夫の溺愛(大学教授の場合の年の差婚)

第45話 何が違うの？

青くなった一朗太は、部屋を

飛び出し美奈と母親のいる

部屋に飛び込み

「美奈、美奈美奈、違うんだよ

　違うんだ。」

「あれ？あ一朗太じゃーん。

　なにしてるの？

　私がつくったサンドイッチは？

　あ～そっかぁ

　一流料亭の美味しいランチ

があるもんね。

　どこのゴミ箱に捨てたの?」

一郎太は焦ったが平常心を

保ちながら顔は引き攣らせて

いたが

　　「イヤ、バックにあるよ。」

　と答える。

　「え、ホント？どこどこ？

ねぇ～

　　一朗太ぁ～。」

「だからバックに入ってる!!」

と聞いた美奈は確かめずに

居られない。

朝5時に起きてジャガイモを茹で

不揃いに切った野菜をはねこみ

混ぜ混ぜ混ぜパンは凸凹

していたがハムで破れを押さえた。

苦心して作ったサンドイッチ🥪

美奈は┣¨┣¨┣¨─

廊下を走り彼女のいる部屋

目掛け一目散!!

さあ、俺の無実を見てくれ

とばかりに

一朗太のバックがパッカーン

開いていて、くまさん柄の包みの

サンドイッチが

見えた。

突然の乱入者に京香は👀

当然後を追いかけ、部屋に

飛び込んで来た一郎太を見て

京香は又ビックリ‼️

　　「あーあ!早起きして、

つくったのに‥。」

食べてくれてないんだと

美奈はワザと首を倒しガックリ

気を取り直した様に

バッと包みを掴んで

サンドイッチを掴み取り出した

ボトン？サンドイッチに

引きずられるように

ホテルのキーが落ちた。

「あっ!, 」

一朗太と美奈が同時に叫んだ。

慌てた一郎太はマズイ!!

「ああっ、これはフロントに

彼女が預けるの

　忘れて、落とすといけないから

　僕が預かっただけだよ。」

目を見開いて一朗太が弁解する。

なぜか彼女もウンウン頷いている。

「この人お見合いの

彼女じゃん。」(US○で見たぞ!!)

一郎太は又慌てたように弁解する。

「いや、彼女はこっちに

用事があったんだよ。」

用事？ で!

一郎太と同じ用事？

　なにしてんの？

　二人して？

なんの用事」

「いや、食事してただけ。」

昼ランチで来るの？ここ迄

美奈は=_=ﾊｱｰと呆れた様子で

　「あれれ？女の子と２人には

ならないって約束したねー、

あれ？

　簡単に約束破っちゃうんだー

へー。」

「だから二人じゃないだろ!」

美奈は京香を見て1👉

一郎太を見て👉2

元義父を見て「ノーカン」

又若いふたりを見て美奈は

「2じゃん! 1、2」

「・・・」

「嗚呼そうだ、

　婚姻届、偽造じゃないよね？

　証言してよ、あんたの

　パパが訴えて裁判するって。

　私は、一朗太の戸籍を綺麗にする

ならそれでもいいよ。

　すきにしなよ。

　私は法に従います。」

　「美奈そんな事言うな！。

　　美奈！」

スタスタスタと綺麗な

身のこなしで着物姿の

元義母は一郎太を見て叫んだ。

「一朗太情けない！

京香さんの前で」

一郎太もすかさず言い返す!

「父さん、母さん。

話があると言われ来たんです。

せっかく遠い所から来た

京香さんがつまらないからと

名所案内しまし た。

だけど美奈が来るとは

聞いていませ ん

美奈に誤解を与えて

どうしたいんです？

俺は美奈がいいんですよ!!」

　　ﾌﾟﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ

「誤解？なにいってんの!!　

もうウチ来るなよ。ー

　あんたのカーちゃん

ないてはるでー。」

ｷｬﾊﾊｷｬﾊﾊ

「なっ、なんて子なの？

　ウチの嫁なんて認めませんよ。」

一朗太の母親は、火山噴火状態！

　　　「美奈!!　」

一郎太は美奈の誤解を解きたくて

何とか説得しょうとする。

しかし美奈は聞く耳を持たない。

「一朗太は穏便に済ませたいんだろ

うけど無理!!。」

　美奈はアホアホしてる一朗太が

　なんか、違うなと思った。

「いいんだって、早くその人と

結婚したら･･･

　x1ですけど。元妻は、

あてくしでーすヨロ。」

美奈は一歩、京香に近づきニコ

京香はドン引き

美奈はパッと立ちスカートを

わざと母親の前でパンパン

「あーおなかすいた!!

　家でサンドイッチたべるか。

　捨てるのもったいないし…。

　元　お義父様、お義毋サンマ！

　失礼します…。

一朗太、もう私を犯しても

無駄だからねー

チェーンもかけるし

開けないよ。

あんたに言われたとおり

アブねーしっ。

もうヤラせないからバーカ!!

「まああぁぁぁああ」

元義母の訳分からん叫び声

「はしたない、なんて子なの」

元義母の叫び声の中、

美奈は部屋を出て行くとき

振り返りお嬢様の前で言いました。

　あの憧れのセリフ…を。

　　「この泥棒ネコ！　

　　　人の男に手出すな!!

　　　昨日までヤリまくり

ましたが

　　　もう要らないや。

　　　のし付けて、

差し上げますわ

　　　　ｵﾎｵﾎｵﾎﾎﾎﾎ

私のお古!!」

「まっ、まああぁぁぁあ」

元義母は又甲高い声で叫び

彼女はアタフタして

一郎太を見た。

「え"一朗太さん？え!!あら、え"」

彼女はあわくった顔をして

フガフガ言って、聞き取れない。

　ｷﾔﾊﾊﾊﾊ、ｷﾔﾊﾊﾊﾊザマー。

お嬢様には刺激がつよかった？

ちょっちー反省!!

一朗太はずっと美奈美奈、

美奈美奈

言ってた気がする。

　アホウか!!

所変われば女変わる？

土産と一緒にスンナー

アホゥ

まあ勝手に盛り上がって

クダサイな。