第13話 はぁぁぁぁ!!
「先生、今日なに食べたい?」
「おーい、昼だよ〜返信して~]
そう昨日先生は、帰らなかった
夕方またメールしてみる。
すると先生の携帯から着信があった。
「美奈さん?
先生は爆睡してるわよ。
今日から先生はウチに
泊まらせるから
晩御飯は要らないわよ。」
「え、あんた誰?
なんで先生がアンタん家に
いるのよ!?
先生出しなさいよ
直ぐおこして!!」
慣れた言い方に
多少プチンときた18歳はキレる
歳頃!!。
美奈はムカックまんま声を荒げた。
彼女もムカついたのか
あからさまに上から目線!!
「いくら姪っ子でも
許さないわよ。
口の聞き方気を付けなさいよ。」
彼女も負けじと強くでる。
「はあ!?」
あの時の恵だと美奈は
確信した。
「これ聞きなさいよ。」
恵は自分の携帯で録音済みの
会話を聞かせる。
「先生姪っ子さんがいるから俺達
研究室生活ですか?」
「ああ、すまない。」
「前は恵さんの美味いメシと先生
との勉強楽しみだったのに。」
「ハハハ、恵は今だってメシ作って
くれてるじゃないか。
風呂はシャワーがあるし
変わらないだろ。」
「まあ、ですけど、」
プー、プープー
「ね!! みんな先生の為に
我慢して るのよ。
先生だって前みたいに
リラックス出来る
自分のマンションが
良いのよ。
なのに、あなたがいるから我慢
してるの‼ わかった?」
「あんた恵さん?
一郎太と
寄り戻したいの?」
喧嘩売られたら、買う。
美奈の負けるもんかの、
ど根性が目を
覚ました。
「なに言ってるの、
先生昨日帰らなかったでしょ。
そこで理解しなさいよ。
嘘だと思ったら
夜でもいらっしゃい。
住所はメールで送って
あげるから。」
直ぐメールで住所が
おくられてきた。
検索すると大学の近くにあった。
半信半疑で訪ねてみる
バイト終わってもう21時を、
回っていた。
学生達がドヤドヤと
マンションから、出てきた。
先生の研究室の学生たちだ、
思わずエントランスの自販機の
横に隠れる。
足音が遠ざかったのを確かめ
インターホンを押そうか
迷ったがやめた。
学生が出てきたのだから
先生が居るのは間違い無い!!
2人っきりで
何してんだよ( º言º)✊💢
美奈は
馬鹿らしい!アホか!!
そう思いながら
プンスカプンスカしながら
マンションへ帰った。
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