02【ゴア・スプラッタ】ミッドナイト・ミート・トレイン
好奇心は身を滅ぼす。見てはいけない、知ってはいけない。
もしそれを知ったら、大きな後悔が待って居るぞ……。
【ざっくりしまくった作品概要】
ジャンル:ホラー
監督:北村龍平
出演:ブラッドリー・クーパー/ヴィニー・ジョーンズ/レスリー・ビブ他
公開:2008年/アメリカ
上映時間:1時間43分
視聴可能サービス:Amazon Prime Video/Abema(2023年3月現在)
【何となくな感じのあらすじ】
レオン(ブラッドリー・クーパー)はニューヨークの街を取り続けている写真家だ。
ある晩、いつものようにカメラを構えていると、チンピラに絡まれている女性と目が合ってしまう。見て見ぬ振りも出来ず彼女を助けたが、翌日、その彼女が行方不明になった事を知った。
彼女が消えた謎は撮影した写真の中にあり、写真に写った怪しい男(ヴィニー・ジョーンズ)を追い掛けることで、レオンは後戻りの出来ない状況へと追い込まれていく。
【どんな印象だった?】
まぁ、兎に角グロイ!
この一言に尽きるよね。
なんせ、タイトルが既に肉電車だもんなぁ……。肉叩きハンマーと肉をぶら下げるためのフックの視覚的な痛みはなかなかエグイぜ。
【ネタバレ考慮無しの感想】
原作はグライヴ・バーカーのミッドナイト・ミートトレインという小説らしい。
で、この映画。
監督は日本人(あずみの監督。個人的にはVERSUSの印象が強いけど)で、ハリウッドデビュー作だったかな?
日本では未公開だったらしいけど、何故か定期的にamazonプライムで配信されてる。
内容はざっくり言えば新鮮なお肉をもにょもにょするぜ! だから、地下鉄で消えた女性は、肉ハンマーを持った怪しい男にもにょもにょされちまったんだよね!というお話。(取りあえずオチネタバレ防止で誤魔化しておく)
主人公はこの肉ハンマー男の謎を追って事件に巻き込まれていくというか、自ら望んで巻き込まれた結果、色んなものを失ってオマケに嫌な役回りを押しつけられたという、何とも自業自得な展開に。
あれだけ恋人に「ダメよ!やめなよ!」と忠告されまくっていたのに、「大丈夫、大丈夫」と好奇心を優先した結果、まぁ、分かりやすく「こんなはずじゃなかった!!」となる結末まっしぐら。
なので、話の内容としては割とシンプルで、ああ、こうなるんだなって読めると最後のオチ(既に感想冒頭でネタバレしてしまったので、何とも言えないけど)が分かってしまうので、普通にそう言う話ねで終わっちまうんだけど、この映画はストーリーを楽しむというよりゴア表現をオエってしながら見る方が良い気がする。
容赦無く振り下ろされる肉ハンマーで飛び散る損壊パーツ。動かなくなった体を淡々と解体していく気持ち悪さ。気が付けば血だらけになっていく肉電車。そしてつり革に捕まるじゃなく、フックにかけられて揺れる肉の塊(死体)。
見れば見るほど肉まみれな電車から生きて帰るなんて無理無理無理!
なによりも、生きたままぶら下げられたりあいたたたっっ!なシーンも盛りだくさん?
スーツの男が無表情でそれらを淡々とこなしていくんだからまぁ、気持ち悪いのなんのって。
そんな怖いと分かっているのに気になる探求心が気持ち良く身を滅ぼす結果に繋がるんだから、好奇心ってホントに恐ろしいよね。
色々とツッコミどころは満載だけど、それは見なかった事にしてそっと片付けるのがベストかもしれない。
因みに。この映画に似た映画で「0:34」という映画もあるが、あっちはあっちでなかなか面白い。勿論、個人的な好みではあるけれど。
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