裕が無いので(土佐の山内容堂が邪魔だと判じると、暗殺を示唆した)、まあ、仕方ないアクションだと思っていただければ^^;
    大久保さんは大久保さんで、マクロで物を考えられる人なので、京に居たら止めたかもしれないってところで。

    ありがとうございました。

  • 04 政客、大久保一蔵への応援コメント

    こうなると本当に人生は運だよなと思います。
    赤松さんも松平の家中に生を受けてなければ、もっと柔軟な思考ができたのかもしれない。

    薩摩側もこの段階では生き残りに必死だろうし余裕がないんだろうな。

    作者からの返信

    逆にもうちょっと重臣の家系に生まれてたら、それはそれで河井継之助ルートへ突入していただろうし……ままならないものです。
    上田藩も赤松さんを大事に思っているらしく、兵制改革を任せたりしているところが、余計に赤松さんを縛っていく……。

    薩摩は薩摩で、あの島津久光が(少なくとも形式上は)トップだから、裏切りとか絶対に許せないでしょう。
    西郷もこの頃は確かに余裕ないですしね。
    小御所会議で、邪魔くさい山内容堂は短刀一本で片付けろ的なコメントを洩らしてるし。

    こういうのを見ると、坂本龍馬はホント巧く立ち回ったなぁと思います。
    でも容赦なくバッドエンドを迎えてしまうところが、幕末の怖さかな、とも思います。

    ありがとうございました。


  • 編集済

    04 政客、大久保一蔵への応援コメント

    政客という言葉を知らず、またウィキペディアのお世話になりました。(笑)
    何となく居候っぽいイメージでしたが、ズバリ政治家のことを言うんですね。

    大久保一蔵、あのお笑いの人の顔が……テレビドラマも善し悪しですね。
    信州人は生真面目ですから、板挟みになった赤松小三郎の煩悶が偲ばれます。
    それにしても、昨日までの恩人がいきなり幕奸とは、凄まじい浮世ですね。

    作者からの返信

    政治家、という表現でも良かったんですが、何となく「現代」のイメージなんで、この時代っぽい表現の「政客」としました^^;

    大久保一蔵、私は鹿賀丈史さんのイメージです。
    「翔ぶが如く」のインパクトが強くて……(笑)

    赤松小三郎、ここで坂本龍馬だったら脱藩してでもやりたいことをやるんでしょうけど、よりによって「幕薩一和」を掲げているから、「幕」を裏切るわけにもいかず……悲しいところです。

    島津久光は、寺田屋事件で、藩士といえども秩序を乱す場合は「斬れ」と言った人なんで、今回、この人斬りを主命として、逃れられないものとするのに一役買ってもらいました。

    「幕奸」は、実は半次郎が日記でそう書いています。
    おそらく、この人斬りを命じた人がそう言ったのではないかと思います(拙作では小松帯刀が命じていますが、史実では、誰が半次郎に人斬りを命じたかは不明なのです)。

    ありがとうございました。

    編集済
  • 03 志士、西郷吉之助への応援コメント

    静かな雨の中、緊迫感が高まっていく。
    赤松はそれに気づく余裕が無いのかな。

    有能であればあるほど、他家に走らせるぐらいならいっそ……。
    秦王政が韓非をあっさりやった故事が思い起こされます。

    作者からの返信

    雨の京都。
    薩摩としては、四候会議が散々に終わり、このまま武力蜂起か否かというところに、ある意味「追い詰められて」いる、この状況。
    赤松先生としては、それをどうにかしようと頑張っているつもりなんでしょうけど、それが薩摩からすると反薩摩的行動という、このジレンマ。
    同じ路線の坂本龍馬は、まだ土佐藩に復帰させてもらい、後藤象二郎らのサポートがあったからいいものの、赤松先生は……。

    たしか平賀源内も、藩を出るにあたって、所構え=他藩に仕えちゃ駄目という処置で出されたと聞きます。
    太平の世ですら、こんなことやってるのに……。

    ありがとうございました。

  • 03 志士、西郷吉之助への応援コメント

    西郷どんが登場しましたね。大河ドラマもまだ3年前なので、鈴木亮平さん西郷どんの記憶がまだ新しいです。

    作者からの返信

    「せごどん」懐かしいですね。
    鈴木亮平さんの西郷さんは、イケメンで眩しかったです(笑)
    私は「翔ぶが如く」の西田敏行さんの印象が強かったので、鈴木亮平さんの西郷さんは新鮮でした。
    さりげなく「翔ぶが如く」で有村俊斎をやっていた佐野四郎さんが、こんどは「西郷どん」で井伊直弼をやっているところが面白かったです(有村俊斎は桜田門外の変で井伊直弼を襲撃している一味のひとり)^^;

    ありがとうございました。

  • 01 兵学者、赤松小三郎への応援コメント

    こういう時代の転換期のものは、とても興味があります!
    私が今後書いていくための勉強も兼ねて、楽しませていただきます!

    作者からの返信

    幕末……歴史ものを書いている以上、いつかは書くかなと思ってましたので、私としても、ちょっと頑張っています!
    毛利――長州の人も、ちょっと出しますので^^;
    ご期待に沿えれば幸いです。

    ありがとうございました!


  • 編集済

    03 志士、西郷吉之助への応援コメント

    先述のフィールドワークが気になっていましたが、これで納得でごわす。(笑)
    強面の武士が「先生」「君」と呼び合うのが幕末っぽくて可愛いですね。
    無紋の傘、そういう手痛い経緯があったのですね。

    作者からの返信

    いやホント、上野公園を散策して、ついでに石浜(待乳山聖天)に行っただけなんです(笑)
    薩摩弁や時代背景はネットで調べました^^;

    「僕」という一人称とかも、私は幕末っぽくていいかな、と思っています。
    以前、司馬遼太郎先生が、幕末の長州志士たちが謙譲を込めて「僕」と言い始めたという話を書いていたのを記憶していたので。
    だから「僕」を使うのは、この作品が初めてです。
    (「砂漠渡りと長月」では「ボク」だったので^^;)

    桐野家の傘、これはwikipediaの引用です^^;
    貴作「じめさあ」のあたりであった事件らしいです。

    ではではノシ

  • 02 家老、小松清廉への応援コメント

    なんだかきな臭い感じになってきました。
    半次郎はいっこもんだからなあ。

    作者からの返信

    きな臭い時代ですからね。
    何かあったらすぐ暗殺の可能性が出てくる、そういう油断ならない時代です。
    しかも情勢が複雑だし……それが更なる暗殺を生む……。

    そんな中、青臭い半次郎が、どんな感じで「巻き込まれて」いくのやら……。

    ありがとうございました。


  • 編集済

    02 家老、小松清廉への応援コメント

    そういう一連の経緯がキャッチフレーズの事態を招くのですね。(・´з`・)
    複雑な幕末情勢、貴筆で分かりやすく解きほぐしていただきました。
    ここへ来て『茜色した思い出へ』というタイトルが急に気になっています。

    作者からの返信

    赤松小三郎さんは頭はいいんですけど、それゆえに、こんな事態に巻き込まれてしまうという、可哀想な人なんです。
    いっそのこと、幕薩一和ではなく、武力倒幕に傾いて、薩摩に傾注していたら、こんな薩摩藩の思惑に悩まされずに済んだのに……。
    でも、赤松さんから「幕薩一和」を取り上げたら、それはもう赤松さんらしくなくなってしまいますからね……。

    このあたりの幕末の状況、結構難しくて、改めて勉強しました。
    それでもまだよく分かりませんが(笑)、ご理解いただけたようで何よりです^^;

    「茜色した思い出へ」……そういうお題での企画といえばそれまでですが、これは上野戦争を調べていくうちに、その前史として何か書こうとしていたら、ちょうどマッチするタイトルだったので、乗らせていただきました。
    茜色→「赤」松という取っ掛かりでしたが、果たして……。

    ありがとうございました。

  • 01 兵学者、赤松小三郎への応援コメント

    こんにちは。幕末大好物です。安定した地の文で雰囲気が伝わってきます

    作者からの返信

    幕末、私も好きです^^;
    ちょっと今まで避けて来たのですが(諸先輩に恐れ多くて)、やはり書いてみようと思って、書いてみました。

    雰囲気、出てましたか^^;
    それは良かったです。

    ありがとうございました。

  • 01 兵学者、赤松小三郎への応援コメント

    恥ずかしながら赤松小三郎は存じ上げませんでした。
    なかなかの俊英のようですね。

    教育県として知られる長野は上田出身。
    こういう人物を出す土壌が江戸時代からあるのかな?

    作者からの返信

    上野戦争について調べていたら、この人の情報へのリンクが張られていて、で、私も初めて知りました^^;
    こんな有為な方が今まで埋もれていたなんて……という驚きと共に、マイナーな人が好きという、私の悪癖が発動です。

    長野は、松代の佐久間象山がいますからねぇ……。
    やっぱり、そういう土地柄なのかな、とも思います。

    あと、御企画へ参加させていただいております。
    もし、趣旨や規定に沿っていないようだったら、遠慮なく外してくださいませ。

    ありがとうございました。

  • 01 兵学者、赤松小三郎への応援コメント

    タイトルからとても心惹かれて、通知からやってきました。
    新作は幕末ものですか! 四谷軒様の知識量は本当に尊敬に値します。
    幕末にも多くの偉人がいますが、赤松小三郎という人物については恥ずかしながら初めてその名を知りました。物語を通して楽しく勉強させていただきます!


    作者からの返信

    お星さま、ありがとうございます。

    貴作を読んで、江戸時代~幕末もいいもんだな、と思ったのも、拙作を書くきっかけのひとつです^^;
    私の幕末の知識は、ほとんど司馬遼太郎先生によるものなので、実は偏っています(笑)

    ちなみに赤松小三郎さんについては、上野戦争について調べているうちに、この人にたどりつきました。
    私も初めて知ったので、で、知った以上は書かなきゃな、という謎の使命感を抱いて(笑)、書きました。

    拙い作品ですが、貴作ほどの楽しさや学びがあれば、幸いです!

    ありがとうございました。

    編集済
  • 01 兵学者、赤松小三郎への応援コメント

    新作公開の通知に
    毛利元就の初陣からちょっと寄り道(^^)

    毛利さんの時代から
    ひとっ飛びしての慶応三年。

    茜色した思い出とは…
    題名からして気になります。

    また、のめり込みそう。
    いや、きっと、のめり込むでしょう(笑)

    作者からの返信

    こちらにも応援、ありがとうございます。
    幕末は、いずれ書いてみようと思っていたのですが、このたび、「同題異話 ~茜色した思い出へ~」という自主企画に参加しようと思い立ち、書かせていただきました。
    月末に投稿する上野戦争の話について、下調べしている時に知った人の話が、この題名に沿うものになりそうだな、と思いまして^^;

    のめり込んでいただければ幸いです(笑)

    ありがとうございました。


  • 編集済

    01 兵学者、赤松小三郎への応援コメント

    おおっ、今度は赤松小三郎ですか?!\(^o^)/
    たしか上田城公園内に像か碑がありましたよね。

    小ぶりながら風格ある城郭、お堀に映える紅葉、二之丸を出たところで食べたクルミだれの蕎麦の味……以前に訪ねたのはちょうど今ごろの季節でした。🍁

    それにしても優れた着眼でいらっしゃいますね。
    戦国の真田の気風が色濃く残る上田から薩摩隼人の鹿児島へ乗り込んだ英傑がたどる道は果たして……それに薩摩弁もご達者でいらっしゃるし(拙既作ではそこに苦労し、ついに方言を放棄しました💦)第2話以降が楽しみです。


    作者からの返信

    ちょっと月末に投稿する上野戦争の話のために、いろいろと調べていたら、中村半次郎(桐野利秋)から赤松小三郎へと興味が移りまして……。
    上田城公園内にそんなモニュメントが……ちなみに、今回のお話については、上田市のホームページに、詳細な資料があるので、拝見いたしました。
    あまりに詳細過ぎて、ちょっと引用や参考は――網羅するのは無理でしたが^^;

    上田……趣がありそうなところですね。行ったことが無いので、想像しかできませんが、この上田という土地が、真田だけでなく、こういう逸材を育む土地柄なのかもしれませんね。

    幕末ものは、いつか書くことになるだろうなと考えておりましたが、今回、赤松小三郎という人物のことを知り、じゃあ書くか、となった次第です。
    ちょうど、参加する自主企画(「同題異話」と「号泣文庫」)の趣旨に沿えそうな奴が書けそうだと思えたので^^;

    薩摩弁、これは司馬遼太郎先生の「翔ぶが如く」を読んだり、大河ドラマ化されたものを観たりした時のことを思い出して書いてます。
    だから、なんちゃって薩摩弁です。
    貴作は女性メインの作品だったので(しかも姫様もいるので)、方言を使わない方がマッチしていたので、良かったと思います。

    ありがとうございました。

    編集済