応援コメント

第116話 かけおちるふたり」への応援コメント

  • こんばんは。

    あのね。
    時間がある時で良いからね。
    リクエストがあるんです。

    トバリが、ナツヒにしたためた書き置きです。
    トバリも、ナツヒがユウナギに想いを寄せていた事を知っているはずです。
    そんなトバリは、ナツヒに、どんな手紙を書いたのか、ぜひとも、内容が知りたいです。
    私の脳内妄想が止まりません。
    このコメント返信で、ちょこっと教えていただきたいです。ぜひとも! よろしくお願いします。

    作者からの返信

    ふぇぇぇん脳内妄想ありがとうございますぅぅぅ!!+゚。*(*´∀`*)*。゚+
    ほんっと作者冥利に尽きます!
    逆に、せっかく妄想していただいたのに、作者の妄想を語っていいのかな?というためらいもあったりするのですが
    物語のパラレルワールドはいくつあっても良いもので、別に作者の書くものが(本文以外なら特に)必ずしも正規ではないかなっと。
    (これまでにもお読みくださった方の考えたユウナギーズの関係とか書いてない部分のルートとかを聞かせていただいたこともあったのですが
    作者よりよく分かってない??ってビックリしたこともあります…。この作品を読解できる方は確実に豊かな空想力をお持ちなのですっ)

    というわけで、トバリがナツヒにあてた書き置きの内容は、といいますと…
    トバリはナツヒの気持ちも大体は理解していたはずですが
    その手紙には、あくまで仕事上での王女の避難、としか記していません。
    トバリは、「ユウナギはナツヒと自分、ふたりもの」だと思っているフシがあります。(ナツヒを王女を護る側近(自分ら)の片割れとして信頼していなければ、二人で旅なんて出さないし)
    (ただしナツヒがそうは思っていないから(ユウナギは兄貴のカノジョだと思っている)、ちょっと齟齬があるのですが)
    だから手紙にはあくまで、「こういう予言があったから、自分は王女の大側近の片割れとして、王女を避難させる。お前は先の短い父に代わり、女王を必ず守ってくれ」と仕事について託しただけです。

    で、それを受け取ったナツヒは、たぶんそういう虫の知らせがあって、まずは得心がいき、だんだん「これでユウナギの夢が叶ったんだ」と感動に包まれます。(ヘンなテンションになったというか)
    まぁやっぱり「好きな人が幸せだと自分も幸せ」という胸をめぐる温かい思いと「どうして好きな人を幸せにできる人間が自分ではないんだろう」という寂しさ、切なさが半々くらいか、
    そんな中で、ナツヒは彼らに追っ手や戦火の粉が行かないように、全力で役目を果たします。
    そのルートでのナツヒの死に際は、ただユウナギの幸せを思い浮かべて、討ち死にしていても処刑されていても、それは彼女の先を守るためなのだから、きっと幸せであったのだと思います。

    あ、ifルートやっぱり悲しい……時代の敗者のドラマとはそういうものですね…。