その5

鈴川上流 伊勢原駅南約3キロメートル

星川合衆国海軍 VF-111(第111戦闘飛行隊)“サンダウナー205、208”


2機のF-14Dも鈴川が小田原厚木道路と交差する真っ暗な橋の下を通過した。

後席の石川少尉は現在の位置を確認して言った。「偵察開始点の方位290度0.5マイル(約1キロメートル)。そろそろだな」

「オーケー! 高度を上げる」F-14Dは緒方少尉がほんの少しパワーを出したたけで速やかに上昇を開始した。


彼らの乗るF-14D“ブロック3A”と呼ばれる機体は、これまでのF-14Dと共通する部品が3%しかないほど改良されている。「ダイダラ」世界でのF-14はF/A-18E・Fに道を譲って退役したが、星川海軍はF-14Dの後継機にF-14D“ブロック3A”を選んだ。アメリカ海軍がF-14を退役させた最大の理由は整備に多くの時間と費用がかかることであった。故障率が高く機体の信頼性が低いため運用コストが非常に高くつき、アメリカ海軍といえどもF-14の維持は困難であった。

星川海軍も同じ問題を抱えていたが、機体の信頼性を上げて最新のアビオニクスを搭載すればこれらの欠点を解消できると考えた。

AESA(アクティブ・フェイズド・アレイ・レーダー)やJHMCS2(統合ヘルメット装着式目標指定システム)など最新のアビオニクスを搭載し、炭素繊維を多用して軽量化と強靭化を達成した機体は戦闘能力と信頼性が飛躍的に向上した。また、操縦系統をFBW(フライ・バイ・ワイヤ)に変更することによって操縦油圧系統を全廃した。

このおかげでオイル漏れなどの故障もなくなり、機器の信頼性と被弾した時の抗たん性が向上した。

また、従来のF-14Dも運動性は高かったが、“ブロック3A”では機体重量の30%低減、TV(推力偏向)ノズルを装備した新型のF110エンジン、FBWと飛行制御コンピュータによって運動能力向上が図られ、格闘戦能力も向上した。


2機のF-14Dは軽々と水面から10メートルの高さまで上昇した。だが緒方少尉は高度を上げることによって視界は開けたが、敵からも丸見えになったと思うと急に無防備になった気がしてきた。そして後輩である関口少尉の”サンダウナー208”を守らなければならないという責任感、正体不明の敵に対する恐怖心、何か失敗をするのではないかという不安などが入り乱れ自信がなくなってきた。

「TARPS(F-14Dの胴体下に搭載した偵察ポッド)システム ノーマル。いい写真が撮れまっせ! こそこそ隠れている悪いやつらの正体をあばいてやろうぜ! なっ! 緒方!」石川少尉が自信に満ちた声で緒方少尉に話しかけた。

……そうさ、俺たちは世界一厳しい訓練を受け、世界一強いF-14Dに乗っているんだ!  俺は星川海軍の航空士官だ! 負けるわけにはいかない!

緒方少尉は親友、石川少尉の一言で自信を取り戻した。「よっしゃ! 一発ぶちかまそうぜ 石川!」

F-14D ”サンダウナー205”は偵察航程に入った。




鈴川と板戸川の合流点付近 伊勢原駅南約2.5キロメートル

香貫公国軍 R38基地


失意の前基地司令官を乗せた輸送機イリューシンIl-76M(KEITO(京浜条約機構)コードネーム:キャンディッド)”山鳥-574”のチョーク(車輪止め)が外されようとしていた。車輪部分には極地離着陸用の「そり」が付いているためチョークを外すのに少し手間取ったが、滑走路に向けて移動を開始した。

「滑走路といっても建物を南北に貫く廊下にセンターラインを引いただけのものだけどな」見送りをしていた新R38基地司令官・堀内少将は思った。

このイリューシンIl-76M ”山鳥-574”はR38基地に赴任する堀内少将をR38基地まで送り届けてきたばかりで、入れ替わりに前基地司令官を乗せて本国に引き返すのであった。司令官の交代式もなく、事務引継ぎなどもなかった。前司令官とは輸送機のタラップで挨拶を交わしただけであった。

堀内少将を出迎えたのは、荷物を受け取りにきた下士官兵一人であったため、堀内少将は見送りをする以外なにもできなかった。

「前司令官が本国に帰られますな」

堀内少将は、いつの間にか後ろにやって来た声の主の方を振り向いた。

声の主は敬礼をしながら言った。「政治部の高井大佐です。新司令官は、この難局を乗り切れる有能な方だと政治本部から連絡を受けております……あぁ……それと、作業を急いでおりますので前司令官の承諾を得て出迎えはいたしませんでした」

堀内少将は敬礼を返しながら、この政治将校を見つめた。前司令官は無精ひげをはやして皺だらけの戦闘服を着たまま飛行機に乗っていった。明らかに憔悴した前司令官に対し副司令官格の政治将校はすっきりした顔に皺一つない制服を着ていた。


政治将校とは香貫軍独自の制度で、永野公が党首を務める国民党の教義を広め思想統制を行うために配属されている将校のことである。制度上は最高参謀本部に属しているが、政治将校を統括する最高参謀本部政治部長は党の幹部が任命されているため、軍総司令官といえども指揮権がおよばない。

政治将校は、副指揮官に相当する将校として中隊以上の司令部に1名以上が配属されている。だが兵科に関する専門教育は十分ではなく、党の教義に対する理解度と政治的信頼性から任用されている。

独裁国家の首脳が軍の反逆を防止する手段としては有効なのかもしれないが弊害ばかりが目立つ制度である。

指揮官が現場の情勢に合わせて作戦を変更しようと思っても、政治的正当性や党の教義に反すると政治将校が主張すれば作戦の変更が困難になる。政治将校によって政治的信頼性がないと報告された将校は指揮権を剥奪され、場合によっては再教育センターに送られる可能性もある。中には作戦に介入して指揮系統を混乱させる政治将校もいる。だが、彼ら政治将校は政治的に信頼されているが故に香貫公国のエリート層を構成している。


堀内少将は今から指揮官の査察を受ける将校のように完璧な制服を着た政治将校・高井大佐を見ながら考えた。この男はいったいどんな将校なのだろう。何かといえば口を出すくせに、いざとなれば全ての責任を誰かに押し付けるような将校か? それとも言い訳だけは得意で今回も責任を免れた口先だけの将校か? いずれにしても信頼できる男ではないな……だが政治的には信頼されている。困ったものだ。 

とはいえ、まずは部下とR38基地を掌握しなければならない。それに……政治将校をうまく使いこなすことも香貫軍の将校に要求される能力だ。 よし! すぐにかかろう! 時間がない!

「よろしい。危機的な状況で出迎えなど不要だ。ところで君はこの基地に来てどれくらい経つのかね?」堀内少将は偽りの微笑で高井大佐に話しかけた。

「基地開設の第1陣でやって来ましたから約2か月半になります……なぜそのようなことを聞かれるのですか?」

「君の制服があまりにも完璧だから聞いただけだ」

「党の教義を広める将校として部下の見本になるような服装をしなければなりません」

「りっぱな心がけだな……では、私はこの基地を掌握しなければならない。基地内を見回りたいのだが副司令官を呼んでもらえないかな」

「私がご案内いたします。そのためにやって来ました」

この男は、何か隠している。こんな小さな基地で隠し事などできないのもわからんのか……まぁいい。基地を掌握することが先だ。本当と嘘は見ればわかる。私もデスクワークだけで少将になったわけではない。


堀内少将は戦略ロケット軍生え抜きの将校ではない。もともとは陸軍砲兵隊の将校であった。

堀内少将は高等軍事諸兵科共通指揮学校(他国の士官学校に相当)を卒業後、新任の少尉として第9親衛砲兵旅団を皮切りに砲兵将校としての経歴を歩んできた。

だが、堀内少将は最初から砲兵になるつもりはなかった。共通指揮学校入校当初は陸戦の花形である戦車兵を希望していたのである。ところが2年生に進学する時に決定された配属兵科は希望に反して砲兵であった。

香貫陸軍は伝統的に砲兵部隊を重視していることは知っていたが、「安全な後方から弾を撃つだけじゃないか! 何で俺が!」と考え不満を感じていた。

そんな堀内候補生は砲兵部隊の機動演習を見学して考えを改めた。当時最新鋭の152mm自走砲「SO-152」1個中隊が射場に展開して素早く射撃陣地を構築し、すぐさま射撃を開始して射撃終了後速やかに撤収してゆく。綿密な事前計画と迅速な行動。複雑な弾道計算。敵が発射地点を特定して反撃してくる前に撤収する。

そして、なによりも152mm砲による一斉射撃の迫力。それは香貫陸軍の力を象徴するものであった。堀内候補生はすぐに砲兵の虜になった。

卒業以来、砲兵部隊勤務を続けた堀内大尉は中隊長に昇進した。大隊参謀や同僚の中隊長と弾道学を議論し、部下と苦楽を共にする生活が好きであった。永遠に砲兵中隊の指揮官を続けたいとも思った。

ちょうどこの時期、星川軍との間で大規模な戦闘が発生した。90日戦争である。この戦闘で堀内大尉は必要な時に正確な砲撃支援をしてくれる砲兵中隊指揮官との評価を得た。

少しは長く中隊長をできるかなと思っていた矢先、実戦経験を持つ指揮官の不足に悩んでいた戦略ロケット軍から移籍の誘いがあった。堀内大尉は考えた末に移籍を決断した。考えようによっては弾道ミサイルも弾道学の範ちゅうだし、目標の射程圏内に移動して発射する手順は砲兵部隊と一緒だ。戦略ロケット軍は司令部でのデスクワークよりもミサイル部隊での指揮官勤務を優先するとも約束してくれた。

それに、なかなかできなかった子供が、待望の娘が誕生したばかりであった。砲兵部隊は野戦部隊だけに家に帰れる日は年に半分もない。戦略ロケット部隊なら今よりも家に帰れる日が増える。娘と妻と一緒に過ごせる時間が増える。娘の成長を途切れることなく見守ることができる。あれほど好きであった砲兵部隊を去ることに心残りはあったが、後悔はしていない。戦略ロケット軍もやりがいのある軍であった。


「じゃあ、案内をお願いしよう!」

高井大佐は得意気に話し始めた。「この建物はダイダラの会社が事務所で使っていたものです。

建物内部の西側には建物を南北に貫く廊下があって、そこを滑走路と駐機場、管制塔、居住区、TEL(弾道ミサイル輸送起立発射機)駐車場などに使っています。廊下の両端は外の階段につながっていたのですがドアと階段は撤去してあります。両側の出入口のドアを撤去することで廊下を滑走路として使えるようになったというわけです。

廊下の東側には北と南に部屋があります。この出入口のドアも撤去してありますが廊下と部屋の間には敷居があって行き来を邪魔しています」

「うん。それは見ればわかる。それよりも核弾頭の保管はどうなっている?」

高井大佐は話を中断されて一瞬不愉快な表情を見せたが説明を続けた。

「ミサイルの発射場所と関連の施設は南側の部屋に集中して建設中です。ただ核弾頭の保管格納庫だけは急ピッチで建設しました。格納庫は完成して、今、核弾頭を格納庫に搬入中だと思います。副司令官が搬入作業の監督をしています」

「TELも南側の部屋に移動させるのだろ」

「はい。来週にも移動できると思います。今、工兵隊が敷居をまたぐスロープを作っておりますので……建設中のスロープの向こう側に仮設のスロープはありますが勾配が急で建設作業用の車両しか通行できません」

「短期間で、よくここまで出来上がったな」

「もちろんです」高井大佐は、さも自分がやったことのように胸を張った。

まぁ、ここは政治将校に花を持たせておくか。だが、堀内少将は最大の懸念を口にした。

「ただ、ここの防衛態勢は万全ではないな」

「そんなことはありません。2個小隊、6両の9K35のほかに滑走路の両側に対空機関砲を配置しています」

「基地の秘匿に成功していれば、それで十分だっただろう。星川は遅かれ早かれこの基地の存在を知ることになる。ここに核ミサイルがあると知れば大規模な兵力で攻めてくるぞ。そうなってからでは遅い」

「ですが、これ以上の増員となると受け入れ態勢が整いません」

「ならば受け入れ態勢を整えようではないか。ここまでやれたのだ。できないわけないだろ?」

「どのくらい増強されるお考えですか?」

「歩兵1個大隊。これに対空ミサイルと戦車で増強する」

「規模が大きすぎます。党の教義では、必要以上の兵力投入は厳に慎むべきとされています。教義に反します」

「今は第51親衛ロケット師団の警備中隊だけがここの陸上兵力だ。星川が攻めてくるとすれば1個大隊以上の兵力で攻めてくるだろう。歩兵1個大隊程度の増強でも少ない。党の教義には反しない!」

「そうですか……大隊なら指揮官は中佐ですね」

「そうなるだろうな……それがどうかしたのか?」

「いえ! 何でもありません。では管制塔にご案内します。管制塔からは上空の監視カメラを見ることができます。防空指令所もそこにあります」

なぜ兵力増強に反対する? なぜ指揮官の階級を気にする? 堀内少将は高井大佐に対する疑念が深まった。だが防空指令所の状況が気になったため、あえて追求はしなかった。

「では行こうか」

二人は管制塔に向かって歩き出した。彼らの歩く廊下の床にはタイルが貼られている。「スクナビ」にとってこのタイル1枚はサッカーのピッチ1面以上の大きさがある。ダイダラ人がタイルとタイルをしっかり合わせて貼ったつもりでも「スクナビ」にとってはタイルのつなぎ目に大きな溝ができる。しかも使い古されたタイルは、所々タイルの端が上にそっている。二人は、つなぎ目の溝が補修された場所を通って管制塔に向かった。


堀内少将は歩きながら考えた。滑走路や車両通行帯にはタイルのつなぎ目を補修した形跡はあるが、これでは戦闘機の離着陸は無理だ。足が頑丈なMiG27やMiG29でも無理だ。かろうじて離着陸できるのは複数の車輪に「そり」を装着した輸送機だけだ。立体的な防御態勢を確立するためには戦闘機の配備が不可欠だが、そのためには滑走路の補修も急がねばならない。工兵隊の増強も必要だろう。

この基地は単なるミサイル発射基地ではない。「死のトライアングル」の中心に位置する基地だ。星川への侵攻拠点となる重要な基地だ。日本国の法律や「スクナビ」の条約を無視してまで「ダイダラ」の建物に作った極秘の基地を不用意な攻撃で発見されようとしている。たまたま基地近傍を飛行しただけの星川軍機を撃墜しなければ星川軍はこの周辺に関心を持たなかっただろう。だが今ではもう遅い。ならば星川軍を撃退するまでだ。

堀内少将が考えている間に二人は管制塔に到着した。管制塔は北の部屋と南の部屋を隔てる壁の廊下側30センチメートルの高さに取り付けられた狭い場所であった。そこには管制官二人と防空指揮官、機器オペレータの4人が直立不動で堀内少将の到着を待っていた。

4人の中で最先任の防空指揮官・林少佐が堀内少将に歩み寄った。

「ようこそお越しいただきました。防空指揮官、林少佐です」林少佐は後の3人を紹介して、堀内少将と高井大佐に椅子を勧めた。

「いや、けっこう。作業を再開してくれ」と、堀内少将

管制塔からは廊下全体が見渡せる。廊下の南側では”山鳥-574”が北側に向きを変え、間もなく離陸準備が整うところであった。この状況を見た管制官の一人が大きな指向性ライトを取り出して緑色の光を”山鳥-574”に向けて照射した。

「無線封止の状態なので指向性ライトで航空機に指示を出しています。緑色の光は離陸許可の信号です」管制官の一人が説明した。

「ただ、ここからですと外にいる飛行機からは見えないので、両側の出入り口にも指示用ライトが設置されています」林少佐が補足した。

「対空監視はどうなっている?」堀内少将が聞いた。

林少佐は1台のモニター前に移動して説明を始めた。「3台の赤外線捜索追跡装置付きのカメラを屋根に設置しています。その画像はリアルタイムで管制塔まで送られてきます。その画像をコンピュータ解析して航空機やミサイルらしき目標が探知された場合は、その方位を通知してきます。探知された目標には自動的に望遠カメラが向いて識別を可能にします。その画像は、これで見ることができます」林少佐は1台のモニターを指した。

ちょうどこのとき、廊下の南側から”山鳥-574”に装備された4発のソロヴィヨーフD-30エンジン独特の轟音が聞こえてきた。


“山鳥-574”の機内では、フライトエンジニアが離陸出力となったエンジン計器の指示を確認して機長根本大尉に報告した。「エンジン・ノーマル」

根本大尉はうなずきながら自分でもエンジン計器の指示を確認して、静かにブレーキを踏む足の力をゆるめた。強力なソロヴィヨーフD-30エンジンの力によって”山鳥-574”はみるみる加速した。

車輪がタイルの継ぎ目を通過するたびに「そり」がタイルと擦れ合って衝撃がコックピットにまで伝わってくる。「このくらいの衝撃なら、まだまだ大丈夫」根本大尉は、そう判断した。

「V1!(離陸の中止操作を開始できる速度限界)」副操縦士は速度計を見ながら報告した。

“山鳥-574”の加速は続く。速度が増えるにしたがって衝撃がくる間隔が短くなってくる。

「VR!(機首を上げ始める速度)」副操縦士の報告を聞いた根本大尉はすぐさま操縦桿を手前に引いて機首を上げた。それは、できるだけ早くタイルの滑走路から離れたいという離陸であった。

主車輪もタイルの滑走路を離れた。車輪を壊す心配はなくなったが、根本大尉は緊張を解かなかった。間もなく建物の外に出る。建物の出入り口付近は気流が乱れやすく、建物を出た瞬間、風の向きが急変することがあり危険だからである。

だからといって屋根の上に滑走路を作っても、風が滑走路と平行に吹くわけではない。「ダイダラ」にとっては少し強いと思う風でも、その風が滑走路の横から吹いていると「スクナビ」の飛行機は横風制限を越えてしまい離着陸ができない。

滑走路はこのような理由から多くの場合建物内に設置される。だが、この基地のように滑走路が短く、十分な速度を得る前に出入り口に達してしまう飛行場も危険である。

とはいえ、今日は風も弱く、乱気流はなかった。

前司令官を乗せたIl-76M ”山鳥-574”は本国に向けて飛び立った。

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