雨音
雨を弾く
音が舞い踊る
痛みに突き刺す
黄昏のLiar
愛を叫ぶ声が雨音に消されて
墜落する音をここで聞いている
嗚呼、嗚呼……
嗚呼、嗚呼……
愛を打ち消す雨音が
愛をかき消す叫びが
降り注いで満たして行く
この世の中に満ちて行く
僕らその隙間を縫って
泳いで溺れて沈んで淀む
Liar...Liar...Liar...
鼓膜を揺らして雨音が続く
愛が愛が消えて行く
掻き分ける息が弾む
深く遠くへ届く詩
愛を愛し愛へと生きる
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます