第13話 天国と地獄

皆さんは天国や地獄の存在を信じていますか?

死後、人間は天国に行くか地獄へ行くかの審判を受け、天国では皆安らかに過ごし地獄では罪人や悪人が罰を受ける。

私は半信半疑と言えばいいのでしょうか。それとも少し違う気がしていますが、天国がどうか知りませんが地獄はあると思っています。


私にとって死とは救済です。

死ぬことによって全ては終わり、死ぬことによって全て無に帰す。そして全ては報われる。

死にたい死にたいと考えている人の中には、同じような考えの方がいるかもしれませんね。

そして私にとっての地獄は…今生きているこの世界のことです。だから地獄はあると言えるのです。

生きていることは死んだ後のことよりずっと怖いと思っています。何が起こるかも分からない人生をただひたすらに生きていかなければならない。

広い広い暗い宇宙の中、独りで小さな宇宙船で旅をさせられている心地です。病まないわけが無い。


なぜ、私たちには産まれる前の記憶が無いのか考えたことはありますか?

それはあの世があまりにも綺麗で清らかで幸せだからだと思います。

そして真っ黒な業火で焼かれるようなこの世で生きたいとは、到底思えなくなってしまうから…

生まれ落ちる前に天国の記憶は消されてしまう。

それでも一筋の光を追って、希望を夢見て私達は生き続けるのでしょう。


なんてね。

ただの小娘の戯れ言でした。

皆さんはどうでしょう。この世に何か救いはありますか?

混沌としたこの世で、生きる光を見失わないように…できたらベストですね。私も頑張ります。

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