第54話 普通

私にとって 普通という言葉は

あんまりいい言葉ではない。

何を基準に作られたか知らない概念で

簡単に人は頭を使わなくなる。

人はみんなそれぞれ違うと知りながら、

あれはおかしいこれは違うと

上から目線で好き勝手に否定する。

そんな材料を作ってしまうのが

普通 って言葉だと思う。

だって所詮、それって

あなたの主観でしか無いし。

私にとっての普通は

私にしか決められない。

いつかその嫌悪は研ぎ澄まされて

あなたに向けられる可能性だってある

復讐 そう呼ばれるもの。

幸せになりたかったら

あなたも わたしも みんな

普通を取り払って 自分で考えて

生きてくしか無いんだよ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る