第10話王都移動中
フォースアームグリズリーの解体が終わり
聖夜たちは王都に向かって移動していた馬車の中
ポール「聖夜さん改めまして先ほどはありがとうございました」と頭を下げるポール
聖夜「いえ、たまたま助けられただけですし
見返りを求めてたのもありますから頭を上げてください」
ポール「ありがとうございますそう言っていただけると此方としても幾分か気持ちが楽になるものです、さて聖夜さんにはこの世界についてお話をさせていただきますが宜しいですか?」
聖夜「はいよろしくお願いします」
ポール「まずこの世界の主な国ですが
ホール王国、ケール帝国、アジノ共和国の3つがありますどれか聞き覚えている国はありますか?」
聖夜「いえ、ないのですが極東の地とは何処にあるのですか?」
ポール「あぁさっき言ってた極東の地は金時さんの故郷らしいのですが何せ誰も行かない土地ですしたまに貿易をしてるそうですが情報がほとんどないんですよすみませんねぇ」
聖夜「いえいえ大丈夫ですよ」
ポール「そうですか、それでですねこの世界の貨幣は大まかにこうなっています
白金貨十万イェン
金貨一万イェン
白銀貨 千イェン
銀貨 百イェン
銅貨 十イェン
鉄貨 一イェン
その他には黒金貨(百万イェン)や光金貨(一千万イェン)がありますが国同士の取引にしかあまり使われません、あぁあとSランク冒険者とかは報酬で貰えたりもするらしいですねここまで大丈夫ですか?」
聖夜「はい大丈夫です(基礎知識本にはのってなかった情報ばかりだ…)」
ポール「他はそうですねぇ~聖夜さんは十三歳でしたよね?それなら魔法学園のことをお教えしましょうか、十三歳で成人の義を迎えるのですがそのあとに皆さんは魔法学園に行くのですよそこで魔法や武芸を学ぶのですが聖夜さん3日前がその入学式だったんですが…」
聖夜「えぇーーじゃあ俺は入学出来ないんですか!?」
ポール「いえいえ安心してくださいこういう時の特別保証として編入制度が設けられているのですよそこで提案なんですが編入試験受けてみませんか?」
聖夜「ぜひお願いします!!!」
ポール「(それに編入試験は実技だけですから聖夜さんなら大丈夫だと思いますし)そうですかところで聖夜さんはとても凛々しいお姿をしていらっしゃるのですが服が似合っていないのでコーディネートさせていただきたいのですが…駄目でしょうか?」
聖夜「いやぁこれ以上は貰いすぎな気がしますが…」
ポール「いやいや実をいうとフォースアームグリズリーの収入で此方が貰いすぎなんですよ」
コロコロと笑うポールさん
聖夜「それでしたらお言葉に甘えようかと(よっしゃ!服がごわごわして気持ち悪かったんだよなぁ)」そうこうしている内に王都についたのだった
普通に転生してみた ネコチキンもやし @3de56m123
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