第6.5話 オワリノセカイ

今回めちゃくちゃ短いです。なので、6.5話にします。



「バグドール…」


「ソンナコトヨリイキノコリガイタナンテ。シカシ、モンダイアリマセン。」


「何を言っている…」


僕の問いかけを無視したバグドールは少し上空に浮かび上がった。


「イレギュラーウイングヲヘイレツテンカイ。」


その照準はこちら…いや、


「やめろ!」


僕は懐から銃を取出し発砲した。この銃は僕の電気を使用して銃撃するため弾は音速を軽く超える。


「ムダデス。」


しかし、弾は外されたように逸れた。

そして。


「ロックオン。ヨコクハシマシタヨ。」


こちらに向けて六本の薄暗い光線が発射された。


「ここまでなのか…?」


そして、極大の閃光が視界を染めた…


────said:バグドール


「ガピピ…モウコワレタノカ?」


ソレヨリモアノカタノカラノメイレイヲコナサナケレバナ。


「アノフタリハウマクヤッテイルノダロウカ。シンショクサセタトハイエマダマダフアンテイダ。スベテノセカイヲシンショクシイレギュラーデソメアゲナケレバ。」


そして、バグドールは姿を消した。そこには浸食されていく世界が残った。

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僕と自分達の異世界生活 そこらにいるウナギ @rein04

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