魔法士の私は、年下の大学生と付き合っているつもりですが、どうやら彼は年上で更に王様のようです 著: 清川和泉

 作者からの一言コメント

 現代風のハイファンタジーラブコメです



 ここから感想。

 と思ったが、少し雑談を。

 今までに五作、感想を書いてきたわけだが、ここまで長いタイトルは初めてである。

 つまり、こんなに長いタイトルを話のサブタイトルにするのも初めてなわけで。

 

 明らかに見切れていてなんだかラノベ界隈のタイトルがバカにされる理由がわかったような気する。タイトル長くしないと見てもらえないから仕方ないことではあるが、難しい話である。



 さて、ここから感想。


 まず、最初に驚いたのが以前感想を書いた『改造手術 リブート』と同様、世界観の説明が全くされないことである。一話のラストが意味深なセリフで終わったため、二話でそれについて説明がされるのかと思えば二話でいきなり魔法が出てくる。その時、私は思った。あぁ、この世界は魔法が許されてるんだ、と。


 しかし、あまりにも唐突な魔法設定。流石にどっかに事前説明がないと成り立たないだろ、と感じた私は作品ページに戻る。


 すると、なんていうとでしょう。

 そこには世界観の設定がきちんと説明されてるではありませんか。


 そう、作品概要におおまかな説明がされていたのだ。これには流石の私も目から鱗である。そんな手法があったとは。


 さらに驚きなのが前書き、後書きにて作品の内容について言及していることである。

 そこで内容の補足説明していいのか!? と流石に驚かずにはいられなかった。しかし、確かに考えてみればそれを禁止するルールはない気もする。


 残念ながらカクヨムには前書き後書き、というシステムは存在しないため、これを参考にすることは出来ない。けれど斬新な手法だな、と非常に驚かされた。この作者はweb小説であるという特徴を最大限活かしているようだ。ぱねぇ。


 


 ここから内容の感想。

 ネタバレ含む。


 

 世界設定は現代の科学と魔法を混ぜたような感じ。

 これだけを聞けば「禁書か?」となりそうなものだが、まったくの別物。

 基本的に設定は現代基準。それに、魔法が増えたようなもの。主人公たちの周囲も華々しい学園生活ではなく、何の変哲もない現実。

 社員同士での関係も違和感なく読め、良かった。


 作品URLなどは他サイトなので割愛。

  


 



 

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