乗り物

割と趣味にしている人は多いと思う。鉄道がその最たる例になるわけだけれどもそれに限らない。私の場合は有人にタイヤがついてればいいんでしょと言われ、確かにと納得したものである。飛行機、車、自転車、自動車基本的にゴム製のタイヤがついていれば私の趣味になる。多分だけれど、ゴムが私の中で特別な存在なのではないかとここ最近思い始めている。飛行機はグリップ云々の話はないのだけれどあれはあれで構造的に非常に魅力的である。モノコック構造になっていて、基本的な構造を剛としながらフレーム以外は柔軟に動くようになっているのだ。タイヤの話に戻ろう。タイヤの何がと言えばグリップしたり、コーナーで滑ったり、そういったところに魅力を感じるのではないだろうか。5年ほど前にノートという車を買ったが400万ちょいした覚えがある。そのほとんどがタイヤに荷重をしっかりと伝えるための補助的な機械で、一番高かったのはサスペンションだった。バネ下荷重という言葉は存じないと思うがバネ下1キロウェイトダウンするとバネ上10キロに相当するのでバネというのは大切になってくる。当然一般には使われない倒立式のショックを入れる事でかなりバネ下が軽くなった。ノンターボだったのだけれど所謂テンロクの中ではかなり速い部類に入っていたように思える。しかし速いがメリットでデメリットもまた大きい。なんせ、四点式ベルトを使っていたので三人しか乗車することが出来なかった。それにスノーボードも同じ車で行くので轍でかなりバンパーをこすった覚えがある。最近の車には空気式の車高調がついているのでコンビニに入る時などは特に便利だろう。私の車は下が当たってつらかった。車高も車検ギリギリまで下げると立体駐車場で大抵断られる。まぁとはいえ車に対する規制はこれから増える一方なのだから、できる限り早いうちに自動車で遊んでおく方がいいと思う。ストレート管で街中を走ることができなくなるだろう。EV化も進んでエンジンの面白い特性はなくなりよりリニアな加速をする乗り物になっていき、運転に技術を要さなくなるはずである。年が合えば、ほかの趣味を楽しむ前に車に乗ってみてはいかがだろうか。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る