モノを創る

モノシリーズになりつつあるのが私の懐の狭さを感じる。さて、モノを壊して買って。最終的にどこに進んでいくかの究極を述べるとモノを作るに至ると思う。創ったって作ったってどちらでもいい。なにかを作り出すのは非常に楽しいものだ。私が学生の頃はPC黎明期だったこともあり、モノをパクるという考え方もあった。使っているものを改造するのである。既製品に満足せず既製品にチューニングを加えるのである。この辺はとてもデリケートな場合が多くなっているので現代で買ったPCを改造して使うなんて人は少数派なのではないだろうか。1060から1080Tiに乗せ換えてPCを長生きさせているが、どうもこれを越えてくるPCもまだないので買う必要も出てこない。さて、モノを作ることを考えよう。PCを0から組み立てるのもいいだろうし、

私は非常に木工が好きで構造を考えながら金属質で作られているものを木に材質を変えて作り直したりしている。最近はIジョイストというのを自作してビームを飛ばしている。丸鋸を使うのだけれど、これがまた扱いが難しい。モノを作る場合にはいろいろな工具を使うことになるのでその性質をしっかりと理解した上で使わなければ凶器にさえなりうるものもあると思う。世の中一番危険な創作活動とはなにかと考えたことがあるのだけれど料理が一番危険である。身近で事件があった時にチェーンソーだったりスタンガンだったり、ガス溶接機だったりが凶器だったことがあるだろうか。モノを作れて人を簡単に殺すことができるアイテム、それこそが包丁だと思う。建築畑から見てもあんなもろに歯が出ているものを他人に扱わせるなんて危ない。度の工具にもセーフティがついているから事故がないのだけれど、まぁその辺は気を付けて取り組むとしよう。

モノを作るのは非常に楽しいのは前述の通りだが何が楽しいのか。ないもの、今まで自分専用とはいかなかったものを自分専用にチューンする作業が非常に楽しいのだろうと思う。今はプログラミングに仕事面では取り組んでいるが電気回路の勉強をしている時間の方がはるかに楽しい。物理的に動くし、実装する場所が現実にあるからだろうと思う。例えば車のウィンカーなんていうのは最近シーケンシャルウィンカーになったけれどはるか昔からその概念はあったしマイコンを使えば簡単に再現できるのである。昔はコンデンサが必要だったけれど今はコンピュータ制御なのでいじりやすい場面も時々ある。もちろんコーディングされてるものをどうこうするのが難しい代物もある。でも電機がらみが一番簡単なのではないかと感じる。

PICマイコンは一度触っておくことに損はない。就職にもかなり役立つので理系学生は必ず触れておこう。

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