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2021年11月28日 02:26
本多正純……そういえば司馬遼作品で、本多正信パパが石田三成を「嵌めて」関ヶ原に至った時、かくいう自分こそ徳川家における「石田三成」ポジションにいる、と自嘲していたという描写がありました。この宇都宮事件の時の本多正純も、同じことを考えたんじゃないかなぁと思います。面白かったです。ではではノシ
作者からの返信
いつも感想ありがとうございます!家康隠居の際、正純を側近として駿府に残し、正信パパの方を秀忠の後見役として江戸に送り込んで――。そのせいで二元政治が生まれた気もするので、本多親子のポジションて考えたらすごいですよね。しかしそうしてやって来た正信パパののせいで、幼い頃から養育係として傍にいてくれた大久保忠隣がハメられて失脚してしまったことは、秀忠としても痛かったはずです。その後も権力がどんどん増していって、宇都宮の件が起きた当時は、本多家はきっと目の上のこぶみたいな存在だったんだろうなあ、と思います。たしかに武闘派の大久保家に対して、本多家は文治派ですから、三成ポジションを自負していてもおかしくないですよね(´∇`)
2021年11月27日 22:37
宇都宮パート待ってました!…と喜んだら不穏な雰囲気が。宗矩と正純の仲に亀裂が入りそうな予感がしますね。
やっと歴史人物パートを挿めました~。宗矩としては正純の身の潔白をその身で証明しようと着いてきたんですけど、井上正就の強気な態度もあって、正純は可愛がっていた弟分に裏切られたような、そんな気持ちになったのではないでしょうか。果たして宗矩の思いは伝わるのか。そのあたりも物語の最後に描けたらなと思います~。嬉しい感想をありがとうございました(o^―^o)
本多正純……そういえば司馬遼作品で、本多正信パパが石田三成を「嵌めて」関ヶ原に至った時、かくいう自分こそ徳川家における「石田三成」ポジションにいる、と自嘲していたという描写がありました。
この宇都宮事件の時の本多正純も、同じことを考えたんじゃないかなぁと思います。
面白かったです。
ではではノシ
作者からの返信
いつも感想ありがとうございます!
家康隠居の際、正純を側近として駿府に残し、正信パパの方を秀忠の後見役として江戸に送り込んで――。
そのせいで二元政治が生まれた気もするので、本多親子のポジションて考えたらすごいですよね。
しかしそうしてやって来た正信パパののせいで、幼い頃から養育係として傍にいてくれた大久保忠隣がハメられて失脚してしまったことは、秀忠としても痛かったはずです。
その後も権力がどんどん増していって、宇都宮の件が起きた当時は、本多家はきっと目の上のこぶみたいな存在だったんだろうなあ、と思います。
たしかに武闘派の大久保家に対して、本多家は文治派ですから、三成ポジションを自負していてもおかしくないですよね(´∇`)