第4話
あれから4か月が経過した、日本は、、、、ありえない速度で再建を進めている。
もうほとんど普通に暮らせるレベルだ、なぜか?数百の竜が日本に出現したからだ。そう、竜はルスだけではなかったのだ。 どうなったか?言わずもがな大混乱だ。
大きさはさまざまでとんでもなくデカいものから、小さいものまで、だが
自分たちより何倍も大きい竜が飛来したのだ、当たり前だ。だがかれらは各地に飛び、降り立った地の人々の傷をいやし、守った。まぁ、地震の被害を受けなかったところに降り立った竜は特にすることもなく、各自の落ち着く場所で寝ているらしいが、、、だが本題はここからどういうわけか日本の各地に竜が受け入れられ始めたのだ。まぁ自分を害さず、助けてくれる生命体とはいえ何倍も大きい竜なのには変わりない。もちろん受け入れていない場所も存在する、が大半はこの4か月で受け入れ協力している。かれらは何も欲しがらない、何も食べず、飲まない。彼らは竜のやさしさを受けてかつ何も返さなくてもいいといわれ、受け入れる以外になかったのかもしれない。証拠に主に受け入れず、ただ怖がり、恐れている地域は主に地震の被害を受けなかった地区だ。まぁこんな国の機能が特に機能しておらず、いまどんな状況なのかもわからない場所では竜は頼れるものだったのかもしれない。
” はぁ、そろそろ具現化できねぇかなぁ ”
「できそうなんですか?」
” ああ、今から試してみる ”
え?
「ちょっと待ってください、今具現化したら家とこの辺周辺が吹っ飛びますよ!」
冗談ではない、やっとみんな野宿から解放されてきたところだというのに破壊されては竜の名声はマントルよりも深く下がる。
” 知ってるよ!俺だって馬鹿じゃねえから、最大サイズで具現化するわけないだろ!”
「最大サイズ?大きさを変えれるんですか?
” まぁな、最大と最少は決まってるが、その間の調整は自由だ ”
まさかの調節可能、いやそんな粘土みたいな感じでいいの?
” とりあえず、、、おい小僧 ”
「小僧って、、、なんですか?」
” お前俺と契約しようぜ ”
「契約?なんですかそれ?」
” 俺はお前を介してこの地の神力をもらう ”
はぁ、、、
” っでもってお前は俺の一部権能を使える ”
「えっと、、、、はぁ、、、、?」
” よし、説明がめんどくさい、もともとお前に拒否権はねぇ。 ”
「え?」
次の瞬間、俺の右腕に激痛が走った。
「いっだぁぁあぁぁあ!?」
右腕を見ると、球が、右腕を丸々飲み込んでいた、、、、
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