第6話 アレがデッカいせいで。。。

またまた前回更新から1カ月くらい経ってしまいました。

皆様、お元気でしょうか。(私はヘロヘロです)


1カ月前と言えば、ちょうど誕生日だったわけで。。。

誕生日だったのに、あの日はちょっと大変(おマヌケ?)な一日になってしまっていたのでした。


***


思えば、発端は昨年末。

夫のM夫くんの職場に業者さんたちが持ってくる翌年のカレンダー。


いや、だとすると、「始まりはコロナ」と言った方がいいのかも。


とにかく、めっきり少なくなったのだそうです、カレンダーを持って来てくれる業者さんが。


理由の一つは、感染防止のための対面営業の自粛。

もう一つは、コロナ禍によって業績不振に陥り、自社の宣伝用のカレンダーを製作する経費を削減する会社が増えたこと。


というわけで、私が毎年、必ず奪取してきてとお願いしていたお気に入りのカレンダーが今回はなかったのでした。


そのカレンダー、色合いも玉(カレンダーの数字)のフォントもおしゃれで、かつシンプルで、何よりすごく大きくてよかったんですよ。

大きいのにおしゃれに見えるって、けっこうセンスが要ると思うのです。


で、そのカレンダーがないとすると、代わりのを選ばないといけない。

その時、何を優先するか。


私にとってカレンダーは、見たい時にどこからでも見えることが何よりも大事だったので、大きさを優先して選んできてもらいました。イヤな予感はしたけど。


そして、案の定、昔からよくあるタイプのダッサいヤツが我が家にやってきました。


あまりにダッサいので、お店でちゃんとしたのを買うことも考えたけど、M夫くんをアテにしていたので完全に出遅れ、近場の何軒かを見た時にはもう売れ残りしかないか、小さいのしかない。


となれば、ダッサいのを少しでも見栄えよく……まあ、そのへんは割愛させていただきますが、とりあえず、いつもの壁にそのダッサいカレンダーを吊るしたのでした。


もうね、とにかくいいだけデカい。全体がデカいのはいいんだけど、お気に入りのヤツは玉はそこそこのサイズで、予定を書き込むスペースが大きかったんです。

でも、ダッサいヤツは、1日分のスペースの8割が玉と六曜などで占められ、書くとこは小さい。


——とにかく玉がデカい。

これ、重要なポイントなので2回言ってます。


一方で私、2月に母のところに通院等の用事で行くことになってました。

病院も3カ月前から予約してました。


で、どうせならと、そこに会社の打ち合わせをぶつけることにしました。


「2月の最初の月曜日」。


しっかりと刻まれていた予約日の記憶に従って、JRの日帰り往復切符を予約し、社長と税理士ともアポを取り、準備万端! のはずでした。


そして、忘れもしない、たまたま先月の誕生日の日ですよ。

自分のスケジュール表にJRや打ち合わせの時間を書き込んでおこうと2月のページをめくって、我が目を疑いました。。。


どこをどう見ても、「2月3日月曜日」がない!?


だって、2月の最初の月曜日でしょ!?

3日のはずでしょ!?


どうして木曜日なのよ。。。


もうね、ボー然&ガク然ですよ。


何がどうなって、2月の最初の月曜日が3日じゃなくなったのか。

病院の予約表を引っ張り出してみると、「2月7日月曜日13時」と書いてある。


んむむ、そうだったような気がしてきた。


じゃあ、「2月3日月曜日」はどこから降ってきたのか。。。


いくら私でも、こういう時は自分の何を信じていいのかわからなくなりますね。


とにかく不思議で不思議で……キツネにつままれたような気分でしたわ。


気づいたその日は金曜日。

しかも午後遅めだったので、今日中に、しかも夜の誕生祝いディナーに出かける前までに、JRの取り直しと二人のアポをアレンジし直さなければ。


オタオタと焦りまくった挙句、わたくし、ウソをつきました。

3日の日は母の都合が悪くなり、病院を7日にずらした、と。

だから、打ち合わせもそれに合わせて変更してはくれまへんか、と。


だって、税理士が3日の都合をなんとか調整してくれていた手前、日にちの勘違いだったとは言いづらいですよね〜〜。


結果、二人とも7日でもOKとなり、JRもなんとか取れて、とりあえずホッ。

それが、誕生日の日の夕方くらいの話です。


それからしばらく、「2月3日月曜日」がどこから降ってきたのか、ずっと気になってました。

どう考えてもおかしいですもん。


そして、何日か経ったある日。

ドッカリとソファに座った時、ふと前方の壁に目をやったんです。

その瞬間、稲妻のような電気が頭の中を駆け抜けました。


例のダッサいカレンダー、2022年1月の最初の月曜日の欄にデッカい「3」の数字が!!


おそらくですね、

正月三が日をとっくに過ぎてからカレンダーを吊るして、そのあと、いの一番にスケジュールが気になっていたのがその用事だったので、毎日デッカいカレンダーの玉を見てるうちに、潜在的に最初の月曜日は3日と刷り込まれていたのでしょう。。。


だってね、とにかくデッッカいんですよ、玉が。。。


というわけで、風が吹けば桶屋が……じゃないけれど、コロナのせいでこんなことになったという、おマヌケな顛末でした。


まあ、でも、よかったです。

「2月3日月曜日」がどこから降ってきたのかが判明したので、メデタシメデタシ。


さておき。


こんだけ長々書いてきて、さて置くのかよ、とお思いでしょうが、

誕生日に話を戻すと、その日はその事件(?)で終わりじゃなかったのです。


(次回へ続く)

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