その12
相模川と小出川の合流点 平塚駅南東約1.8キロメートル
星川合衆国海軍 CSG3(第3空母打撃群)イージス駆逐艦<ハワード>(DDG-83)
アーレイ・バーク級駆逐艦の最新型、フライトⅡ-Aである<ハワード>は、それまでに建造されたアーレイ・バーク級とは大きな違いがあった。フライトⅡ-Aからは艦の後部にヘリコプター格納庫を設置して2機の哨戒ヘリコプターSH-60Rを搭載したのである。その代償として、それまで艦尾に装備されていた曳航式ソナーSQR-19は撤去されている。
だが、<ハワード>の艦中央部、薄暗い戦闘情報センター(CIC)の対潜コンソール席に座る佐野少佐にとっては、その方がありがたかった。
SQR-19はTACTASS(戦術曳航ソナー)といわれる。TACTASSは海での長距離探知には有用だが、水の流れる音のために長距離探知が難しい河川では効果がない。しかも曳航ケーブルは4メートルにもなるので艦の運動が制約される。こんな場所ではヘリコプターが一番だ。佐野少佐はそう考えながらコンソールにあるキーボードを叩いて次の捜索地点をSH-60R“レッド・スティンガー27”に指示した。
現在のところ<ハワード>の艦長がCSG3のUSWC(対潜戦闘指揮官)に指定されている。このため、<ハワード>の対潜コンソール席に座る佐野少佐がCSG3の対潜戦闘調整官として対潜戦兵力を一元管理している。
佐野少佐は半年前、海軍システムコマンド隷下の海軍水上戦センターから<ハワード>に転勤してきた。
その海軍水上戦センターでは対潜戦用のイージスシステムといわれるAN/AQQ-89統合対潜戦システムの河川対応プログラムを開発するチームに所属していた。
「新しいプログラムの子守りをするために転勤してきたようなものだな」新しいプログラムへの改修作業と同時に着任した時は艦長からそう言ってからかわれた。イージス艦に乗るとイージスシステムが全てを解決すると勘違いしている人が多すぎる。艦長ですらそうだ。イージスシステムが潜水艦を発見してくれるわけでもないのに! 確かに潜水艦から発射される対艦ミサイルには有効かもしれないが、魚雷には全く役に立たない。潜水艦の脅威は減ったわけではないのに……まあいいさ!
艦長は対潜戦を軽視しているが、海軍システムコマンドは潜水艦の脅威を忘れたわけではない。だからこそAN/AQQ-89のシステム・プログラムを改修したのだ。それに次の対潜戦闘システムも開発中だ。新しいシステムが艦に搭載されるころには私も艦長になっているかな? 佐野少佐の夢は自分の艦を持つこと。艦長になることであった。早く艦長になりたい!
「エコー・チャーリー46(今日の<ハワード>のコールサイン)、レッド・スティンガー27 ノー・ジョイ ポイントB9(B9地点、探知目標なし)」先ほど佐野少佐が指定した地点の捜索を終了したレッド・スティンガー27の報告であった。よし! これで潜水艦が隠れていそうな場所の捜索は終了した。潜水艦による待ち伏せ攻撃の可能性はないだろう。あとは潜水艦を近づけないようにするだけだ。“レッド・スティンガー27”は海側のMAD捜索(金属でできた潜水艦によって発生する微弱な磁気の乱れを探知する捜索)にあてよう。
対潜戦には忍耐が要求されるというが忍耐ではない。今日のように潜水艦が発見できなくても執拗に潜水艦を捜し求める執着心が必要なんだ。それに探知目標がなければ対潜捜索は無駄骨だったのか? そんなことはない。潜水艦がいないことを確認できた。そのこと自体が対潜捜索の成果なんだ!
さあ! 俺が消毒した場所にはネズミ一匹入れない! 酒匂でも香貫でもどっちの潜水艦でもいい、来られるものなら来てみろ! 佐野少佐は頭脳とプライドをかけたこのゲームが好きだった。そして負けたほうが死ぬ。
相模川 平塚駅北東約2キロメートル
酒匂王国連邦海軍 第6艦隊 通常動力型潜水艦<そうりゅう>(SS501)
<そうりゅう>は相模川に架かるJR東海道線の鉄橋から200メートル北側の中州近くに潜んでいた。佐野少佐の執拗な対潜捜索を逃れてここまで相模川を遡上してきたのである。
新たな監視地点は流れが穏やかで、しかも星川から探知される可能性がほとんどない絶好の場所だった。ここなら落ち着いて星川を監視できるはずだった。だが、今日の<そうりゅう>はツイてなかった。
ポチャン!
「さっきよりも近いです」発令所右舷で当直にあたる平岡3等兵曹は、ソナー・ディスプレイから目を離さず言った。
潜訓(酒匂海軍潜水艦訓練教育隊)を卒業したばかりの新米にしては筋が良さそうだ。<そうりゅう>水測長・矢島兵曹長は横に座っている平岡3等兵曹をチラリと見て思った。ならばもう少し試してみよう。「(距離は)どのくらいだ?」
「約5ヤードだと思います。」平岡3等兵曹は、今度もソナー・ディスプレイから目を離すことなく言った。
「そんなもんだ。だけど一つの音ばかりに気をとられていると大事な音を聞き逃すから注意しろよ」矢島兵曹長はそう言うと振り向いて「発令所、ソナー、“しかけ”の方位348度、距離は約5.2ヤード」と報告した。
副長・新井少佐は「了解」と答えると、海図台に身をかがめてコンパスで新たな“しかけ”の位置を中心に円を描き始めた。海図にはすでに複数の円が描かれていて、これらの円の接点の一つは相模川西側の岸壁で交差していた。その位置は釣りの“しかけ”を落とした釣り人の推定位置であった。
海図台から顔を上げた新井少佐は顔をしかめながら艦長に報告した。「艦長、釣りをしているのは一人だけのようです。ですが近すぎます」
艦長・高原中佐は、内心の苛立ちを表情に出さないよう注意してうなずいた。川の流れが緩やかなところで星川の機動部隊をやりすごそうと考えていたが、とんだ邪魔がはいったものだ。
<そうりゅう>は川上に向かって川の流れと同じ速力で進むことで川の一点に留まるようにしていた。川岸で釣りをしている釣り人から見ると<そうりゅう>は川の一点に止まって見える。だが、水面から30センチメートルほどで潜行している真っ黒な<そうりゅう>を釣り人が発見することはできない。見えていれば釣り人も逃げ出すはずだ。故意であろうとなかろうと、スクナビに危害を加えれば反撃されて怪我だけでは済まないことを「ダイダラ」人なら誰でも知っている。
浮上して釣り人に警告を与えようとも考えたが、そんなことをすれば星川軍にも発見される恐れがある。別の場所に移動するしかなさそうだ。川の流れが緩やかな場所でAIPを使用することでバッテリー消費を減らしてきたが、それもこれまでだ。「よし! 30ヤードほど川下に移動しよう。岸からも離したほうがいいな」高原中佐は海図の一点を指して続けた。「これまで新しい装備の恩恵にあずかってきたが、バッテリーに切り替えよう」
<そうりゅう>はAIP(非大気依存推進)潜水艦の一番艦である。これまで酒匂海軍の通常動力型潜水艦は、モーターを駆動するバッテリーを充電するためにディーゼル発電機を使用してきた。ディーゼルエンジンを駆動するにはシュノーケルと呼ばれる吸気管を海面上に出して、大気中の酸素を取り込む必要がある。このため充電中は浅深度で航行しなければならず、海面上に突き出たシュノーケルの先端はレーダーや目視によって敵に発見される恐れがあった。簡単にシュノーケルを発見されるわけではないが白昼堂々とシュノーケルを突き出すこともできないため、通常動力型潜水艦はバッテリーの残量によって行動が大きく制約されていた。
この制約を緩和するために<そうりゅう>には4基のスターリング・エンジンが装備され、連続潜航の時間が大幅に延長された。スターリング・エンジンは艦内に搭載した液体酸素と燃料だけで駆動されるため、シュノーケルを使って大気中の酸素を取り込む必要がないのである。スターリング・エンジンの出力は小さいので低速航行しかできないが、バッテリーを使わずにすむので行動の自由度が大幅に向上した。
「おもーかーじ! 速力そのまま」静かな発令所に新井少佐の抑制された操艦号令が響いた。高原中佐は新井少佐の操艦に同意してうなずいた。
「面舵回頭…… 回頭方向異常なし!」ソナー・ディスプレイを見つめた平岡3等兵曹は、ソナーからの音を聞き漏らすまいとヘッドフォンに手を当てながら言った。
「後ろも確認しろ」矢島兵曹長も、放送終了後のテレビ画面に映る砂嵐の画面に数本の線が走ったようなソナー・ディスプレイから目を離さずに言った。「ソナーの死角になっている真後ろに尾行している潜水艦がいるかもしれん。そんな潜水艦も回頭を始めたばかりなら真後ろには移動できんだろ。側面アレイも使って後ろの状況を確認するんだ」何事も経験だ。若いの!
2年もたてば平岡3等兵曹は一人前の水測員になっているだろう。でも、そのころ俺は艦を降りているはずだ。矢島兵曹長はそう思った。年とともに水測員の命である耳が弱くなっているのを自覚していたからである。戦闘機のパイロットが加齢による視力の衰えを防ごうと気を使うように、矢島兵曹長も聴力の衰えを防ぐ努力をしてきた。その努力も空しく、最近は特に高周波の音が聞きづらくなっている。これまでの経験と、ソナー・ディスプレイを駆使して“目で音を聞く”ことによって聴力の衰えを補ってきたが、そろそろ限界だ。
俺が平岡3等兵曹と同じ年の頃は、耳の弱くなった年寄りをばかにしてきたが俺自身がそんな年になるとはな! そう思う矢島兵曹長ではあったが不思議とすんなり現状を受け入れていた。潜水艦の水測員長というポストは下士官兵が望むキャリアの頂点だった。その水測員長を2つの潜水艦でやってきた矢島兵曹長は潮時を心得ていた。潜訓の教官ポストに空きができたら転勤を申し出よう。矢島兵曹長はそう思いながら回頭方向に探知目標がないことを報告した。
星川の動きが慌しい。何かあったにちがいないが、何があったのだ! 相模川西岸で動きがあったのかとも考えたが、真鶴方面で手一杯のわが国に相模川西岸で事を起こす余力などあるわけがない。それに星川の動きも相模川西岸に対するものではなさそうだ…… 高原中佐は発令所の中央に位置する潜望鏡の前で、この疑問に対する答えを探していた。
緊急時に備えて星川の空母を襲撃できる位置に移動するべきか? いや! 我々に与えられた任務は、星川に気付かれずに星川の動静を監視することだ。この命令は変更されていない。星川海軍の動きは気になるが、だからこそ我々が監視しているのだ。逃げ場の少ない川での監視は緊張を強いられるが当面は新しい位置で監視を続行しよう。まだまだ生野菜は残っている。乗員に不満はないはずだ。気長に行こう。そう考えた高原中佐は部下が作成した書類に目を通すため発令所を後にした。
小出川 香川駅南西約2キロメートル
星川合衆国海軍 CSG3(第3空母打撃群)原子力航空母艦<カール・ビンソン>(CVN-70)
フライト・デッキの前方、第1カタパルトでは加藤中佐の“サンダウナー200”の発艦準備が整った。
「準備はいいか?」発艦前のチェックを完了した加藤中佐は、後席に座るCSG3情報士官・横山少佐に言った。
「だいじょうぶです…… でも、緊張しますね」横山少佐は慣れない酸素マスクのため苦しそうに答えた。
「緊張は司令部のお偉いさんに報告するときまで残しておけよ…… いいか、射出のときは少し前のめりになってハーネスを胸に食い込ませておけよ。そうしないと脳天から火花が出るからな」加藤中佐は、発見した核兵器を報告するため、横山少佐を伴って鎌倉コロニーにあるWESTPACFLT(西太平洋艦隊司令部)に向かうところであった。
「じゃあ行くぞ!」甲板員の指示に従って加藤中佐は左手のスロットルを慎重に押し出した。F-14D“ブロック3A”が装備する新型F110エンジンはアフターバーナーを使用しないで発艦できるだけのパワーを持っている。しかし、夜間は危険な低高度低速力状態を最小限にするためにアフターバーナーを使用してフルパワーで発艦する規則となっている。
加藤中佐は左手に握るスロットルが前方一杯になったところで計器の指示を確認した。異常なし。よし! 減光された赤い光の懐中電灯で大きく円を描き、カタパルト士官に準備完了の合図を送った。
ガクンという衝撃とともに凄まじい加速によって”サンダウナー200”は艦の前方に投げ飛ばされた。主翼が空気をつかんだことを身体で感じた加藤中佐は、すぐさまギア(車輪)を引き上げて空気抵抗を減らした。
強力なエンジンパワーによって、ヘッド・アップ・ディスプレイに表示される速度と高度はみるみる増える。フルオートにセットされた可変翼も速度の増加につれて後退を始めていた。加藤中佐は、また自由になった。
すでに湘南ベルブリッジを見下ろす高度に達していても急上昇を続ける加藤中佐は左にバンクをとって鎌倉コロニーの方向、東に進路をとった。国道134号線の上空を飛行する”サンダウナー200”が、行き交う車のライトが点に見えるほどに上昇すると左前方に横浜と東京の明かりが見えてきた。
「左前方は横浜ですよね! 加藤さん!」横山少佐は子供のように奇声を上げた。
「そうだ。その向こうが東京の夜景だな」
「あっ! 東京タワーが見える! あれはスカイツリーだ!」
「今日は大変な1日だったから神様がお前にご褒美をくれたんだ。こんなに視程が良い日なんかめったにないぞ!」
「ありがとうございます…… でも、若いパイロットが神様みたいな態度を取る気持ちがわかりましたよ。こんな景色を見ながら自分で飛行機を飛ばしていれば誰でも神様になったと思いますよ。」
「飛ばしている方は、のんびり景色を眺めている余裕なんかないよ…… だが…… これだけ視程がよければRC-135Vはコースを外れることもなかっただろうな」
「そうですね。でも、彼らのおかげで核ミサイルを発見できました。この犠牲を無駄にしないように頑張ります」
「その調子だ! 横山」
「いやーー しかし、この飛行機は見晴らしがいいですね。飛行機に乗っているというより自分自身が空中に浮かんでいるように感じますよ」
「死角が多いと敵の発見が遅れるからな…… 」
”サンダウナー200”は国道134号線上空を飛行して鎌倉に向かった。月明かりによって湘南の海は淡く輝き、光を反射しない陸地は真っ黒だった。こんな夜は陸地と海の境がはっきりしているので湘南海岸の形がはっきりと見てとれる。
その真っ黒な陸地では道路を行き交う車のヘッドライトによっていく筋もの光の線ができ、家々から発する光の点が陸地一面にちりばめられていた。光の点は駅の周辺で密集し、藤沢駅周辺の明かりはひときわ大きかった。
その光の一つ一つには「ダイダラ」人にとっても「スクナビ」人にとっても日常の営みがあった。
「みんな家に帰る時間だぞ」加藤中佐はつぶやいた。平凡な日常を嫌って海軍に入隊した加藤中佐であったが、平凡な日常が与えてくれる一種の安心感のようなものに惹かれてもいた。
夜間飛行で上空から家々の明かりを眺めるといつも思う。俺も平凡な安らぎのある生活をしてみたい。だが、そんな生活は1か月もすれば飽きてしまう自分の性格を知っていた。それに平凡な日常にだって不安や嫌なことが沢山あることも知っている。やっぱり俺の居場所は海軍にしかないよ。悪いな! 沙織。加藤中佐は心の中で妻に謝った。
”サンダウナー200”は江ノ島の上空を通過した。着陸の準備を始める時間がやってきた。
「さあ、そろそろ鎌倉だ。降下するぞ!」
「あっという間ですね! もう着いたんですか!」
加藤中佐は無線機を操作して鎌倉コロニーへの航空進入管制を管轄する「鎌倉アプローチ」を呼び出した。「鎌倉アプローチ サンダウナー200 インバンド 1-由比ガ浜!」(こちらサンダウナー200 鎌倉コロニー1階の由比ガ浜基地に着陸します)
「サンダウナー200 鎌倉アプローチ ウインド300 アット 20ノット ユーズ・ゲート1-E1」(こちら鎌倉アプローチ 風300度方向から20ノット 鎌倉コロニーへの進入口は1階東側の1番ゲートです)
北西風か。これ以上、風が強くなるとまずいな! 着陸進入に支障となる風ではなかったが、漠然とした不安が加藤中佐の脳裏をよぎった。北西風が厄介な事態を運んできそうだ……
そこまで考えた加藤中佐であったが、着陸寸前に別のことを考えていると、着陸に伴う危険な要素を見逃してしまう。すでに目の前には鎌倉コロニーの1-E1ゲートが迫っていた。意識を着陸に集中させた加藤中佐は慎重にゲートをくぐってコロニーに進入した。
コロニーの中は外と同じように暗かった。コロニー内の各フロアには、天井に照明設備が設置され人工太陽の役目を果たしている。
この照明設備は、日出没や月出没にあわせて輝度が調整されているため、夜間は減光されているのである。夜間に減光される理由は経費の削減が目的ではなく、「スクナビ」の体内時計を正常に保つためである。身体が小さくなっても生物としての営みは「ダイダラ」とまったく変わりがない。
その鎌倉コロニーの1階部分は、地上から15メートルの高さに設置されている。由比ガ浜に流れ込む滑川を海から500メートルほどさかのぼったところに位置するコロニーを高潮や津波から守るためである。このため、コロニー1階にある鎌倉港を出入りする船舶は滑川から船舶エレベータによって運ばれてくる。
海洋国家である星川合衆国にとって鎌倉港は太平洋側の要となる港である。鎌倉コロニー1階の半分を占める水面は水深が50センチメートルもあり、「スクナビ」最大のタンカーであっても水深を気にすることなく航行できた。
巨大な鎌倉港を出入りする船舶は非常に多く、これは夜間であっても減ることはなかった。今日も、真っ黒な水面を接岸場所に向かう船や、出港して船舶エレベータに向かう船が列をなして航行している。その水面上には、青や赤の光を灯した標識ブイが夜間航行に必要な目安として設置されていた。一直線に並んだ航行船舶のマスト灯と標識ブイのすぐ横の陸岸に加藤中佐が目指す由比ガ浜海軍航空基地があった。
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