主人公カズの方針とプロフィール【一部読破後の設定ネタバレ】

○活動方針

転生前の約束としてアズキとハジメの三人とはなるべく一緒に活動をしてゆく予定。他の仲間はそれぞれの目的のためにしばらくは疎遠となるが、交流だけは継続して後にチームとして再結成する可能性を残している。


アズキとの共通目的である【愛の契り】を獲得して恩恵を最大解放まで到達させることが一番の目的。ひとまずの到達点まで行くには報酬が沢山必要でもあり、短期間での獲得を目指すとなると難度の高いクエストを攻略してゆく必要があるために、死のリスクをアズキと相談しながら活動してゆくことにしている。とりあえず転生直後は様子見から始めてゆき、慣れたら竜種討伐のような難関にも参加を考えている。能力のおかげで武具はほとんど必要もなく、直接試練に出向き報酬で装備を整える必要もなく、また商いなどから仕入れる必要もないために、そのための時間が割かれる必要がないのは利点となる。しかし純粋な地力ばかりで活動するのなら、実力が足りなかったり環境が合わないと苦戦もあるために、そこの見極めも含めて慎重に戦略を考えてゆく必要性がある。


最終的にはハジメからの提案を受け入れてギルドを立ち上げる構成員とはなる予定。ただしギルドマスターになるかはまだ決めていない。まだ駆け出しの冒険者であるために、ギルドの方針やルールは定まっておらず、それをこれからの冒険者生活から導き出してゆくつもりでもある。


生きる目的はアズキへの愛を捧げる自由以外には特になく、あとは絆を深めた仲間との交流のために活動をするくらい。いまのところはその二つの要素くらいしか目的はなく、十分に幸せと楽しさを見出せそうでもあるので増やす必要性も考えてもいない。


○事前報酬

転生する段階で知ったのが最終試験では翼竜の討伐が大きく貢献していて、その後一時期は呪いで縛られて活躍があまり見込めずにいたが蓄積していた成果もあり乗り越えてゆき、そうして最後の雷竜の討伐で見せた成果が高く、結果的に試験の合格の際には他よりも多くの報酬を得ていて事前の準備にも戦略の幅が広がることになっている。


神から授かった呪具は今後も必要になるかもしれないので回収させずに対価と交換して引き取っている。その他アズキとの思い入れのある品も所持して転生した。




【プロフィール・設定】


○年齢(冒険者は見た目上の年齢)

少年少女時13歳→青年時18歳

能力を使えば自分のチカラだけで即時に姿を変えられる。基本的には青年の姿で活動する。


○性別

男性ながらこちらも能力で性転換が可能。基本的に男性として活動をする。


○体格

身長152→168。恋人の意向次第では調整するが、体格を活かしたいので今後も伸ばす予定もあり。


○見た目

銀髪に紅い瞳を持つ。体格は種族の能力で調整できるが主に筋肉質な身体を形成している。


男性:灰色の銀髪マッシュヘア。男にしては長髪。


少年:つり目なので仏頂面だと生意気に見えてしまう。身長は同年代の少女よりは低め。


青年:アズキに合わせて170は超えないように調整している。ただし体型はさらに筋肉質になり『ある部位』だけ最大級に盛って恋人を狼狽えさせた。少年時の丸っこい輪郭はなくなり縦長のスタイリッシュな美男児。


女性:白く明るくなった銀髪。ポニーテールが似合うくらいには髪も伸びている。男性時よりは控えめだがそれでも女性としたら筋肉質な方である。ただし柔らかいところはしっかりとプニプニ。恋人が羨ましがるくらいにはバストは大きい。


○性格

基本的に雑踏を外野から有意義に眺めている性格であり、プライベートは静かな時間を好む年配者のような趣味を持つ。照れ隠しで不器用であったりぶっきらぼうであったりするが、お人好しすぎる性格をしていて努力をしている者であれば手助けしようとする優しい性格でもある。ただし精神年齢も高く冷静に物事を判断できもするので、誰彼構わず関わることはせずにきちんと責任を持てる範囲で関わろうとする。しかし大切なものと判断したことに限りは熱くなってしまい、冷静さを失う場面も多々見受けられる。


一度固く決意すると強い意思で貫こうとするために、恋人に秘密で別の女性の望みを聞き入れてしまう厄介な性格もしている。ただし基本的には一途に一人の女性を愛そうとする。それが時には暴走してエロ魔人へと変貌する。


○個性

吸血鬼。原始回帰の素質あり。幻想種。

身体的強度に恵まれて、さらに強力な能力も複数有する。その反面バランスを保つ意味の呪いがより強力に働くことがある。


○能力

加護はこれから取得してゆくためにゼロからのスタート。


【身体変化】

神のチカラを授からずとも身体の成長を変化させたり、性別を変えたりできてしまう。ただし基本的には魔力を消費するために無限にはできない。効果範囲は可能性がある範囲での限界までであり、ニメートルを超える身長すら可能。性転換は身体の強化や変化と少し違い、個の完成系として得られたチカラでもある。吸血鬼として血が濃く、さらにそれを極めてきたからこそ得てしまった副産物としての能力。原始回帰しやすい種族だと性転換に目覚めやすくなる。


【魔眼A  蠱惑の瞳】

吸血鬼に多く発現しやすいのが魔眼であるが、種族の血が濃くても必ず発現するわけではないだめに個のスキルではある。


精神干渉系の上位能力。意識を奪う混乱魔法や睡眠魔法など精神侵害系統全般が無効。ただしその他全身に強く影響を与える毒物などには耐性はない。攻撃面では補足範囲は狭くて視認できても複数同時には難しい。


種族性別問わず対象を魅了させる力がある。力を解放すれば神や幻想種以下のモノならば自らの優位に事が運びやすく導ける。ただしあくまで冒険者のルールの範囲内であることは変わらず使い勝手は悪い。魔眼同士がかち合うと互いに効果を打ち消し合う。そのため専ら防御面に効果を期待している。相手が歩み寄れるような交渉ごとになると期待できる能力でもあるために商いなどには便利。使う必要もないが理性の狭間で迷うアズキにおねだりを沢山聞いてもらうことが簡単にできてしまう。


呪い:最愛のヒトを必ず殺す。

慈しみ合うと一定の確率でパートナーを死に追いやる。抱きしめあうくらいなら大丈夫だが口付けになると危うくなり、性交渉だとほぼ確実に行為後には息の根を止める。まさに一夜だけの物語となってしまう。本来これを冒険者が持ち合わせていれば直前に自身が死んでしまい、未遂に終わったパートナーは死を回避できる。アズキが呪術師の適正を見つけ出して極めたことにより、この呪いは後に解呪されている。


○吸血鬼のスキル

強弱はあれど吸血鬼であれば誰しもが発現する可能性があるチカラ。


【飛行能力B】

能力を使い大地から離れると風力や重量や空気摩擦などといった自身が行動する上で妨げになるであろう影響を、魔力消費をほぼ必要とすることなく、限りなく自身の都合のよいものに書き換えられるので飛行が自由にできる。ただし異世界元の呪いだけは対象外であり、空を飛行することに制限がある世界においては宝の持ち腐れとなってしまう。特別な環境だとさらに大地へと放つ攻撃にチカラが上乗せできもして、それを他者にも与えることができる。しかし現状では一人くらいしか抱えて飛べず、能力がさらに覚醒すれば二人以上も可能になるかもしれない。今のところはその見込みもあり、もう一つくらいなら覚醒が見込める希望がある。


【身体強度A】

身体変化のチカラがさらに強化されたスキル。竜種や幽霊を除いた種族で持ち得る最高の護りのチカラ。ルールを無視して物理的ダメージを抑える。


呪い:痛みや苦しみが倍増する。加護によって軽減できる。


【不死なる者S】

首から上が現存していれば魔力を消費して完全再生できる。頭部もある程度の欠損なら再生可能。雷竜との死闘でさらにSランクにまで目覚めて全異世界共通で他者の呪いさえ跳ね除けて制限なく能力が発揮できる。竜種の呪いをも対抗できるようになった。しかし世界の呪いにはまだ対抗できないために、チカラの発現を制限された環境だと能力が制限されてしまう。


呪い:自らの能力以外での身体的回復効果は一切受け付けない。おまけに燃費がすこぶる悪い。


【愛しきモノ 吸血鬼】

所持者が吸血鬼なら吸血した対象の同意があればその者の種族に吸血鬼を混血させる友愛スキル。原始回帰した亞人が他種族との子孫を残す手段は神の加護がない場合は同じ血を持たないかぎり、子を成すことは不可能とされる。基本的に冒険者たちが持てる能力は強制力をもたないところまで。それ以上となると強制力がつき絶対的な支配にもなり得る。


呪い:魔力の回復が遅くなる代わりに吸血することで魔力の回復ができるようになる。そのため定期的な吸血を余儀なくされてしまう。



○戦闘

主に身体的優位を生かした肉薄戦を得意とする。攻撃に使う魔法も苦手ではないが、それ以上に種族の個性を前面に出した戦い方が一番効率的なために基本的にそちらは補足程度に習得して、旅に生活に便利となる魔法を今後は習得してゆくつもりである。見習い時代は種族のチカラの覚醒と制御に明け暮れたために、まだ魔法面では半人前でもある。


空を飛ぶことに制限がないと飛翔能力を使い大きな利点を得られる。さらに特別な環境だとチカラも上乗せできるために強大なチカラを獲得することも可能とする。


○恋愛

カズ←アズキ → カズ×アズキ

同年齢くらいの少女であるアズキには初対面から可愛らしいという好印象を抱いており、そんな彼女からのアプローチを受けて恋をする事になる。恋を自覚してからは一途であり、さらにアズキの死をきっかけにそれが深愛へと変わり、告白の時には添い遂げることを約束するまでとなる。恋人の年齢はさほど気にしていないようで、むしろ色欲の世界に連れ込もうとしているかのように一度肌を重ね合わせると少女としたら濃厚すぎる行為を繰り返す変態紳士な悪いオトナとなってしまう。


深く関わりすぎると頼みを断れないお人好しでもあり、ツバキとは一度それで肉体的な関係を持ちアズキに秘密としている。パートナーとなる約束をしっかりとしてからは、不貞行為はしないと決めてはいるが・・・

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