憧れる文体と自分の強み
自主企画「突撃! 作家へインタビュー」(https://kakuyomu.jp/user_events/16816927861701426186?order=published_at)
ご参加いただいた方、ご覧いただいた方、知らんかったけどお疲れさんと思っていただける方へ、まず感謝致します。
上記は、作者と読者の距離が近いカクヨムだからこそ出来ることだと思い、立てた企画でした。
一読者として、大満足の結果となった一方、一書き手として、思わぬ成果を得ることが出来ました。
と、丁寧な口調はここまでにして、ざっくばらんに私らしく語っていくとしましょうか。
*
カクヨムに限らず、書籍に限らず、読んでいると憧れる文体が有る。それは、美しい文だ。
美しいにも、いろいろな種類があると思う。
私の好みで言えば、全く性的な話ではないにも関わらず、滲み出る色気と気品のある文体がどうしようもなく好きだ。
色にして言えば、紫。
濃紫や紫紺辺りだろうか。
だがしかし、私の文にそんな色気はない。
四角四面と言うほど堅くはないつもりだが、色にして言えば
まあ、良くも悪くもつまらない。
自分の内面とよく似ている。
ところで、この内面、どうやら文体に反映されるらしい。
それが、今回の企画で得た思わぬ収穫だった。
元々、自分はメールや手紙の文面から、相手の内面を深掘りしやすい。それも影響したのだろう。
インタビューの回答の雰囲気と、文体と物語の雰囲気が凄く似ている方が非常に多い印章を受けた。肌感覚としては、7割近くがそうだ。
これから自分が思ったことは2つだ。
1つは、憧れの文体になるのには、時間が掛かるということ。
もう1つは、自分の文体を活かせる話作りがあるのではないかということ。
経験が人をつくる。
憧れの文体になるには、それそのものを真似るのも一つである一方、日常からそれ相応の振る舞いと考え方、理想を真似る方法もあるのではないかと、私は考える。
一方で、十人十色とはよく言ったもので、文体にも
とは言うものの、生憎、誠に残念ながら、私は私の特徴や個性があまり見えない。
人のはよく見える。自分のは見えない。
幼少期からこれまで、いろんな人に言われてきた。
実際、自分の事は正しく見ることは出来ないし、見たいとも思えない。ひたすら逃げ惑ってきた。
故に、全てにおいて、何が向いているのか、何が似合うのか、全く分からない。
おやまあ、書き続けてみると、なんとも残念な結論に行き着いてしまった。
それは兎も角。
憧れる文体と言うのがある方に、「こんな考えもあるのね」と、思えてもらえれば幸い。
もし、私のように「見えない」方や、自分の文体が何色に見えるか興味を持たれる方は、コメントに書いていただければ、このユトが僭越ながらお答え致しましょう。
とまあ、今日はこんなところで。
お付き合いいただいたことに感謝。
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