第53話 生誕祭

実は本日は私の誕生日でした。

20歳を超えてからは特段気にしてないというか、確かに大切な日だけれども普段と変わらない日というかそんな感じですが。

それでも声をかけてくれたり、プレゼントを贈ってくれたりする友達や家族がいて幸せを感じます。

正直この若い容姿のまま居たい気持ちもありますがね!老いたくない…


今年の誕生日は、タイミングが被ったので偶然友達と遊びに行く予定があり楽しい1日でした。

気心の知れた友と語り合う時間の安らぎは何物にも代え難い宝ですね。正直なにか物を貰うよりも元気で居てくれる方が嬉しいです、なんて言ったら偽善者と言われそうですが本当にそう思っています。


何にしろ、この日に私がこの世に生まれ落ちた日。

私を産んでくれた母、それを望んでくれた父にはもちろんの事… この忌々しい世にも、今日くらいは感謝の心を持ちたいと思います。


このクソッタレな世界に生まれ落ちて

もがきながらも懸命に生きた今までを

無駄にしないように なにか実るように

微かな希望を夢見て 光に手を伸ばして

ハッピーバースデー、私。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る