復活
想像魔法は、制限がついている為。
あまり当てにしないほうが、良いかと思います。
なるほどね。
でも、色んな種類の魔法が使え。
人族のヨーミが、使っていた魔法に比べると。
凄いと思う。
てか威力も、桁違いだし。
狙いも正確。
イメージ通りになるし。
チートでしょ。
それは、前世の知識。
科学を知っている者。
知らない者の差になります。
炎の温度に関しても、知識の差がある為。
威力も違うのが当然とも言えます。
イメージも。
ですが、鑑定のように。
この世界にない、魔法は。
制限が、掛かる。
そうなんだ。
頭に入れておきます。
言語理解は、そのままかな?
そうですね。
この世界の、全ての言語が話せるようになります。
やっぱり、そうなるよね。
物作りスキルって、ぶっ壊れスキル?
本当に、このスキルには助けられてます。
ありがとうございます。
そうですか。
それは、良かったです。
身体能力向上率アップ?
これは?
この世界には、レベルと言う物がございます。
戦闘。
努力。
経験を積んだりすると。
経験値が溜まり。
レベルが上がります。
上がる時に、何をしたかにより。
筋力や、速力。
体力や、魔力。
といった物が上がりますが。
身体能力向上率アップ。
筋力や、速力、体力と言った。
体の能力のアップ率が、ほかの人達より多く上がります。
目が覚めたら、鑑定で自分のレベルを確認してみて下さい。
ただ、能力値を数値で見る事は出来ないので。
そこは、理解して頂くしかありません。
ありがとう。
わかりました。
では、最後に。
あの家は、凄いのですが。
異世界であれは、普通なのでしょうか?
異常ですね。
サクラザカさんの思う通り。
地下室は、時間がかなり緩やかに進んでいます。
それ以外は、魔道具になりますので。
お持ちの方なら、あれより凄いお屋敷もあります。
それは、見てみたいけど。
行きたくはないな。
人族に。
初めて、出会ったのがあれだからな〜。
人族が、嫌いになったよ。
そうですか。
私には何も、申し上げられません。
人族がいて、魔物がいて、魔族がいて、魔王がいる。
それ以外にも、言語を話せる種族はいますか?
いますよ。
魔物自体が、色々でして。
陸上。海上。空。
と、魔物が存在します。
言語を、話せない魔物もいます。
意思疎通は、出来無いと考えて。
行動して欲しいです。
魔族は、魔物が進化した。
と言った方が、わかりやすいでしょうか?
このタイミングで、現れるとは思わなかったのですが。
魔王が、誕生したようです。
基本。
私は、この世界に、干渉できません。
今後。
サクラザカさんに、こうして会うことも無いでしょう。
ソロソロ、目を覚ますようですね。
スローライフを、満喫して貰いたいです。
まだ、聞きたい事が…
気がつくと。
柔らかい何かに、包まれているようだ。
もしかして!膝枕?
薄めを開けて、確認してみる。
真っ白!
1面真っ白なんですけど!
まだ、目が覚めないの?
寝よ。
二度寝しそうになるが。
起き上がる。
糸で、大きな繭を作り。
その中に、俺を入れていたようだ。
はぁ。
ため息もでるでしょ!
「おはよう」
脱出すると、ユカリさんがいたので挨拶すると。
抱きつかれた。
これぞ、幸せな感触。
浸ろうとしたが。
皆が、見ているのに気付いて恥ずかしくなる。
ユカリさんが離れたので、立ち上がり。
周りを見ると。
魔物達が、元奴隷の人族を拘束していた。
あの二人は、見当たらなかった。
「ユカリさん。ヨーミとトビーは?」
ユカリさんは、困ったような顔をした。
そこに、くまさん達が来て。
「申し訳ない。自分達には、皆の怒りを止める事は出来ず。殺してしまいました」
「自業自得だから、しょうがないよ。謝る事も無いし」
遺体が、見えないのは。
すでに、埋葬したみたいだ。
どの位、寝ていたのか聞くと。
1日寝ていたらしい。
決戦の場で、俺を動かす事が出来ず。
皆、俺が気付くのを待っていたようだ。
しかし、怪我人が多いな。
クマさんの腕は、ユカリさんがやったけど。
「怪我した人集まって」
その声に、不思議そうにしていたが。
全員。
集まり始めた。
拘束した人族は。
後ろで手を、抑えられている。
何か、紐とか無かったのだろうか?
まず、クマさんから治していく。
意外と、簡単に治せて。
ハイ次。ハイ次。
と、治していく。
うさぎポイのや、狼のような魔物。
皆が、ユカリさんみたいじゃなく。
クマさん達なんて、どう見てもクマだし。
ユカリさんと猫さんさん以外。
皆動物に見える。
大きさは、俺の知っている動物より大きいが。
だいたい、回復できたかな?
拘束されている。
人族に、近づき。
拘束を、解いてもらう。
「始めまして。ユウイチと言います。あなた方は、奴隷から解放されました。これからは、どうしたいですか?」
子供2人は怯えているようだ。
ヒゲモジャは、見るからにファンタジー世界定番のドワーフ?
女性が、子供達を守るように前に出て来た。
「あなたは、魔族ですか?私は、どうなっても構いませんので。この子達は、逃してあげて下さい」
「まず。私は、人族です。この4名を、守ろうとしていたのに。気づかなかったのですか?害するつもりはありません。ただ、攻撃してくるなら話は変わりますが」
「そんなつもりありません。ユウイチ様の指示に、従います。奴隷の首輪を嵌めて頂いても構いませんので」
「あのね。話を戻すけど。この後、どうしたいの?帰る場所はあるの?どうして奴隷になったの?」
あれ?なんか忘れてる。
そうだ人を鑑定できるはず!
女性を、鑑定してみる。
アーリア 32歳
レベル22 女性 人族
出た!若く見えるな。20代半ばとか、思ったけど。
俺は?
サクラザカ ユウイチ 19歳
レベル50 男性 人族?
なぜはてな?
俺ってレベル低くない?
逆か?
この世界に来た時、18歳位?だったから。
1年で50まで上がったのかな?
それとも、レベルが、1からじゃなかったのかな?
もう、神様?と会話できないのかな?
想像魔法?で、神様と会話出来る魔法を。
想像して見るが、できないようだ。
残りの人族は?
ララ 13歳
レベル3 女性 人族
シシ 13歳
レベル5 男性 人族
ガドム 82歳
レベル110 男性 魔族
それを見た瞬間。
距離を取り。
身構える。
「あの〜。どうしました」
「ごめんなさい。あなたとの話は後回しにします。」
「そこの方!ヒゲモジャの人?なぜここにいるのですか?」
「…」
答えてくれないが、俺が話す言葉を人族は。
理解していないようなので。
今人語では無い言葉で、話しかけているみたいだ。
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