第28話 ヤロカ水

 ~ヤロカ水……江戸時代、尾張国、美濃国に出現した妖怪。柳田國男の「妖怪談義」に記述されている。愛知県、岐阜県の木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)流域一帯、特に木曽川流域で伝承される。激しい雨の夜、川が増水するとやがて、「ヤロカヤロカ」(欲しいか欲しいか)という声が川の上流から聞こえてくる。この声に答えて「ヨコサバヨコセ」(貰えるのなら頂戴)と叫ぶと、瞬く間に川の水が増し、その答えた村人のいる村は一瞬のうちに水に飲み込まれるという。また、川面に赤い目や口が見えることもあるという。※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋~


 ふむ、尾張国は現代で言う愛知県西部で、県庁所在地及び最大の都市は名古屋市であるか。


 筆者の父方のご先祖様のルーツが長野県なのであって、その墓参りに行く際、途中サービスエリアに立ち寄り、味噌カツカレーを味わった事位しか、この土地に思い出はないのである。


 後は高速道路から見る景色で、やたらラブホテルと風俗店が多い印象である。


 あっ、外郎餅ういろうもちは甘くて美味しいから好きである。


 うむ、尾張の話であるか。詰まりは終わりの話であるな、はっはっは。


 ……駄洒落ですまん。


 丁度お時間となったのである。


 さらば、なのである。

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